基本情報
エフゲニア・アルマノヴナ・メドヴェージェワ*1 Медведева, Евгения Армановна | |
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画像出典 | |
所属 | サンボ70クリスタル |
コーチ | エテリ・トゥトベリーゼ(再) |
セルゲイ・ドゥダコフ(再) | |
ダニイル・グレイヘンガウス(再) | |
元所属 | クリケットクラブ(カナダ) |
元コーチ | ブライアン・オーサー トレイシー・ウィルソン (クリケットクラブ・カナダ) |
愛称 | ジェーニャ (Женя) |
身長 | 158cm (2019.09) |
出生地 | モスクワ |
生年月日 | 1999/11/19 |
スケート開始 | 4歳頃 |
現役引退 | 23歳 |
パーソナルベストスコア | ISU新:225.76 (ロステレコム杯2019) ISU:241.31*2 (国別対抗戦2017) 国内:234.88 (ロシア選手権2015) |
教育 | モスクワ大学院 人文科学分野の文化政策 |
ロシア国立体育スポーツ大学*3 | |
家族 | 母 |
スポンサー | NIKE |
OZON | |
ティッシュケース | セーラームーンの「ルナ」 |
SNS | Telegram |
VK | |
Instagram(公式オンラインストア) | |
TikTok | |
公式オンラインストア | |
功労スポーツマスター(ЗМС) 2016 |
経歴
モスクワ出身。3歳の頃に、エレーナ・プロスクリナとリュボーフィ・ヤコフリワの元で指導を受ける。2008年から現在のコーチであるエテリ・トゥトベリーゼに師事する。
アルメニア人の父とロシア人の母を持つ。母親は元スケーター。
2017-18シーズン終了後の5月中旬、11年続いたサンボ70クリスタルのエテリ・トゥトベリーゼとの師弟関係を解消するという噂が流れ、数日後に本人らのコメントにより事実であることが確認された。練習拠点をカナダに移し、羽生結弦らを指導するブライアン・オーサーに師事するが、所属はサンボ70のままとなる。
2020/09/16 ブライアン・オーサーとの指定関係を解消し、再びサンボ70クルスタルのエテリ・トゥトベリーゼに師事することを発表した。
エテリ・トゥトベリーゼが10年以上指導した選手は、メドベージェワとポリーナ・シェレペンの2名だけである。
2021-22シーズンは休養、2021年末にスポーツキャリアについてのプランを立てる予定(記事)
ハイライト
2018年2月平昌五輪2位
世界選手権2連覇(2016年3月、2017年3月)
グランプリファイナル2連覇(2015年12月、2016年12月)
IJS採点下(~2018年)で世界最高点241.31を獲得
08-09 | 09-10 | 10-11 | 11-12 | 12-13 | 13-14 | 14-15 | 15-16 | 16-17 | 17-18 | 18-19 | 19-20 | 20-21 | |
国際(シニア) | |||||||||||||
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オリンピック | 2 | ||||||||||||
世界選手権 | 1 | 1 | 辞退 | 3 | |||||||||
欧州選手権 | 1 | 1 | 2 | ||||||||||
GPファイナル | 1 | 1 | 辞退 | ||||||||||
GP日本 | 1 | ||||||||||||
GPフランス | 1 | 4 | |||||||||||
GPカナダ | 1 | 3 | 5 | ||||||||||
GPロシア | 2 | 1 | 2 | 欠場 | |||||||||
GPアメリカ | 1 | ||||||||||||
上海杯 | 1 | ||||||||||||
オータムクラシック | 2 | 2 | |||||||||||
ネペラ杯 | 1 | 1 | |||||||||||
ジャパンオープン | 1 | 1 | |||||||||||
国際(シニア・団体) | |||||||||||||
オリンピック | 2 | ||||||||||||
国別対抗戦 | 2 | ||||||||||||
コーセー・チームチャレンジカップ | 2 | ||||||||||||
国際(ジュニア) | |||||||||||||
世界ジュニア選手権 | 3 | 1 | |||||||||||
JGPファイナル | 3 | 1 | |||||||||||
JGPオーストリア | |||||||||||||
JGPクロアチア | |||||||||||||
JGPチェコ | 1 | ||||||||||||
JGPフランス | 1 | ||||||||||||
JGPポーランド | 1 | ||||||||||||
JGPラトビア | 1 | ||||||||||||
アイススター | 1 | ||||||||||||
国内(シニア) | |||||||||||||
ロシア選手権 | 8 | 7 | 3 | 1 | 1 | 欠場 | 7 | FS棄権 | |||||
ロシアカップファイナル | 1 | ||||||||||||
国内(ジュニア) | |||||||||||||
ロシアジュニア選手権 | 12 | 6 | 4 | 4 | 1 | ||||||||
ロシア年長選手権(Hope of Russia) | 1 | 1 | |||||||||||
ロシア年長選手権モスクワ予選 | 1 | ||||||||||||
国内(年長・ノービスA) | |||||||||||||
全露ノービス選手権 | 2 | ||||||||||||
全露ノービス選手権モスクワ予選 | 2 | ||||||||||||
国内(年少・ノービスB) | |||||||||||||
全露ノービス選手権 | 12 | ||||||||||||
全露ノービス選手権モスクワ予選 | 16 | 6 |
※赤色のシーズンはナショナルチーム
2020-21シーズン(シニア6年目)
2019-20シーズン(シニア5年目)
ナショナルチームに選抜される。
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2019/12/24 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 5位 71.08 動画 | WD | WD | 大会関係サイト オンラインリザルト |
2019/11/15 | GPロシア (国際・シニア) | 1位 76.93 動画 | 2位 148.83 動画 | 2位 225.76 | オンラインリザルト |
2019/10/25 | GPカナダ (国際・シニア) | 6位 62.89 動画 | 3位 146.73 動画 | 5位 209.62 | EX 大会結果 |
2019/10/03 | 上海杯 (国際・シニア) | 1位 72.16 動画 | 2位 119.62 動画 | 1位 191.78 | 大会結果 出場予定を伝える記事 |
2019/09/12 | オータムクラシック (国際・シニア) | 2位 75.14 動画 | 2位 142.29 動画 | 2位 217.14 | FSで3S+3Lo、3Lz×2、3F×1 FSの衣装の担当は伊藤聡美 |
アイスショー、テレビなどへの出演
日付 | イベント名 | 内容 |
---|---|---|
2019/12 | イリヤ・アベルブフのアイスショー オズの魔法使い | 12月30日から1月7日まで、モスクワ 主役ドロシー 記事 |
2018-19シーズン(シニア4年目)
ナショナルチームに選抜される。
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2019/03/20,22 | 世界選手権 (国際・シニア) | 4位 74.23 動画 | 3位 149.57 | 3位 223.80 | リザルトサイト |
2019/02/21-22 | ロシアカップファイナル (国内・シニア) | 1位 76.89 | 2位 146.01 | 1位 222.90 | リザルトサイト 強いメドベージェワの復活を予感させる好内容。 キャパシティーの小さい会場であるが観客の声援が大きかった。 |
2018/12/21-22 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 14位 62.24 | 4位 143.66 | 7位 205.90 | リザルトサイト |
2018/11/23-24 | GPフランス (国際・シニア) | 3位 67.55 | 5位 125.26 | 4位 192.81 | リザルトサイト |
2018/10/27-28 | GPカナダ (国際・シニア) | 7位 60.83 | 1位 137.08 | 3位 197.91 | リザルトサイト |
2018/09/20-21 | オータムクラシック (国際・シニア) | 1位 70.98 | 2位 133.91 | 2位 204.89 |
アイスショー、テレビなどへの出演
日付 | イベント名 | 内容 |
---|---|---|
2019/01 | アイスショー「Passion Gala」 | イタリア・座長コストナー 動画 |
2017-18シーズン(シニア3年目)
ナショナルチームに選抜される。
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2018/02/21-23 | 平昌オリンピック個人戦 (国際・シニア) | 2位 81.61 動画 | 1位 156.65 動画 | 2位 238.26 | |
2018/02/09-12 | 平昌オリンピック団体戦 (国際・シニア) | 1位 81.06 | --- | 団体2位 | |
2018/01/17-20 | 欧州選手権 (国際・シニア) | 2位 78.57 | 2位 154.29 | 2位 232.86 | SPでは2A着氷でのミスがあったものの復調を印象づける滑りを見せた。 新衣装 |
2017/11/10-12 | GP日本 (国際・シニア) | 1位 79.99 | 1位 144.40 | 1位 224.39 | この後右脚の負傷により練習の中断を余儀なくされ、 GPFと露ナショナルを欠場。 2018年1月の欧州選手権が復帰戦となる。 |
2017/10/20-22 | GPロシア (国際・シニア) | 1位 80.75 | 1位 150.46 | 1位 231.21 | プログラムを「アンナ・カレーニナ」に変更 |
2017/09/21-23 | ネペラ杯 (国際・シニア) | 1位 80.00 | 1位 146.72 | 1位 226.72 |
2016-2017シーズン(シニア2年目)
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
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2017/04/20-23 | 国別対抗戦 (国際・シニア) | 1位 80.85 | 1位 160.46 | 団体2位 | 女子シングル1位 合計241.31 |
2017/03/27-04/02 | 世界選手権 (国際・シニア) | 1位 79.01 | 1位 154.40 | 1位 233.41 | |
2017/01/25-29 | 欧州選手権 (国際・シニア) | 1位 78.92 | 1位 150.79 | 1位 229.71 | |
2016/12/22-25 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 1位 80.08 | 1位 153.49 | 1位 233.57 | |
2016/12/08-11 | GPファイナル (国際・シニア) | 1位 79.21 | 1位 148.45 | 1位 227.66 | |
2016/11/11-13 | GPフランス (国際・シニア) | 1位 78.52 | 1位 143.02 | 1位 221.54 | |
2016/10/27-30 | GPカナダ (国際・シニア) | 1位 76.24 | 1位 144.41 | 1位 220.65 |
2015-16シーズン(シニア1年目)
このシーズンからシニアに移行する。
シニアとして初めて挑んだ国際大会、オンドレイネペラトロフィーで優勝する。グランプリシリーズでは、スケートアメリカで優勝し、ロステレコム杯では2位(シニア移行後、唯一優勝を逃した大会である。)となった。初出場となったグランプリファイナルでは、自己ベストを大きく更新して優勝。ロシア選手権、欧州選手権も優勝。世界選手権にも初出場し、FSで歴代最高得点となる150.10をマークし、トータル223.86点で優勝。世界ジュニア選手権の覇者が翌年の世界選手権を制するのは、女子史上初の快挙となった。
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2016/04/22-24 | コーセー・チームチャレンジカップ (国際・シニア) | 1位 77.56 | 1位 151.55 | 1位 229.11 | 男女シングルSP団体 総合団体2位 |
2016/03/26-04/03 | 世界選手権 (国際・シニア) | 3位 73.76 | 1位 150.10 | 1位 223.86 | |
2016/01/25-31 | 欧州選手権 (国際・シニア) | 1位 72.55 | 1位 142.90 | 1位 215.45 | |
2015/12/23-27 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 1位 79.44 | 1位 155.44 | 1位 234.88 | |
2015/12/09-13 | GPファイナル (国際・シニア) | 1位 74.58 | 1位 147.96 | 1位 222.54 | |
2015/11/20-22 | GSロシア (国際・シニア) | 3位 67.03 | 1位 139.73 | 2位 206.76 | |
2015/10/23-25 | GSアメリカ (国際・シニア) | 1位 70.92 | 1位 135.09 | 1位 206.01 | |
2015/09/30-10/04 | ネペラ杯 (国際・シニア) | 1位 63.68 | 2位 120.26 | 1位 183.94 |
2014-15シーズン(ジュニア2年目)
ジュニアグランプリシリーズでは2年連続で2連勝し、ジュニアグランプリファイナルでも優勝。ロシア選手権では3位、ロシアジュニア選手権では1位となる。世界ジュニア選手権でも優勝し、このシーズンで出場したジュニアクラスの大会の全てで金メダルを獲得した。
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2015/03/02-08 | 世界ジュニア選手権 (国際・ジュニア) | 1位 68.48 | 1位 124.49 | 1位 192.97 | |
2015/02/04-07 | ロシアジュニア選手権 (国内・ジュニア) | 1位 70.95 | 1位 134.10 | 1位 205.05 | |
2014/12/24-28 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 3位 72.57 | 3位 137.24 | 3位 209.81 | |
2014/12/11-14 | JGPファイナル (国際・ジュニア) | 1位 67.09 | 1位 123.80 | 1位 190.89 | |
2014/09/03-06 | JGPチェコ (国際・ジュニア) | 2位 55.92 | 1位 116.93 | 1位 171.12 | |
2014/08/20-24 | JGPフランス (国際・ジュニア) | 1位 61.12 | 1位 118.43 | 1位 179.55 |
2013-14シーズン(ジュニア1年目)
ジュニアグランプリシリーズに参戦。リガ杯・バルティック杯で優勝を重ね、ジュニアグランプリファイナル出場を決める。ジュニアグランプリファイナルでは3位となる。ロシアジュニア選手権では4位となったが、マリア・ソツコワが怪我で欠場したため、繰り上がりで出場した世界ジュニア選手権では3位となった。
日付 | 大会名 | SP | FS | 総合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2014/03/10-16 | 世界ジュニア選手権 (国際・ジュニア) | 3位 63.72 | 3位 114.71 | 3位 178.43 | |
2014/01/22-25 | ロシアジュニア選手権 (国内・ジュニア) | 4位 63.25 | 4位 120.45 | 4位 183.70 | |
2013/12/22-27 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 8位 62.19 | 8位 119.67 | 7位 181.86 | |
2013/12/05-08 | JGPファイナル (国際・ジュニア) | 3位 58.75 | 5位 104.93 | 3位 163.68 | |
2013/10/17-20 | アイススター (国際・ジュニア) | 3位 62.12 | 1位 118.01 | 1位 180.13 | |
2013/09/18-22 | JGPポーランド (国際・ジュニア) | 1位 61.61 | 1位 118.35 | 1位 179.96 | |
2013/08/27-09/01 | JGPラトビア (国際・ジュニア) | 3位 55.17 | 1位 114.35 | 1位 169.52 |
2012-13シーズン(ノービスA2年目)
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2013/02/01-03 | ロシアジュニア選手権 | 5位 61.35 | 4位 118.84 | 4位 180.19 | サランスク |
2011-12シーズン(ノービスA1年目)
ロシアジュニア選手権に初出場し、8位に入る。
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2012/02/05-07 | ロシアジュニア選手権 (国内・ジュニア) | 7位 54.86 | 7位 103.64 | 6位 158.50 | ヒムキ |
2011/12/25-29 | ロシア選手権 (国内・シニア) | 11位 53.21 | 8位 108.53 | 8位 161.74 | サランスク |
2010-11シーズン(ノービスB2年目)
日付 | 大会名 | SP | FS | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2011/02/02-04 | ロシアジュニア選手権 (国内・ジュニア) | 13位 42.57 | 12位 88.93 | 12位 131.50 | カザン |
技術・演技
エッジを使うだけでスピードを上げられる、高いスケーティングスキルと観客を惹きつける高い表現力が特長。アクセル以外の5種類の3回転を跳ぶことができる。片手を上げるタノジャンプや両手を上げるリッポンジャンプ、豊富なトランジションで高い加点を得る。練習では3回転の3連続コンビネーションを決めるなど、ジャンプ技術も素晴らしい。どの要素でも高い加点を得ることができ、トータルパッケージといえるが、唯一苦手としているのがルッツジャンプで、エラーの判定を受けることもある。
非常に強靭なメンタルを持ち、常に安定した状態で試合に臨むことができるのも強さの一つといえる。
プログラム
参考
大のアニメ好きでTwitterのbioに『anime otaku』と書くほど。
特にジブリ作品とセーラームーンが好きで2016年のDOI新潟公演と2017年の国別対抗戦のエキシビションの曲をムーンライト伝説を使用し日本のファンを湧かせた。
樋口新葉選手とは『お菓子をくれる仲』だそう。
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(2019.02.22) タス通信記事(日本語訳)
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