その他/【疾走!魔法大作戦】

Last-modified: 2020-05-13 (水) 20:43:23

雑誌『ユーズド・ゲームズ』でかつて連載されていたコーナー。
『美食倶楽部バカゲー専科3』(キルタイムコミュニケーション)に収録されている。
 
内容は、RPGを魔法だけでクリアしようというもので、
主にFF2、タクティクスオウガロマサガ2等が収録されている。
ある種の縛りプレイといえる。


ユーゲー誌の企画の中におけるFF2の攻略の話をすると、序盤は快調だったが
カシュオーン城に出てくるレッドソウルで手詰まりになってしまった。
ミシディアホーリーを入手すれば良いと分かるまで、散々苦心したことが描かれている。

  • これも昔のゲーム特有の「フラグ管理の甘さ」(シナリオを追うと遥か先にある街に行き、一足先に強力な装備を手に入れる事ができるRPGも少なくなかった)と「属性の曖昧さ」(今のゲームほど属性が細かく分類されていなかったため、基本属性外の魔法は全て無属性扱いという事も珍しくなかった)が顕著に表れた例と言える。

題名の元ネタは、シューティングゲームの『疾風魔法大作戦』だと思われる。


MP(使用回数)や宿代が不足する序盤がつらいが、
終盤になるほど強力な魔法も揃い、楽になっていくことが多い。

  • これを逆手にとって、初等魔法のみに縛ってクリアを試みるやり込みもある。
    FF7を「ファイア」「ブリザド」「サンダー」「ケアル」のみでクリア、サガフロ2を「樹」のみでクリア、など。
  • FF3などは魔法の使用回数+MPを唯一回復できるアイテムのエリクサーの本数が限られている事から案外厳しいやりこみとなるのだが(アイテムを使いこなすなどのMP節約の工夫も必要となる)。