リーファ&リーファ

Last-modified: 2023-02-07 (火) 21:01:44

はじめに

#SAO

本編

VRMMORPGには、色んな店が存在する。一般的な店から、危ない店など色々と・・。その中でも特に人気がある店がある。
その店は、現実世界で恥ずかしくて風俗とかにいけない人間に対してセックスできる店だ。自分の好みの女性を準備できるため男性は勿論、レズな女性の間ではとても人気で有名なのである。しかも、この店にはある特殊なコースがありある合言葉を言うと、選べるそうなのだ。そのコースは“自分同士”とのセックスが出来るという普通では体験できないコースなのである。

「こ、ここが・・!!」

その店に今回も一人の客がきた。妖精のような恰好に整った顔、綺麗な金髪を白のリボンで一つに結ってあるポニーテールな髪型。そしてでっかいおっぱい!!彼女の名前はリーファ。現実世界でナルシストに目覚めてしまった彼女は、情報屋からこの店のことを知り店の前まで来ていた。いつも一緒に冒険に出かける兄や友人たちとは、今日は無理だと断りを入れてきたため今更後戻りはできない。
店の前で胸に手を当て深呼吸をすると、意を決して中に入って行く。
そこからは本人でも驚くほどにスムーズだった。店員に話しかけ、情報屋からもらった合言葉を口にすると、慣れているのか店員から一枚の紙を差し出された。そこには、自分の情報を書くようにと色々書かれており最初は怪しんだリーファだったが、これからできることを思うと欲求が我慢できなくなり身長、体重、胸の大きさなど全ての個人情報を書き込み店員に渡す。
それから少し待ってから、個室に案内された。

「では・・ご満足いくまでゆっくり楽しんでください」

営業スマイルでそう言い戻っていく店員を見送り、リーファは個室の扉を開ける。そして部屋を見た瞬間に驚きで身体が固まった。
部屋は真ん中にベットがある以外何もなく真っ白な空間だ。まるで鏡写しのように向かい側にも扉があり、その扉も同じように開いていた。そして、自分と同じように扉を開けたまま正面を見て驚いた顔で固まっている自分の姿も・・

「あ、あなた・・わたし?」
「あなたこそ・・・わ、わたし?」

引き寄せられるように部屋の中心まで歩いて行き、もう一人の自分との距離が縮まったことで自然と口から言葉が出てきた。発せられる声も全く一緒で、中を見ていない第三者が聞いたら一人で話しているようにしか思わないだろう。

「「わたし!!」」

ずっと夢だった。現実世界で、ナルシストに目覚め鏡の前で欲求を満たす日々。鏡に映る自分を見ながらイクたびに最後に感じるのは虚しさだけだった。どれだけ願ったって、自分の想い人が目の前に現れることなど絶対に起きない。同じ人間が二人も存在するなどありえないことだからだ。いっそ自分が双子だったらよかったのにと何度も思った。
しかし、今は夢見ていたことが現実に起き心が嬉しさで満たされている。

我慢出来ずに抱き合う二人。嬉しさからか涙が目から零れてくる。

「夢じゃないんだね・・」
「うん。本当にわたしが二人いるんだ・・」

強く密着しているので胸もくっつき、相手の鼓動が伝わってくる。

「ドキドキしてるね・・」
「うん・・それに身体も熱くなってきた」

肌に感じる同じ自分の肌や体温が彼女たちを興奮させる。

「ねぇわたし・・もう我慢できないよ・・」
「わたしも・・・早く始めたくて身体が疼いてきた・・」

微笑み合いながら服を脱ぎ生まれた姿になると、抱き合ったままベットに倒れ込む。そして顔をゆっくりと近づけ唇を合わせる。

「「ん・・」」

初めて感じる、自分の唇の感触。リーファたちの理性が吹き飛ぶのに時間はかからなかった。

「「んん・・ちゅ・・んっ、んふ・・ちゅっ・・んん・・はぁ・・!!」」

貪るように唇を強く押し付け合う。鼻から酸素が洩れ、頬が紅潮してくる。さらにもう一人の自分を求め始め閉じている相手の口を舌で強引に開けねじ込んでいく。

「「んちゅっ・・んぶ・・んん・・ちゅ、ちゃぷ・・ちゅぱ・・ちゅ、はふ・・んふぅ・・ちゅぅ!!」」

螺旋をを描くように二本の舌が絡まり合い唾液の交換が始まる。
口内に入ってくる相手の唾液が、同じ自分の味なのに美味しくてたっぷり堪能してしまう。開いた口から荒い息が出始め、生暖かい息が当たる。緩んだ口元から唾液が零れ布団を濡らしていく。
自分同士のキスに満足した二人は、顔を離し再び顔を見合うとクスッと笑う。

「自分同士のキスがこんなに気持ちいいなんてね・・」
「ホント・・鏡に映る自分としているのとは全く違うね・・」

友人のようにもう一人の自分との会話を楽しみ、身体をゆっくりと起こす。

「「ねえ」」

同時に発せられた声に再度笑う。

「やっぱり私たち一緒だね。きっと同じこと言おうとしてたよ」
「だよね。・・私・・ほら見て・・さっきのキスだけで・・・ココ・・こんなに濡れてるよ?」
「私も・・びしょびしょでお漏らししたみたい・・」

相手の手を優しく掴み、濡れている自分の陰部に触れさせる。相手の愛液で自分の手が濡れていくのを感じていると、リーファたちは無言で動き始める。寝転んだリーファの上にもう一人のリーファが逆方向に寝転がる。よく言われる69態勢である。
二人の視線の先には、先ほど触れさせてもらった相手の陰部がある。周りが透明の液体で濡れており、今も中から出てきている。入り口部分はピクピクと痙攣している。濡れていた陰部が天井の光によって輝いて見える。それが彼女たちには、今までで見たことのない美しい光景に思えた。

「「んちゅ・・」」

瞳を閉じて、濡れた陰部に口をくっつける。口内に愛液が流れこんできて、独特な味が口の中を満たしていく。まるで麻薬のように一度その味を知ると、もっと求めたくなり始め、勢いよく吸い始める。

「「んじゅ・・じゅっ・・じゅううううううううううううううぅぅ!!!!」」

奥まで溜まっている愛液を一滴残さず飲み干す勢いで吸い続ける。奥まで感じる空気の感触に身体が悶え震えていくのがわかる。
そしてそれが我慢できなくなるところまでくると・・

「「んぶっ!?」」

新たに愛液を生み出し、勢いよく外に放出する。
一気に大量に飛び出してきた愛液を抑えきれず、口元から外れ彼女たちの顔にかかる。鼻孔から伝わる精の香りに身体が興奮し無意識に愛液が零れてきてしまう。
二人はトロンと沈んだ瞳で無我夢中に愛液を飲み干し飲まれる行動をした。

「あっ、あっ、あっ・・」
「ひっ、ひっ、ひっ・・」

汗や愛液で濡らした身体が光の反射で輝く。細い足をタコのように絡ませ合いながら二人は貝合わせをして一つになっていた。
上半身は抱きしめ合い、胸同士が潰れる。くっつけただけで気持ちいい陰部同士の感触を味わいたくて、腰を静かに動かす。濡れたまま密着させたため、動くたびに水音が鳴り響き、身体を動かした振動で胸も密着した状態で揺れ、乳首同士が上下に擦れ身体に電流を与えてくる。

「「んん・・・んんんんんんんんんんんんッ!!!!」」

感じる自分の喘ぎ声を聞くと、身体がもっと興奮しもたないと思ったからか声を上げる前に唇を合わせる。下半身だけでなく身体全体で密着させる二人。
その姿は、まるで二人に分かれた人間が一人に戻ろうとしているように見えた。

「ぷはぁ・・わた、わたし・・もう・・もうむりぃ!!」
「んっ・・いっしょ・・いっしょに・・イこ?」
「う・・ん!!」

口を塞いでいるのも苦しくつい、キスを止めて言葉を発してしまう。
瞳を交差させ、絶頂を迎える。

「「あ・・ああああああああああああああああああああああんッ!!!?」」

身体がビクンビクンと痙攣を起こし、愛液が留まることなく漏れてくる。出入口が塞がっているため愛液は陰部同士を行き来していく。リーファとリーファの液が混ざり合い混合されていく。

体力を使い果たした二人はそのまま気を失ってしまう。