ビデオコーデック
H.264
現在主流のコーデックで非常に高画質。
ただし再生負荷が大きいためビットレートを上げる場合は注意が必要。
DivX
Stage6が主流だったときによく用いられたコーデック。
再生負荷が低い割りに高画質。
H.264の同等の画質と比較すると若干ファイルサイズが大きい。
On2 Technologies VP6
ニコニコ動画にアップするならこのコーデックだった。
現在はプレミアム会員でなくともmp4(H.264)でアップすることも出来るので現在はあまり使われていない気がする。
また、このコーデックで動画を作る際は上下の反転が必要。
オーディオコーデック
AAC
H.264でエンコする場合大抵はこれ。
MP3
DivXやFLVでエンコする場合はこれが無難。
PCM(WAV)
いわゆる無圧縮の状態。
このままでもいいが、ファイルサイズがステキなことになるため上記のどちらかにエンコードするのが無難。
Ogg Vorbis
オッグボルビスと読むらしい。
広く使われているMP3などは特許の制限を受けるため、それらの代替として誰でも自由につかえる技術を提供することを目指して作られた。
が、あまり使われることはない。
ビットレートのお話
ビットレートと一言で行っても実は数種類あったりする。
ほとんどwikipediaからの流用なので詳しく知りたかったらそっちかグーグル先生にでも聞け。
- CBR…Constant Bit Rate(固定ビットレート)
無音でもうるさくても一定の帯域を使うのでデータ書き込みが安定するがファイルサイズが若干大きくなる。
- VBR…Variable Bit Rate(可変ビットレート)
- メリット
ファイルサイズが同容量ならば固定ビットレート(CBR)と比較して高品質となる
品質を一定に保てる
符号化の時に処理が高速
- メリット
- デメリット
圧縮後のファイルサイズの予測が困難
復号化の時に処理が複雑
- ABR…Avarage Bit Rate(平均ビットレート)
- 純粋な可変ビットレートの場合、出力する結果がどれほどのビットレートになるのか予測するのは難しい。そのために、品質をコントロールし、目的のビットレートに近づける方法が平均ビットレートである。厳密にはVBRの一種に含まれ、ABR(Averate bitrate)と略される事が多い。
- VBRの特性を保持したまま、CBRのように圧縮後のファイルサイズをある程度予測する事も可能なのが特徴である(ただし、コーデックによってはファイルサイズの誤差は振れる)。通常、この他に最大や最小のビットレートを指定できることが多い。デメリットとしては他の方式より処理に時間がかかる点が挙げられる。
よく分からない例えをすると128kbpsのMP3ファイルがあったとして、
CBR…どこをとっても128kbps
VBR…最大で128kbps
ABR…平均で128kbps
ということなのだろうか。
よく分からないので間違っている可能性が十分にある。