記事下書き(小説)

Last-modified: 2023-01-13 (金) 01:55:26

その1

これは人類の問題の一つと言ってもよいであろう。法律上では禁止とあるが、現在、同姓同士の結婚も認められている。もし、同じ人同士で結婚できるとなれば・・・。

その日は穂乃果と穂乃果は用事がデートを楽しんでいた。穂乃果がある日突然、2人になって性行為をしてから本人同士で恋人として付き合うことにした。もちろん、その後もお互いの身体を求めたこともよくある。

時刻は夕方17時。穂乃果と穂乃果は買い物を終えてとあるファーストフード店で休憩をしていた。

「ふう~。今日は楽しかったね穂乃果」

「うん!穂乃果と一緒だから、穂乃果も楽しかったよ!」

片方の穂乃果は軽く変装しているから、第三者からすれば女子高校生同士でおしゃべりを楽しんでいるようにしか見えない。もしくは、双子の姉妹にしか見えないはずだ。

そんな光景を一発で見抜いた2人の女性がいた。いや、その人も本来は1人の女性だ。

「「ほ、穂乃果ちゃん・・・?」」

穂乃果と穂乃果は声がした方を見て驚きを隠せなかった。その声は同じミューズで、小さい頃からの友人である南ことりだからだ。しかも、驚くことにその南ことりも『2人』いるのだから。

「「こ、ことりちゃん!!えっ⁉こ、ことりちゃんも2人⁉」」

「「ほ、穂乃果ちゃんも2人いる・・・何で・・・?」」

同じ顔をした女性が2組いる。その光景を見た従業員や店内のお客さんがざわつき始めた。

「おい。あれを見ろ」

「お、同じ顔の人が2組もいる!!」

「ふ、双子かしら?」

「すげえ。Twitterでツイートしようぜ!!」

穂乃果と穂乃果。ことりとことりたちは急いで会計を済ませてお店をあとにして、人気が少ない場所へ移動した。

「一体どういうことなの?」

「なんでことりちゃんたちが2人いるの?」

穂乃果たちは公園でベンチに座ってなぜ2人になったのかお互いに理由を尋ねることにした。穂乃果たちは突然、2人になったことを説明した。一方、ことりはある男性によって増殖させられたことを説明して、しかも風俗店も営業して働いていることも話すことにした。そして、ことりは洗脳されてスクールアイドルとは思えない痴女になったことも話した。

「でも、風俗店で働いているなんて・・・」

「やっぱり・・・えっちなことするの?」

恐る恐る聞いてみる。恥ずかしそうに聞く穂乃果と穂乃果に対してことりとことりは嬉しそうに話した。

「「うん!!ことりはえっち大好きだよ!!」」

そのことを聞いて穂乃果は複雑な気持ちになった。本当に洗脳されたんだということと、自分達も自分同士でセックスしていることを思い出して恥ずかしいと思ったからだ。

ことりとことりは穂乃果と穂乃果を見てある提案をした。

それは、みんなでセックスすることにした。そうすれば、お互いをもっと愛することができるし、セックスがもっと楽しくなるとことりとことりは穂乃果と穂乃果に伝えた。穂乃果と穂乃果は言葉にできない気持ちになっていたが、セックスは楽しみの一つになっているのはたしかなので、ことりが働くチュンチュンランドに行くことにした。

「「みんなー!!今日は穂乃果ちゃんたちが遊びに来たよー!!」」

穂乃果と穂乃果を歓迎するのはざっと50人以上のことりたちだった。大きな部屋に全裸でくつろぐことりたちを見て驚く穂乃果と穂乃果。しかし、穂乃果と穂乃果の大事なところは少しずつぬれていたのだ。

「じゃあまずは、穂乃果ちゃんたちの緊張を解すために、ことりたちがキスをみせまーす♥」

穂乃果と穂乃果を囲むたくさんのことり達が一斉に自分同士でキスを始めた。遊びのように軽くキスすることりたち。カップルのように深くキスすることり。そして、舌同士を絡めるキスすることりたち。それぞれのことりたちのキスの音。唾液の音。吐息の音が穂乃果と穂乃果の耳に嫌でも入ってくる。

「「うわ・・・ことりちゃんたちのキスってこんなのなんだ・・・」」
 そしてキスを終えたら今度は思い思いに行動してきた。大きな胸同士を揉むんだり、固くなった乳首同士を擦り合わせる。胸を舐めたり、乳首を吸ったりすることりたち。相手の顔に自分の大事なところを舐めさせたり、くぱあと広げて指を入れてもらったり。ローションをかけてお尻同士を合わせる。脚を大きく開いて大事なところを合わせて激しく動かすことりたちもいた。

他にもいる。10人のことりが1人のことりの体に触れてありとあらゆるところを舌で舐めたり、胸を体に押し付けることりたちもいた。17人のことりが円になって目の前のことりのお尻の穴を舐め合うことりたち。4人のことりたちが顔を寄せてキスするなど。

そして、絶頂を迎えるのも全員一緒でことりの大事なところから出てくる愛液の量は尋常ではなく、ホースから勢いよく出る水のようにびしょ濡れになっていた。

そのような光景を見てきた穂乃果と穂乃果の鼓動はだんだん速くなっていた。いや、このような光景を見れば誰だって興奮するはずだ。

「それじゃあ、今度は穂乃果ちゃんと穂乃果ちゃんのキスをことりたちが見ようね♥」

「「ええ⁉」」

今度は逆で、穂乃果と穂乃果のセックスを大量のことりたちが見ることになった。しかも、ことりたちの人数はさっきの倍以上でざっと200人近くにまで増えていた。大量のことりたちが息を荒れながらも見る。いわゆる視姦プレイだ。

穂乃果と穂乃果はゆっくりとキスを始めた。

「んん・・・ちゅうぱあ・・・んふう・・・」

「ちゅる・・・じゅる・・・んん・・・」

あれから何度もしているキス。それも大勢のことりに見られながらのキスはゾクゾクしていて、いつもよりねっとりとしたキスになっている。唇を話すと、お互いの口から透明な色の糸が引いた。

「ああ・・・穂乃果ちゃんと穂乃果ちゃん同士のキス・・・♥」

「なんか素敵・・・♥」

そして、お互いに服を脱いで小さな胸をふにふにと揉む。ある程度揉み終えたら乳首をつねったり、コロコロして刺激を与える。この際に、お互いに同じことをしないようにすると刺激が強くなるとのこと。そして、ある程度胸を堪能したら、身体をぎゅっと抱き締める。お互いの体温を楽しみながら、肌と肌が密着する。そして、お互いの首筋を舌を自在に動かして舐めたり、耳を甘噛みしている。

そして、最後に貝合わせをする。ぐちゃぐちゃになった大事なところは合わせるだけでビクうっとなった。それでもお互いに快楽を求めて腰を動かす。そして絶頂を迎えた。

「「はあ・・・はあ・・・」」

横になる穂乃果と穂乃果。そして大量のことりたちが2人の近くに寄って笑顔で見る。

「「「「「「「「「「じゃあ、次はことりたちと遊ぼうね♥」」」」」」」」」」

「「え・・・?」」

 次は1人の穂乃果に対して大量のことりたちが輪姦プレイをして楽しむ。

「こ、ことりちゃんっ!!少し休憩させて!!」

「だーめ♥今度はことりたちとえっちしましょうね♥」

 ことりが穂乃果にキスする。それが皮切りとなって、ことりたちは穂乃果を求めて寄ってきた。首筋を後ろからキスすることり。穂乃果の両サイドから親指で乳首をツンツンする2人のことり。アナルを必死に舐めることり。大事なところに我先にと数本の指が穂乃果の中入ってぐりぐりと動かす。脚を胸で挟むことりがいれば、反対にいることりは足首を丁寧に舐める。

もう片方の穂乃果とことりたちはおもちゃを使っていた。ローションをたっぷりとことりたちの胸にかけて、7人のことりが穂乃果の体に胸でローションを塗る。それが終わったら、電動マッサージ器を持った15人のことりたちが胸、首、背中、脇腹、脇、お臍、アナル、女性性器、脚に電マを当ててきた。それが終わったらペニバンを着けた24人のことりが順番に前と後ろから挿れてきた。

「も、もう・・・ダメええ!!」

「イクっ!!イッちゃうううううう!!」

2人の穂乃果は同時に絶頂を迎える。飛び散った愛液はことりたちの顔や体にぶっかけられた。

これで終わりかと思うとそうではない。

「ねえ。穂乃果ちゃん。穂乃果ちゃんたちも鏡を使って増殖しない?」

「「え?」」

突然のことで何を言っているのか分からなかったが、これがことりの洗脳だ。

「増えない?」

1人のことりが尋ねる。

「増えない?」「増えない?」

2人のことりが尋ねる。

「増えない?」「増えない?」「増えない?」

3人・・・

どんどん数を増して問いかける。気づけばこの場にいることりたち全員が2人の穂乃果に耳を塞いでも問いかけてきた。それはまさしく『数の暴力』

その2

梨子が2人になった。その日を堺にいつでもセックスをするようになって、休日はずっとお互いを求めていた。そんなある日のことだ。

「3P?」

自分の部屋のベッドで梨子と梨子は下着姿で話をしていた。3P。つまり3人でセックスをすることだが、梨子と梨子。あと1人は誰なのか?梨子の頭は?マークでいっぱいだが、もう一人の梨子は余裕の笑みをしながら、鏡の前に立った。

「実はね。この鏡の前に立つと・・・」

「「もう一人の私がまた出てくるの・・・」」

「!?」

鏡からまた梨子が出てきた。つまり、この部屋には3人の梨子がいる。2人の梨子を観て、もう一人の梨子は驚きを隠せなかった。それもそのはず。3Pができるのは、よっぽど交流がある人か風俗店でしか体験できなのだから。そして、鏡から出てきた2人の梨子が梨子に近づいてくる。

「どう?これならできるね・・・」

「2人の自分に犯される自分とか・・・いいわね」

「え・・・あ、あの・・・」

梨子がオロオロしている間に、梨子と梨子は梨子の顔に近づき、ゆっくりと舌を出してきて、梨子の口の中に舌を入れてきた。

「んん・・・れろ・・・ん」

「はあ・・・んん・・」

「ちゅうう・・・んん・・・ちゅる・・」

2人の時でも気持ちよかったが、それが3人になると、快感はまた違う。左右別々に舌が舌を這い、微妙な違いが梨子の思考を破壊する。

「「「3人でするのって気持ちいいね」」」

すると、どちらの梨子かは分からないが、梨子の胸に触れてきたと思ったら、どちらの梨子かは分からないが、梨子のお尻に触れてきた。口。胸。尻。それぞれ違った刺激が梨子の身体全身に伝わってきて、梨子は反撃することができなかった。

大事なところだけは触れられてない。にも関わらず、梨子は今にもイキそうな状態にまでなっていた。いやらしい吐息。いやらしい水の音が部屋中に響き、ついに梨子はイッてしまった。

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」

ぐったりと倒れる梨子。その梨子を見る2人の梨子。

「ねえ?気持ちよかった?」

「もっと気持ちよくしてあげようか?」

「え?」

すると2人の梨子は再び鏡の前に立ち、鏡から新たに2人の梨子が出てきた。3Pから5P。

「ま、待って‼少し休ませて‼」

「いいじゃない。もっと気持ちよくなるんだから」

そう言ってじわじわと梨子に近づく、4人の梨子。1人は梨子の顔に自分の陰部を近づけ、隙間もないくらい顔面騎乗する。2人の梨子は左右の胸をこれでもかって言うほど舐めたり、乳首を指で刺激する。残りの2人は梨子の陰部を指で刺激する。

2人とは大違い。身体のいろんなところから刺激される。いつも自慰をする時に自分が感じやすいところを徹底的に攻める。

梨子たちはそのまま夜を迎えるまで何度も何度も乱交を繰り返していた。

 翌朝。梨子はある違和感を感じ目を覚ます。いつもなら、小鳥のさえずりが聞こえるのだが、今日は違う。うっすらと目を開けるとそこに写ったのは・・・。

「あんっ!」

「ああ・・・梨子・・・梨子お・・・」

「イク‼イク‼」

「もう梨子・・・素敵よ・・・」

「んんっ・・・梨子のキス・・・素敵よ」

「梨子のキスも・・・いいわ・・・」

そこには何人もの梨子たちが梨子が寝ているにも関わらず、朝から乱交パーティーをしているのだ。昨日の人数の比ではないくらい、ざっと10人以上の梨子がいるのだ。

「な・・・何よこれ・・・」

自分は悪夢を観ているのかもしれない。朝起きたらたくさんの自分同士で乱交しているなんて・・・。そこに1人の梨子が、梨子が起きたことに気がついて近寄ってきた。

「おはよう梨子・・・。梨子があのあと寝たけど、私達はずっと乱交しているのよ。少しづつ数を増やしながらね・・・」

そして他の梨子たちも、梨子を囲むように集まってきた。いくら同じ自分でも、10人以上となれば恐怖も感じてきた。すると我慢できなくなった梨子の1人が、起きたばかりの梨子にキスをしてきた。

「「んん・・・んん・・・んんん・・・」」

「ああ・・・私がキスしようとしたのに・・・」

「ずるいわよ梨子!」

「早く変わりなさいよ!」

あちらこちらで自分が梨子とキスしたいと主張するが、梨子はそれどころじゃない。今日は自分が学校に行く日だから、こんなことせずに、早く抜け出したいと思った。

「ぷはっ!ちょ、ちょっと待ってよ!今日は学校なんだから!」

しかし、多勢に無勢とはこのこと。梨子はどの梨子か分からないが梨子に押し倒された。そして目を開けると自分と同じ顔がいくつも並んでいる。そのまま梨子達の手が伸びてきて、顔、脇、胸、乳首、脇腹、股間、足など色んなところに色んなてや舌が伸びてきて、梨子の身体全身に触れる。逃げようにも逃げられなく、梨子はただ、たくさんの梨子に囲まれされるがままだった。

・・・・・・・

「もう、何人にされたかしら?」

「私で30人目よ」

「30人の私に犯されるなんて、羨ましいわね・・・梨子」

気づけば夕方の17時。鏡から続々と梨子が出てきてきて、31PというAVの企画でもあり得ない大輪姦となった。犯された梨子はもはや気絶寸前の状態だ。色んな梨子に攻められて、そのたびに愛液を出していたのだ。

「も・・・もう無理・・・」

こんなはずではなかった。ただ純粋に自分とエッチがしたいだけだったのにと、梨子は深い眠りにつく前に涙目になりながら思った。そうだ。これは悪夢なんだ。きっと神様がそんなことせずに、スクールアイドル活動に専念しなさいと言ってるんだと梨子は思うようになっていた。

・・・・・・・・

梨子はステージに立っている。今日はピアノのコンクールで、梨子は今から演奏する。まずは観客や審査員に一礼する。観客はAqoursを含む全校生徒や地域の方、他の高校の生徒や保護者。音楽大学の教師や講師など1万人のお客さんがいる。この大勢の人に大好きなピアノの演奏をするんだと、決意を込めて顔を上げると・・・

「え?」

梨子は今、自分の目の前の光景がどうなっているのか理解できなかった。なぜなら、ほんの3秒前まで普通の人たちだったが、そこにいる観客全員が『桜内梨子』となっているのだから。

「ウソでしょ・・・ウソでしょ・・・」

なかなか演奏をしない梨子を観て、観客席にいる梨子たちはステージの方へ近寄ってきた。

「イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ!」

すると、ステージ左右からも梨子たちが梨子を心配して、梨子の方へ近寄ってくる。

イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!

「ハッ‼」

目を開けると、最初に目に入ったのは真っ白な天井だ。次に左右を見るとそこは、自分の部屋ではなく、どうやら病院の個室だ。でも、なんで自分がこんなところにいるのかは分からない。そこに、ある看護師が訪れてきた。

「桜内さーん。体調はどうでしょうか?」

その看護師を見て、梨子は言葉を失った。その看護師には見覚えがある。その人物は『桜内梨子』つまり、自分自身だから。

「急に倒れるから心配しましたよ。ん?桜内さん?」

「あ・・・ああ・・・・」

すると、梨子のベッドを囲むように続々と梨子が入室してくる。サラリーマンの姿をした梨子。医者の姿をした梨子。高校の制服をきている梨子など。梨子は耐えきれず、病室から大声を出しながら逃げ出した。でも、どこを走っても周囲の人物は自分の顔をした人々だ。病院を抜け出し、大通りを走るが、そこにもさまざまな衣装の梨子がいる。むしろ、ここは『桜内梨子』しか生息してないようにも思ってきた。

目の前にもたくさんの梨子。後ろを見てもたくさんの梨子。どこを見てもビルと植物、車などを除けば桜内梨子しかいない。とにかく、梨子は限界まで走っていた。家につくと、そこにも大量の梨子がいるが、急いで自分の部屋に行き、扉のドアを思いっきり閉めた。そしてベッドに潜り込み、泣き出した。

「もうやめて!たくさんの自分なんていやだよ!消えてよ!」

この悪夢はいつ覚めるのか・・・。

・・・・・・・

目を開けると、そこはいつもの朝だ。小鳥のさえずりが聞こえ、朝日が登る月曜の午前6時30分。梨子は目を覚ます。

「今までの・・・夢?」

母「りこ,起きたのね。悪夢見てたの?」
「お母さん,死ぬかと思ったの。生きててよかった」
母「もう朝食出来ているから,食べなさい」
「うんわかった」

その後,梨子は食べ終わり,急いで学校に向かった。
「もう無理しなくていいんだ」
いつものAqoursに無事会えた梨子であった