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作中のブーメラン描写について

Last-modified: 2016-11-15 (火) 23:33:53

ここでは、作者によるブーメラン描写(前に書いてたことと矛盾してるよ!)を単発で取りあげていく。

【派兵人数と武器】 Edit

派兵人数は、三個師団とされている。
師団によって差はあれども、20000〜25000人程度だと考えていい。
武器は「敗北し敵に奪われる可能性を考慮して」、最新ではなく一世代古い武器を持たされている。
三個師団も投入しておきながら、武器は奪われてもいいように旧武器を使用させるというのは全く矛盾しているように思われる。
それとも数万人もの自衛隊員を捨て駒にしたというでもいうのだろうか。
後に、日本人拉致数十人程度を解放するために帝国に空爆までした「人道的」な行動と矛盾している。

金融機関がない? Edit

1巻(上)P210

金融機関のない世界で兵士は受け取った俸給を身につけて歩くものだ

1巻(上)P320

龍の鱗二百枚を、デナリ銀貨四千枚+シンク金貨二百枚で、取引きすることに成功した。

ただし、銀貨四千枚を現金で決済することはやっぱり不可能だった。
 (中略)

二千枚については、為替で受け取ることになった。

わずか110ページ、作中時間にして一昼夜のうちに、帝国経済には革命が起ったらしい……。
ちなみに金融機関の代表格である銀行の三大業務を行うためには為替も必要である。

菅原は本当にエリート? Edit

ウェブ版47

 それはわかる。理解できるのだが、菅原とて30代中盤に入る身なのだ。

 外務省のエリート官僚として、将来を嘱望されている。

入省以来、中東、北アフリカときな臭い場所ばかりを歴任して歩きながら、官邸の事務秘書官にまでなったからには、外務省の頂点が視野に入ってくる。

 此処まで来れば、本省に戻って一流企業の社長令嬢といった『お嬢様』級の女性との縁談がいくらでも選べる身分である。

もちろん、誰でも良いわけではない。

これも外交分野で役に立つ家柄の女性を相手として選ばなければならない。

例えば、西欧との関係が深い商社との閨閥だ。

これらを背景として官僚のトップを目指すという野望を持っているのだ。

その、お相手が、日本と較べて1000年は遅れているように見える未開の国の、しかも12才の少女というのは体裁が悪いばかりか足を引っ張られる。

ついでに言えば犯罪であって、その上趣味ではない。大いに遠慮したかった。

外務省のどこの所属なのか判然としない。
官邸の事務秘書官って言われてるけど、それは何人もいるわけでこれもまた判然としない。
中東や北アフリカっていうのは、外交的には「軽視されている」国々なんだが(出世コースは欧米、特にアメリカと中国、アメリカスクールとかチャイナスクールは有名)、どうやって出世コースに乗ったのか。

そもそも

 外務省のエリート官僚として、将来を嘱望されている

のに

日本と較べて1000年は遅れているように見える未開の国の

担当になってる時点でおかしい。

 

なお文庫版においては
2.動乱編<上> P22

だが、菅原は三十路近い年齢だ。外務省のエリート官僚として将来が嘱望されている。入省以来、外務省の頂点を真っ直ぐに目指して来た。

と変更されている。編集の手が加わったのであろうか。それよりももっと変更するべき場所があるのだと思うのだが。
主にシェリーの年齢など。
さらに、逆にこれだけでは菅原がどういう役職で、そしてどこまでの権限を持っているのかが全く分からない。
登場してから色々なシーンで出て来るが、権限がどこまであるのか、外務省ではどういう立場なのか、それを明確にしてもらいたいものだ。
実際、特地との外交を自衛隊の柳田や伊丹が行ってるシーンも存在し、この作者が外交というものを理解できてない描写が多く見られる。
曲りなりにも政治()を描きたいならば最低限そういう部分は調べておいて然るべきではないだろうか。