出典はケルト神話に登場するフォモール族(巨人族)の支配者たる魔神、「邪眼(魔眼)のバラー」。
バロールという発音の方がおなじみかもしれない。
視線に致死の毒を持つため、戦場以外ではその目のまぶたは封じられていたという。
FF3
サロニアの地下迷宮に出現するモンスター。
イーターの色違いで青い。向こうと違って、増殖や分裂は行わない。
邪眼どころか、目が無い。お前、ほんとにバラーなのか。
そのせいか、何の特技も特徴も無くプレイヤーに蹴散らされる運命にある。
- 違うバラーなんじゃないかと思ったが、英語版でもBalorなので、バロールでいいはず。
- 魔物の出典なんて限られているから「かぶる」ものも当然多くなるんだろうけど、
バラー(バロール)はこれまた歴史のある日本製ゲームシリーズ「ド○キュラ」に出てくる同名のほうが、
原典に近いかも。
NTT出版の攻略本での設定…洞窟などの、日蔭でじめじめした場所を好む。動物というよりは植物に近く、敵を殺してその体液を吸いつくす。
- どことなく「薔薇のモンスター」を意識したような設定に思えるが、HP吸収する攻撃は行わない。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
30%の確率でブリザラを使用するようになった。
カラーイメージからの変更点だろうか。
FF11
礼拝堂に出現するヒューム系フォモル族ノートリアスモンスター。表示名は「Balor」。
ジョブは狩人で、一撃死の恐れもあるイーグルアイを使用する。
ただし高性能なヘイスト腰装備「スウィフトベルト」を落とす5体のNMの中では弱めであるため、
挑戦する人が後を絶たなかった。
礼拝堂のレベル制限が解除された今でも、破鎧陣後のイーグルアイでうっかり死にかけることもあるので要注意。
詳細はこちら→Balor
FF14
クリスタルタワー:古代の民の迷宮で登場するモンスター。インプ系。
グレートデーモンのお供で、数がおおいだけで強くない。
ちなみに別名のバロールはアーリマン系として登場している。