ミニゲーム/【ガスルーム脱出】

FF7

ジュノン支社のスカーレット特製のガスルームに拘束されたティファがそこから脱出するイベント。
まずは「手足を動かし、頭を働かせて何とかイスから脱出しろ」というナレーションに従ってイスからの脱出を図ることになる。
頭、右手、左手、足に対応するボタンを押してティファの該当部位を操作して両手の拘束具の鍵を外すとイスからの脱出はクリア。
次は何故かガス室の中にあるガスを止めるボタンを押してガスを止め、扉を調べるとティファが全身を使って扉をこじ開けようとする。
ティファの力でもビクともしないので途方に暮れたところでサファイアウェポンの攻撃で空いた天井の亀裂から脱出する。この後は外壁を伝って降りたあと魔晄キャノンの根元まで落ちて外へ向かって逃げ、砲台の先でスカーレットたちに追いつかれるとビンタ合戦の後あわや逮捕連行というところで飛空挺ハイウインドを奪った仲間に助けられてジュノン脱出完了となる。

イスから脱出する手順は以下。
１.足を２回動かして神羅兵が落としていった鍵をたぐり寄せる。
２．頭を動かして元の姿勢に戻る。
３．頭と足を同時に動かして鍵を口に咥える。（失敗すると「ワンパターンではだめ２つの行動を同時に組み合わせろ」というヒントが出る）
４．右か左どちらかの手と頭を同時に動かして片手の拘束具を外す。
５．自由になった手を動かしてもう片方の手の拘束具を外す。
イスから脱出するとティファが「ガスを止めるボタンは……？」と言うのでイスの隣にあるボタンでガスを止める。
その後は扉を調べればイベントが進みガスルーム脱出は完了。

• ちなみに外壁を伝って降りる際スカーレットに命じられて神羅兵が３人亀裂から追ってくるが、１人は早々に落下し、あとの２人にも（わざと止まったり引き返したりしても）決して追いつかれることはない。

• この兵士２人、外壁最下部を伝って降りる際は地理的に落下しか道がないため追い詰めた気でいるのか足場で待機している。実際には落下してもそこまでの高度ではなかったのか受け身を取って無事逃走再開できたが。

このイベントでティファは体の柔らかさを存分に披露する。

ティファをイスに縛り付ける前のスカーレットの「じっくり時間をかけて思う存分苦しんでちょうだいね」という言葉通り、じわじわと苦しめるスカーレットの悪趣味を反映してガスの毒性が低めなためなのか制限時間はない。

イスから脱出した後のティファの歩行グラは中腰になって両手を膝に乗せて震えているというもので、待機グラは左手を腹に、右手を口に当てて咳き込むというもの。
時間制限はないとはいえ非常に苦しそうなのでなるべく早くガスを止めて扉を調べてイベントを進めてあげよう。

イスに縛り付けられた後ティファは毅然として無言でスカーレットを睨み付けるが、それに腹を立てたスカーレットのビンタによってサファイアウェポンがジュノンに体当たりした衝撃で目を覚ますまで気絶していた。

• ティファの剛力と張り合えるほどの腕力から繰り出されるビンタ。どれほどの威力なのだろう。・・・スカーレットも只者ではない。
• ストーリー上の演出に突っ込んでも仕方ない……と言いたいところだが、攻略本でもネタにされている。

イスから脱出する時のティファの操作モーションは右手から鍵を開けた場合と左手から鍵を開けた場合とで正解部位以外を動かした時のモーションが分かれてたりして非常に作り込まれている。

何故かガスを止めるボタン（本来は緊急停止用だろう）がガスルームの側にある。スカーレットの性格上緊急ガス停止装置はガス室の外側に付けるかそもそも作らない気がするのだが。（死体を出すためのガスの停止・排気は遠隔操作スイッチでやりそう）現にガスの噴射スイッチは携帯型の遠隔操作である。

サファイアウェポンの襲撃がなかった場合、ケット・シーたちは騒ぎは自分たちで起こすとして、ガス室のティファの救助はハイウインドの戦力でどうやるつもりだったのだろうか。ガス室に鍵を落とした神羅兵は仲間の変装だろうからティファが自力でイスから脱出するまでは計画に入れてたろうがハイウインドがウェポンのようにガス室の天井を破れるとは思えないし…
ティファの「開いてぇぇぇーーー……」で本当にガス室の扉が開いたとしてもスカーレットのことだからジュノン詰めのソルジャー２ndも大勢呼んで報道室で待ち構えているだろう。ティファ単身でその包囲網を突破できるとは思えず、その前に再び捕まってガス室のイスに再度縛り付けられるか兵士かソルジャーに処刑される可能性が高いと思うのだが…

• サファイアウェポンが天井に亀裂を開けるまで声を掛けないあたり、スカーレットは報道室のモニターでティファの椅子からの脱出劇・ボタンを押してガスを止める様子・扉を必死に開けようとする様子を見てガスが充満するガス室の中でせっかく椅子から脱出してガスを止めたのにガス室から出られずじわじわと苦しむティファの様子を面白がって眺めるつもりだったのだろう。万一扉を突破されても上記のように再び捕らえることも容易いと考えていたと思われる。
• スカーレット「はっはっはっはっは。どこへ行こうと言うのかね」