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Last-modified: 2020-03-15 (日) 23:22:54

サラ「おまたせ、待った? 第21回サランン・レィディオー」
ンン「何で前回から間が空いたのか、分かる人には分かりますですね」
サラ「兄弟家及び婿嫁で雪山人狼ネタとかどうかしら?」
ンン「何人いると思っているのです」
サラ「Tikiって実質Vtuberなのでは?」
ンン「ウタロイドです」
サラ「つれないわね……」
ンン「はい。それでは早速、お便りコーナーです」

 
 

サラ「また私をほったらかしにして……まぁ良いわ。
   1通目、ラジオネーム『カレー屋マラドはマレハウトの頂上で皆様をお待ちしています。』さんから」

 

『20回おめでとうございます。落石の音聞きながら流れるラジオは乙なものです。
 …聞いててびっくりしたんですが。私が神将さんの妻になってたかもってマジですか。
 ……もしそうなってたらどうなってたのかしら…?』

 

ンン「どうなっていたと思いますです?」
サラ「そうねぇ……前提として、神将な義兄様が4年間神将化せず独身のままだった、と考えると……」
ンン「ふむふむ」
サラ「……大量の食材や生活物資の輸送を、それまで自力か業者頼りだったところを、店に来るついでだ、と担いで登山してくれる義兄様。
   しばらく仕事で来られなくなるから、と大型のプレハブ冷蔵庫を格安で建ててくれる義兄様。
   常連客は、誰も彼も、義兄様かその知り合いの口コミ。
   『……もしも、この人がいなかったら……』
   ふと、そんなことを考えて、すぐに、もしそうなっていたら、とっくに店を畳んでいた、と苦笑する。
   この人がいなかったら、この店は成り立っていなかった。
   彼がいなかったら、自分はきっと、今の自分ではなかった。
   そう思う度に、店にとっても自分にとっても、なくてはならない人だ、と降り積もっていく実感。
   積み上がっていく想い。
   自分と彼は、単なる、店主と客。
   勇気を振り絞って、ハート型のカレーを出してみても、気付いてすらもらえなかった。
   だけど、本当に……本当に、このままで良いのだろうか。
   今の、適度な距離感の、心地好い関係で、満足なのか。
   降り積もり、積み上がり、遂に、感情は決壊する。
   ……って感じで、カレー屋さんからの逆プロポーズでフィニッシュでしょうね。
   義兄様で1人目成立させるには、フラグクラッシュ突破の逆プロポーズ以外に思い浮かばないわ(長姉な義姉様を除いて)」
ンン「短編が1本仕上がりましたですよ」
サラ「…………これのカレー屋さん視点ネタ書き終えた瞬間に、間違えて消した名残よ」
ンン「バカなのです?」
サラ「ぶっちゃけ、今回遅れた理由の半分近くは、データ復元できずに数日虚無ってたせい」
ンン「バカなのですね」
サラ「ちなみに、ハート型カレーライスは、過去ネタ参照」
ンン「どれです?」
サラ「探し直すのしんどいから、各自で見つけて」
ンン「ぶん投げここに極まったのです」

 

サラ「はーい2通目ー」
ンン「ラジオネーム『ガルグ=マクも早く開校3000周年迎えたいものですわね』さんです」

 

『お母様の可愛さは世界の宝、萌えます抱っこしたくなります。それでいて甘えたくなっちゃう母性。
 私も思わず子供のように…(以下、数百枚にわたって延々とソティスを称え、萌え、熱く語っているが中略)
 …そんな素晴らしいお母様の講義を少しでも多くの人に聞いていただきたいと思い、特別講義という形で学園外部の方も受講できるようにしようと思うのですが、
 セテスが反対をするのです。「外部の人を呼ぶと不審者や葉っぱが紛れ込むかもしれない不安がある」と言って…
 それも一理あります。どうしたら良いと思いますか?』

 

サラ「そんなあなたにFETV教育番組枠。今ならロプト芸能事務所とのタレント契約もついてくるわ」
ンン「ちゃっかり何をしていますですか」
サラ「たとえオーディションネタ書かれなくても、人員増強に抜かりはないのよ。たとえ書いてもらえなくても!」
ンン「だから、催促するんじゃありませんですって!」
サラ「この人オーディション受けそう、ってネタ振りされるだけでも、勝手に開催するわよ私は!」
ンン「ことあるごとに催促ですか!?」
サラ「ネタ、フエル。ワタシ、シアワセ。アナタモ、シアワセ。ミンナ、ハッピー」
ンン「今さら妙なキャラ付け増やすんじゃありませんです!」
サラ「そういえば、この大量のマザコン論文だけど」
ンン「またしても妙な造語を……」
サラ「学術的な価値が、ヤバいわ」
ンン「そうなのです?」
サラ「他地区からじゃロプト教団情報部でも噂レベルでしか拾えなかった情報の山」
ンン「むしろ、そんな内部事情を噂程度なら集められるって何なのです……」
サラ「いっそのこと出版しない? ベルのおかげでノウハウはあるから、他所に持ち込んだり自費出版したりより、早く安くできるわよ?」
ンン「こうして、また事業拡大していくのですね……」
サラ「あと、実名伏せ忘れてごめんなさい」
ンン「…………あ」
サラ「忘れたっていうか、適当な書き換えが思い浮かばなかったからスルーしたんだけど」
ンン「面倒臭がっただけなのです!?」

 

サラ「3通目ー、ラジオネーム『ろくでなしの兄に悩む妹』さんからー」
ンン「名前から苦労が滲み出していますです……」

 

『メタですが該当のレスを(筆者が)見てきたのですが私も文字化けながら候補だったんですね。
 いえ、好感のもてる男性だし悪い気持ちは全くありませんが。ですがそうなったらあのダメ兄がどうなってしまうかという心配が……』

 

サラ「他にも、飛竜宅配便のところの人も入っていたわね」
ンン「流星軒の人もいますですね……なんでです?」
サラ「多分、ノリと勢い」
ンン「それ言っとけば良いと思っていますですね!?」
サラ「確かめようもないし。もし違ったら謝るから、ミルラ回以下略」ババンババンバンバン
ンン「とうとう催促まで雑に……」
サラ「カレー屋さんと『悩む妹』さんと飛竜便娘さん、同じ地区なんだし、会話ネタ行けそうよね?」
ンン「自分で書け、って言われますですよ」
サラ「愚痴り合い井戸端会議みたいなのしか浮かばない」
ンン「……みなさん、苦労されているのです……」
サラ「ダメ兄については……ギャンブルに拒絶反応が出るように、脳ミソこねる?」
ンン「えげつない上に実現できる提案をするんじゃありませんです」
サラ「大丈夫よ。『兄弟家に関連する事柄を認識した瞬間に恐慌状態になって逃げ出す』術式は完成しているから、少し変えればすぐ組めるわ」
ンン「……身内をまた入院させた連中に、私も思うところがないと言えば嘘になりますですが……」
サラ「そうね。模倣犯になろうとも考えられないくらい、ちゃんと仕上げないとね」
ンン「いよいよデウス・エクス・マキナじみてきたのです……」
サラ「神が複数いる紋章町で『機械仕掛けの神』呼ばわりとかウケるー」
ンン「本人が自力で頑張るうちは、横槍入れるんじゃないですよ」
サラ「もちろんもちろんわかってるってば」
ンン「棒読みなのです」

 
 

サラ「今回の放送は以上!」
ンン「最近、ツッコミする気にもなれないくらいメタだらけです……」
サラ「ふっ……良いのかしら? あなたがツッコミ放棄したら、私はツッコミせざるを得ないくらい暴れるわよ?」
ンン「ロクデナシ!」
サラ「またのお便り待ってるわ! ばいばーい!」
ンン「逃げるんじゃーーああ、もう! ばいばいなのです!」