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Last-modified: 2020-02-03 (月) 23:05:29

サラ「いつの間にやらここまで来たわ!
   記念すべき第10回! サランン・レィディオー!」
ンン「よくもまぁ、こんな行き当たりばったりで気分次第な番組が、これまで続いたのです」
サラ「お便りが来なくなったら番組終了するつもりだったのにねー」
ンン「おかげさまではありますですが、その分、私がサラに振り回される回数も増えたのです……微妙な気分なのです……」
サラ「構ってもらえて嬉しいくせに」
ンン「嬉しくありませんですよ!」
サラ「さて、ロリ巨乳ツンデレは置いといて、お便りコーナー行きましょ!」
ンン「余計なあだ名を付けるんじゃないのです!」

 
 

サラ「1通目のお便りは、ラジオネーム『星君主、あくまで僕は星君主』さんからー」
ンン「……あ、ラジオネームが五七五なのです」
サラ「季語がないから川柳かしら?」
ンン「そういう話は、ミタマに聞いた方が良いのです。
   それより、お便り紹介しますですよ」

 

『僕の称号が最近勝手に書き換わってる。納得がいかない。
 お嫁さんには控えめな娘もいるし、僕がまるでおっぱいマニアみたいな印象を抱かせるあだ名って風評被害じゃないかな。
 それはそれとしていつも番組楽しませてもらってるよ。マリ…天使のような尻の妹と仲良くしてくれてありがとうね』

 

サラ「ついに夫からも『尻』と呼ばれる『天使のような妹』さん」
ンン「明らかにサラのせいなのです」
サラ「尻妹さんのお尻を世界で1番隅々まで理解しているのは星君主さんなんだから、避けられない運命だったのよ、きっと」
ンン「そんなことに運命なんて言葉使うんじゃありませんです」
サラ「お尻を隅々まで、って、生々しいわね」
ンン「やかましいのです!」
サラ「それでは、お便りに回答するわ!」
ンン「最初からそうするのですよ……」
サラ「星君主さん。あなたがおっぱい星人扱いされるのって、最近どころか、かなり前からじゃない?」
ンン「第1球から暴投なのです!?」
サラ「試しに『おっぱい星人』で単語検索したら、星君主さんがそう呼ばれたのは、38-181が初めだったわ。
   当時は誤解(?)だったけれど、予想以上に長い歴史ね」
ンン「わざわざ何を調べていますですか!」
サラ「つまり! 順序が逆なのよ!
   星君主がおっぱい星人になったのではなく! おっぱい星人が星君主になったことで、お尻も貧乳も愛せるようになったということ!」
ンン「女の子がそんな言葉を連呼するんじゃありませんですよ!」
サラ「ンンから女の子扱いされると、何かドキッとするわね」
ンン「訳が分からないのです……」
サラ「話を戻すわ。認めなさい、あなたはおっぱい星人、おっぱい星の君主よ。
   その上で、貧乳を育てることも、お尻をマリアることも愛していると叫びなさい。
   あなたはおっぱいを愛しているけれど、おっぱいしか愛せない男ではないのだから」
ンン「だから……連呼するんじゃありませんです……。
   あと、友達の名前を隠語みたいに使うの、いい加減やめるのです……」

 

サラ「2通目のお便りは、ラジオネーム『あおきりゅう』さん!」

 

『俺は学校で登山部に入ってるだけどよ
 とある兄弟の弟と同じように、海外に挑戦してみたいけど
 何かアドバイスないか』

 

サラ「山の話を聞いていたら、マレハウトのカレー屋さんに行きたくなったわ」
ンン「アイクさんが言っていた、より険しい獣道ルートにも挑戦してみたいのです」
サラ「私、自力で歩いたら間違いなく死ぬわよ。おぶって」
ンン「……多少重りを乗せた方が、訓練になりますですかね……」
サラ「重くないわよ失礼ね!!」
ンン「言いながら、しがみつくんじゃありませんです!」
サラ「相変わらず体幹ぶれないわね……今日はこのままぶら下がっていようかしら」
ンン「邪魔なのです!」
サラ「腕が疲れたから下りるわ」
ンン「この自由人!」
サラ「それで……えーと………………あ、海外の山の話だったわね」
ンン「ようやくお便りに答える気になりましたですか……」
サラ「私、紋章町以外、知らない」
ンン「旅の空の緑風さんの時と同じ回答なのです」
サラ「別に、町の外とか異界とか調べてみても良いんだけど、問題があるのよね」
ンン「何なのですか?」
サラ「元ネタ知らない人からの便乗ネタが貰えない」
ンン「メタァッ!?」
サラ「お便りはもちろん、便乗ありきで成り立っているもの、この番組。如何に乗りたいと思わせられるかが命よ。
   まさか、授業の参考にしてもらえるとは思わなかったけどね。義姉様ありがと!」
ンン「それはそうなのですが…………これ以上メタに突っ込む前に、回答に戻るのです」
サラ「そうするわ。
   ……とりあえず、先に紋章町内コンプリート目指して、マレハウト登ってみたら? カレー美味しいわよ」
ンン「町内の山だと、極寒地域の雪山や、火山までありますですが……」
サラ「ただでさえ寒いニフルの山とか、よっぽど装備を整えないと生命が危ないわね」
ンン「単独でのチャレンジはオススメできませんですね」
サラ「このラジオのせいで死なれた、なんて洒落にならないから、安全管理はよろしく頼むわよ」
ンン「その地域出身の人からアドバイスを貰うと良いかもしれないのです」
サラ「アドバイスを貰うシーンだけでも、これまで絡みのなかったキャラ同士の会話で、一ネタ書けるわ」
ンン「だからメタいのです!」

 

サラ「それでは続いて3通目ー」
ンン「ラジオネーム『グレートティーチャーB』さんからなのです」

 

『…神将や横綱より食べる量が多いのって…もしかして大食らいなのかな。
 ンンもそのくらい食べるよね。でもさすがに紫カービィレベルではないと思うのだけれど』

 

ンン「そんなには食べませんですよ!?」
サラ「まあ、ンンはまだ常識の範囲内、かしらね??」
ンン「そこで疑問符つけないでほしいのです!」
サラ「お便りに回答するとー」
ンン「……初めて、進行を止めてでも訂正させたいと思ってしまったのです……」
サラ「食べた分は胸に行っているんだから良いじゃない。このロリ巨乳ツンデレ」
ンン「うるさいのです!」
サラ「一通りイジリ終えたところで、回答に移るわ」
ンン「…………なんかもうつかれましたです……」
サラ「見た感じだと、義姉様は太っているようには思えないし、急に体重増えたとか、前より体が重いとか、健康診断で指摘されたとかじゃなければ、無理に食事制限する必要ないんじゃない?」
ンン「意外とマトモな回答なのです」
サラ「いっぱい食べる君が好き、なんて言葉もあるわ。
   義姉様を好きな人は、美味しそうに食べる姿も含めて、義姉様のことが好きなんだと思うわよ」
ンン「そういうものなのです?」
サラ「料理する人は、特にそう思っているかもね。
   我が家でも、基本的に食事は料理できるメンバーが作っているけど、みんな『ンンは美味しそうに食べてくれるから作りがいがある』って喜んでいたわ」
ンン「恥ずかしい話をラジオで流すんじゃありませんです!?」
サラ「健康に支障をきたすなら、制限も必要かもしれないけれど……。
   そうじゃなくて、身のこなしを素早くしたいだけなら、足腰のトレーニングを増やしてみたらどう?
   うちの訓練好きたちはもちろん、神将家の剣士な義姉様とか、身軽な人たちが家族にいることだし」
ンン「む……訓練相手になってくれるのは、いつでも大歓迎なのです。
   ただ、あまり食べないし運動もしないサラが言うのは、何か違う気が……」
サラ「細かいことは気にしない!」
ンン「剣士なお義姉さんの台詞をパクるんじゃありませんです!」

 
 

サラ「4通目は、ラジオネーム『愛し合い方の指南をお求めの方はシラサギ城か白暗家までお問合せください』さんから」
ンン「ラジオネームが宣伝なのです?」

 

『娘と仲良くしてくれてありがとうございます。末永くよろしくお願いします。
 覇王家のお嫁さんの皆さんはそれぞれ子供を何人くらい作るおつもりなのでしょう?
 私もガロ…旦那様も孫を抱く日を楽しみにしております。ンンちゃん、たまには遊びにいらっしゃいな。
 …あ、サク……娘にもう一人くらい妹か弟がいてもいいのかも知れませんね。私もまだまだ元気現役ですので』

 

サラ「そうね……私は、子どもは1、2人で良いかな、と思うけど……」
ンン「もっと欲しがるかと思ったら、意外に控えめなのです」
サラ「ノノとかンンとかキヌとかベロアとかサクラとかミタマとかナーガ神とか、子沢山になりそうな姉妹が大勢いるし」
ンン「その面子に私を混ぜるのは納得いきませんですよ!?」
サラ「あ、ごめんなさい。最初にンンの名前を出すべきだったわね」
ンン「誰が筆頭にしろと言ったのです!?」
サラ「とりあえず、覇王家合計で何十人、あるいは百人超えるかもしれないから、その子たちを育てるので手一杯になりそうだわ」
ンン「……私まで子沢山組に入れたこと以外は、同感なのです」
サラ「時期に関しては、それぞれ学業や仕事があるから、難しいところね。
   まずは、兄様が高校卒業してからの話だわ。
   それまでは、ンンを遊びに行かせるので勘弁してもらえるかしら」
ンン「勝手に差し出されましたですが……おじいちゃんのお家は好きなので、許しますです」
サラ「物凄く甘やかしてもらえるものね。
   神将家の男孫2人だと、特訓祭になるのに」
ンン「あっちにも参加してみたいのですが、おじいちゃん、私には絶対に攻撃してこなくて、訓練にならないのです」
サラ「義父様ったら甘すぎー。
   新しい義弟妹については、早く会いたいわね。無理しない程度に頑張って」
ンン「まだまだ元気現役と言っていますですから、当分は頑張りそうなのです」

 

サラ「5通目のお便り! ラジオネーム『CCをあと2回私は残している…』さんからー」

 

『サラちゃん、魔法隊警備院さんウチに返してよ~!
 ウチって頭がスケベなバカだし、あの人しか頭がいい人いないから、マジであの人が抜けた穴がデカいんだよ!
 なんか精神的に結構まいってるみたいだし、あの人の為にもお願い!』

 

サラ「え? やだ」
ンン「いきなり子どもっぽい口調になるんじゃありませんです」
サラ「やーだー! やぁーだぁー!」
ンン「駄々っ子ですか!?」
サラ「真面目に話をすると、こっちはこっちで、メイドと最低限連携できる魔法職は貴重なのよね」
ンン「他はお年寄りばかりって言っていましたですね」
サラ「少しずつでも馴染み始めたみたいだし、今から別の魔法隊長と入れ換えるのも、もったいないわ」
ンン「代償に、ご友人が訓練の標的にされていたのですよ」
サラ「1発も当てられないなんて、訓練不足ね。次は仕留めなさい」
ンン「仕留めちゃマズイのです!?」
サラ「何なら、そっちに代わりの人員派遣しましょうか? 多分、頭は良いわよ」
ンン「誰を送ろうとしていますです?」
サラ「お祖父様」
ンン「表向きの教団トップなのですよね!?」
サラ「右見ても左見てもジジイばかり、って愚痴っていたから、喜んで若者の相談役しそうじゃない?」
ンン「教団としてそれで良いのです!?」
サラ「大丈夫。文句は言わせないから」
ンン「こんな孫娘を持って、気の毒なのです……」
サラ「なら、義理の孫兼ひ孫として優しくしてあげてね。きっと感涙するわ」
ンン「そっちにまで遊びに行かないといけなくなったのです……」
サラ「忙しいわね」
ンン「誰のせいだと思っていますです!」

 
 
 

サラ「それでは! 今回の放送はここまで!」
ンン「沢山のお便り、ありがとうございますです」
サラ「お便りが来て気分が乗っている限り、サランン・レィディオは続くわ!」
ンン「とことん行き当たりばったりなのです」
サラ「それじゃあ、またね! ばいばーい!」