ネット上では2chやふたばといった匿名掲示板やまとめブログ、ツイッターとあらゆる場所で信者とアンチのレスバトルが行われてたが、ネットで騒がれている割には商業規模が見合ってないという指摘は昔からなされていたため、ここに纏めてみる。
*ゲートについて纏めた記事 [#kcc932f9]
''アルファポリス、17年3月期通期の業績予想を下方修正…営業益は9.2億円→1.5億円に 「ゲート」関連の書籍の返本やゲーム事業の苦戦が響く'' [元URL]http://gamebiz.jp/?p=172796 [魚拓]http://megalodon.jp/2016-1113-1800-09/gamebiz.jp/?p=172796 主な抜粋 >アルファポリス<9467>は、11月10日、2017年3月期通期の業績予想の下方修正を発表、 売上高は従来予想37億円から30億円(増減率18.9%減)、営業利益は同9億2100万円から1億5100万円(同83.6%減)、 経常利益は同9億2000万円から1億5000万円(同83.7%減)、 当期純利益は同5億7300万円から9500万円(同83.4%減)と大幅に下ブレする見通しとなった。 電子書籍販売は堅調に推移したものの、TVアニメの放送が終了した「ゲート」関連の書籍の返本が想定を上回ったこと、 ゲーム事業が苦戦したことなどで売上高が計画対比で大きく伸び悩んだ。
#br ''アルファポリス、第3四半期は営業益76%減の1.69億円…『ゲート』関連の返本やラノベの競争激化で'' [元URL]http://gamebiz.jp/?p=178395 [魚拓]http://megalodon.jp/2017-0309-2231-50/gamebiz.jp/?p=178395 主な抜粋 >主力の出版事業の不振が響いた。出版事業の業績は、売上高19億6400万円(同21.0%減)、セグメント利益5億1700万円(同46.1%減)だった。『ゲート』関連書籍の返本が発生し、収益を圧迫したことに加えて、ライトノベル市場への新規参入が活発化し、競争が激しくなってきたことなどにより、1タイトル当たりの発行部数が減少したことが響いたという。 *解説 [#l703aac9] 作品内容とは少し違うのだが、売上げと発行部数の差について書いてみたい。 2014年12月、アニメ化が発表された当初、GATEの発行部数(GATEの場合は漫画等も含めるシリーズ累計である)は85万部だった。 それが2016年11月現在、公式サイトによれば400万部を越える発行部数だという。 つまり2年間で315万部以上「発行」しているのである。 では同時期にアニメ化され、爆発的なヒットを飛ばしたオーバーロードはどうだろうか。 アニメ化発表以前は、オーバーロードは60万部の発行部数だった。 それが現在では300万部になっている。 その差は240万部である。 ちなみにこのオーバーロードは、アニメ化が発表されて実際にアニメが始まるとラノベの月間売上げランキングで1~10位をほぼ独占するほどの売上げを見せ さらに本屋で売り切れになり発行が間に合わないという状態にまでなった作品である。 それに対してGATEはどうかといえば、前期でアニメ化されている時期でさえ10位以内、特に8位などの下位に何度か顔を出しただけである。 当然出版社や本屋が嬉しい悲鳴をあげることもなかった。 実質的な売上げにそれだけの差があったGATEとオーバーロードなのだが、発行部数はといえば GATE 315万部の追加発行 オーバーロード 240万部の追加発行 である。 実質的な売上げと違い、75万部もGATEの方が発行部数が多い。 さすがにこれはおかしいと思っていたのだが
>アルファポリス、17年3月期通期の業績予想を下方修正…営業益は9.2億円→1.5億円に 「ゲート」関連の書籍の返本やゲーム事業の苦戦が響く 2016年11月11日 11時55分更新
この記事である。 なるほど実際の売上げよりも発行しすぎたために返本が相次ぎ、経営不振に陥っているという。 確かに売上げよりも発行部数を水増しして、「良く売れている」ように見せる宣伝は普通に行われることである。 しかし、経営不振に陥るほどとは……。 なんとも切ない話だ。
*ゲートの国外進出 [#jc485242] 元の記事を漁ろうとしたが、どれも既に消失したため、それを元とした画像を貼る。 http://wikiwiki.jp/gateanti/?plugin=attach&pcmd=open&file=tmPzUQD.jpg&refer=%A5%B2%A1%BC%A5%C8%A4%CE%C7%E4%A4%EA%BE%E5%A4%B2 続報がない時点で失敗したと思われる。