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Last-modified: 2019-08-28 (水) 15:06:19

居間

 

スラシル「はぁ~……エフラム、膝枕して」
エフラム「いきなりだな」
スラシル「ふふ……いいじゃない。それともダメなの?」
エフラム「駄目とは言ってないぞ。今は用事もないからな」
スラシル「それじゃ遠慮なく」

 

エフラム「……そういえば前にファが聞いていたが、なぜ仮面をしていたんだ?」
スラシル「隠すほどの理由じゃないわよ。だって、顔を隠さなきゃすぐに私だってバレちゃうじゃない。
     エフラムの驚く顔が見たかったんだもの」
エフラム「そういうことか、流石に気付けなかった。俺もまだまだだな」
スラシル「大学だって通ったわよ。勉強は億劫だったけど、先生は選り取り見取りだったし。
     一生分頑張ったから、今はこうしてエフラムとイチャイチャするのよ」
エフラム「兄上達に教わっても、そういうところは相変わらずだな」
スラシル「それが私だもの。
     それに、こういう性格だからエフラムに会えたんじゃない?」
エフラム「……そうだな。
     改めて、俺もお前に会えて良かったよ。スラシル……いや、ヴェロニカ」

 

スラシル「はあ…やっぱりエフラムの膝枕は至福だわ」
エフラム「そんなに良いか?」
スラシル「愛する旦那様とだもの、良いに決まってるでしょ」
エフラム「あ、ああ…ずいぶん直球で言うんだな」
スラシル「子供の頃は意地とか照れとかあったけど…言った方がいいって分かったの。あの子が言わないから言ってあげる。大好き、愛してる」
エフラム「…ああ、俺もだ」
スラシル「ふふ…」
エフラム「しかし…あのヴェロニカが将来的に自分から勉強したり精神的に成長するようになるとは…」
スラシル「まあ周りがしつこく面倒を見てくれたからってのもあるけど…ところで、成長したのは精神だけじゃないわよ…さっきから見下ろしてるでしょ?私の胸…」
エフラム「わ、悪い…その…あまりにも成長しているものだから…つい」
スラシル「別にいい…ね、触って?」
エフラム「触ってもいい、じゃないんだな」
スラシル「うん、触って…あ…ん…」
エフラム「…弱いところは変わらないな」
スラシル「くうぅ…相変わらず揉むの上手すぎ…でも私も成長してるんだからね、膝枕だからこうしてちょっと体の向きを変えて…えい」
エフラム「く…それは…!?」
スラシル「はあ…いつ見ても逞しすぎ…んっ…」
エフラム「…ぅ…っ」
スラシル「ちゅ…あむ…んん…む…」
エフラム「…っ…ヴェロニカ…っ!」
スラシル「んっんっ…っ!…ん…んく…ふぅ…どう?良かったでしょ?」
エフラム「あ、ああ…こんなに上手く…」
スラシル「エフラムが喜んでくれると私も嬉しいから、頑張って上手くなったのよ。愛する旦那のためだもの」
エフラム「そ、そうか…改めて言われるとやはり気恥ずかしいな」
スラシル「ふふ…次は胸も一緒に使ってあげる…あむ…」

 

ヴェロニカ「もう一人の自分がやけに成長している件なんだけど」
サラ「むしろいい目標じゃないの」