セリフ/【オシ…エテ…クレ…。ワレワレハ…】

ドウ…！
　
　
イキル…ベキ…
　
　
　
　
ダッタノ…ドゥワアアア…！！

FF4TA

クリエイターの名言。
FF4にも数多くの名断末魔があったとは言え、
クリエイターほど簡潔かつ衝撃的な叫びはこれまでに無かったのではないだろうか？
この「魂の叫び」と共に、クリエイターは最後の姿を現す。

まぁどうしても最後の「ドゥワアアア！！」の印象が強くなってしまうが、
暗転した無音の画面で「教えてくれ…　われわれはどう生きるべきだったのか…」というセリフには、
少なからず考えさせられた。
なんかこういうラスボス達の「本音(本心)」にはグっとくるものが多い…。
(自分自身の存在を不条理と捉えて、「自分を消してくれる」ことを望む本音(本心)が多いような。)
こういう「心理的な不器用さ」は「感情」がある生物には必須なのかもしれない。
FFシリーズでもいわゆる「味方サイド→絶対の正義」・「敵サイド→ただの悪党」ではなく、
『不条理に起因する「心の闇」に囚われたか否か』であることが多くなった。巷の多くの創作作品と同じく。
要は(かなり乱暴な括り方になってしまうが…)、
「味方サイド→心が強い(or心が広い)」、「敵サイド→心が弱い(or心が狭い)」。
クリエイターも後一歩前に踏み出す勇気(ここでは謙虚さか？)さえあれば違う「未来」もあったかも…。

ゼロムスマインドの「悪意こそ純粋な進化」と結論づけている様子と比べると、なおのこと物哀しい。