12-30 【日記編2nd】マナフィ「近頃急に空気が不穏になって来てると思わない?」

Last-modified: 2012-12-28 (金) 05:17:43
 

490 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/04 07:08:30 ID:???0
(翌日)
マナフィ「ねえゼクロム。近頃急に空気が不穏になって来てると思わない?」

ゼクロム「…お前もか。嫌な雰囲気俺もバリバリ感じるぜ。ビクティニには涙目でやたら体を心配されるしルギアのアホには避けられてるし…
俺達いったい何かしたのか!?」
マナフィ「雛祭りパーティーで甘酒飲んで、二匹でひっくり返ったってみんな言うけど怪しいフィ~!」


491 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/04 15:20:48 ID:???0
アルセウス「どうやらそもそもの原因はこの日記帳にあるみたいだな。ちょっと調べてみるか。」ペラペラ
アルセウス「う~む、なんとなく嫌なものを感じはするが、描いてる文章には何もおかしなところはないし、
写真だって黒い影みたいなのは写っているがそれほど気になるものでもない。」
ハドウ「>>481を見てみると、タイプがなにか関係している可能性もあると思うんだ。だから、アンタがいかずちプレートを装備して
僕が水タイプのポケモンに化けながらこの日記を読んでいけば何か分かると思うんだ。」
アルセウス「・・・・・貴様。いつの間に現れた?」
ハドウ「このままじゃ変な冤罪を着せられかねないからここまで来たのさ!!!!」
アルセウス「お前・・・本当に何も関係ないんだな?」
ハドウ「当然だよ!!!」
アルセウス(電気)「まぁいい。とりあえず電気タイプになって日記を・・・・うお、何だこの感じは?」
ハドウ「僕もマナフィに変身して・・・うあっ、何だこの感じは?」
オイデオイデオイデ
アルセウス(電気)「くっ!!!頭の中でオイデオイデという声が!!!とにかく日記のページをめくっていくぞ!!!」パラパラ
マナフィ(ハドウ)「ハァッハァッ、とうとう最後のページだ。ん?何か古い紙みたいなのを貼りつけてる・・・」
『6/6久しぶりにオレンジ諸島に行った。休憩しようと島の一つに降りたらボロいバラック小屋があったんで
中を見てみたら机の上に一枚の書き置きみたいなのを見つけた。それにもびっくりしたけどその小屋で
生のドクロを見つけた時にはびっくりしたな。一つは人間のみたいだけど後の2つはポケモンのものっぽい』
アルセウス(電気)「もしかして・・・・・この貼りつけてある紙がその書き置きか?」


492 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/04 15:34:28 ID:???0
マナフィ(ハドウ)「それで・・・・書き置きには何て?」
アルセウス(電気)「あぁ、今読んでみる」
 
『2/29何日も救助を待ったが、船や飛行機が通りかかる気配はない。おまけに食料も底をついた。
しかたなく、私はモンスターボールの中に入っていたフィオネとサンダースを食べることにした。許してくれ・・・
 
3/1もうこれ以上耐えられない。生きていることが既に地獄だ。私もポケモン達の後を追おう。そして、
食料にしてしまったポケモン達に詫びる』
 
マナフィ(ハドウ)「どうやら・・・・これ書いた人は遭難者で既に自殺しちゃったみたいだね」
アルセウス(電気)「もしや、この書き置きに何かあるのでは?」


493 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/04 17:49:29 ID:???0
マナフィ「ゾ~ロ~ア。」
ゾロア「くひぃっ!」
マナフィ「どうしたのかな~?僕の顔見るなりその態度~…」

ゾロア「オオォオイラ、オイラなんにも知らないゾー!うあぁヒンヤリしたボディで迫らないでくれだゾ~~~~」

ゼクロム「おいおいマナフィ!ストップストップ、ゾロア怯えてるじゃねーか!?
悪ぃなゾロア。そんじゃ一つだけ教えてくれるか?俺達が寝ていた間の事は、ひとまず誰に聞けばいい?」

ゾロア「……うん。それは…」


494 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/04 19:32:37 ID:???0
ファイヤー「オレ達の写真の日付、丁度この書き置きの日じゃないか!」
サンダー「まさか、ルギアお前って奴は!」
フリーザー「初めてですよ…ここまで私をコケにしたおバカさんは…」
ルギア「あ、この書き置きとロケットを見つけた後に写真撮ったんだっけ確か」
ファイヤー「ロケット!?トレーナーは宇宙飛行士だったのか!?」
サンダー「アホ鳥はほっといてそのロケットみせてくれよ、あるんだろ?」
ルギア「あるのはあるんだが…開かないんだ」
フリーザー「ホッホッホ、これがそのロケットですか。私ほどの戦闘力が有ればこんなもの開いてみせましょう」


495 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/05 05:41:01 ID:???0
ビクティニ「二匹が元気になってよかったね~、レシラム。906さんまで倒れちゃったのはびっくりしたけど…」
レシラム「あいつは余り体が丈夫ではないからな。しかしもう心配はないだろう。」

シェイミ「やれやれでしゅ~、チビのマナフィはともかくとしてどいつもこいつもデカブツの癖に世話が焼けるでしゅよ。」

ビクティニ「ティニ~、シェイミも心配だったんだねぇ。ウフフ♪」
シェイミ「なっ!?お前は何を言い出すのでしゅか!ないない、デカブツがまたも風邪引いちゃわないように布団かけたり直したり…なんてミーそんな面倒臭い事してないでしゅからね!」

レシラム「ハイハイ…フフ。」


499 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/05 13:31:25 ID:???0
ディアルガ「おいパルキア!アルセウスの姿が見当たらないけどどこに行ったんだか知らないか!?」
ミュウ「変ね。さっきハドウちゃんの声もしてたのに私に挨拶もないなんて~」


503 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/05 23:59:24 ID:???0
アルセウス(電気)「ちなみに我々は今ルギアの日記がある隔離空間の中にいる。」
マナフィ(ハドウ)「果たしてフリーザーはロケットの中を開けることができたのだろうか」


504 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/06 01:06:20 ID:???0

503
ファイヤー「あいつ開けようとしたんだけど結局開かなかったんだ」
サンダー「『馬鹿な!戦闘力52万のこの私が…相手はただのロケットだぞ!』って言ってた。正直52か3万かは覚えてない。」
ファイヤー「『チクショー!』で後は>>500をみればわかる」
サンダー「これ本当に開くのか?…あっ!」ガシャン
ファイヤー「落とすなよ…って」
ルギア「うん、落とした衝撃で開いたみたい」
フリーザー「落としただけで開いただと!?私の戦闘力は落下の衝撃以下だと言うのですか!」
サンダー「お前初代仕様の吹雪あるから弱いわけないじゃん。で、これには何が…うわあああ!!」
ファイヤー「どうした!一体…ギャース!!」
フリーザー「このロケット、そうとうな戦闘力を…ハーヒフーヘホ~!!」
ルギア「どうしたことだ、皆急に消えちゃった、これやばい品物っぽいから見せないようにするわ」


505 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/06 01:33:36 ID:???0
ゾロア「やっとHENTAIからふりきれたゾー、ん?お前、なんかキラキラするもの持ってるゾー」
ルギア「あっ、取るな、そしてみるな!」
ゾロア「なんだゾー?人間とポケモンが二匹いる写真があるだけだゾー」
ルギア「…お前、何も感じないのか?」
ゾロア「うん、そうだゾー」
エンテイ「ゾロア見っけ!さあこっちへおいで…僕と遊ぼうよ…」
ゾロアーク「いい加減にしなさい!私の息子に手を出すんじゃないよこの変態!!」
ルギア「悪いけどちょっといいかな?このロケットの中身をみて欲しいんだ」
ゾロアーク「何ともないわ。これがどうしたのさ?」
ヘンタイ「フィオネたん…ハアハア」
ルギア「(見れるやつと見れないやつがいるのか)いや、なんでもない。」
ゾロアークとヘンタイ「??」
ルギア「(こいつらがいけるなら俺も…)」
アルセウス「言っておくが、「こいつらがいけるなら俺も…」とか考えるなよ。お前がそれの所有者なんだからしっかり管理しろ」
ルギア「ギクッ!!」


506 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/06 08:35:50 ID:???O
ゼクロム「おい!コラ、
アホルギアァ!!結局お前が元凶じゃねーか!
どう落とし前つけてくれんだ!?」
マナフィ「そうだフィ~!君のせいでビクティニにも心配をかけているんだフィ~!?」
ゼクロム「いやそれはこのアホの日記を覗いたマナフィも悪いぞ。」
マナフィ「フィ!?」

ルギア「怒られてやんのwwあおいグミざまあwwwwww」
ルカリオ
「 は ど う だ ん 」


507 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/06 08:36:16 ID:???0
ルギア「あ、ロケットの中にマスターボールがあるぞ。しかも中に何やらポケモンが入っているしな」
アルセウス「開けてみよう」パカッボムッ
 
どどぎゅぅぅぅーん
 
ルギア「中からアルセウスがもう一体・・・だと!?」
アルセウス?「ここは・・・どこだ?」
アルセウス「こ・・・これは・・・てんかいの笛がなければ会えない方のアルセウスじゃないか!!」
アルセウス?「お前・・・・私と同族・・・?」
ルギア「我々が知っているのが映画配布版の美輪セウスで、今マスターボールから出てきたのがなかったことにされた
DPPtのイベントで登場する笛セウスだな」
美輪セウス「何故貴方が人間ごときに捕まってしまったというのだ」
笛セウス「アレは50年ほど前かな・・・私のもとに突然ロケットが着陸し、一人の中年男が降りてきた。
やつは私を見るなり突然マスターボールを投げて私をボールの中に閉じ込めたのだ。本来なら、てんかいのふえを持った者が
やりのはしらでそれを吹くことでやりのはしらまで降りてくることになっていたが奴は笛もないのに私を自らの所有物にしようとした。
私は怒ってやつをロケットもろともどこかの無人島までワープさせた。あの島は船や飛行機も殆ど来ない上に食料もろくになかったのだ。
苦しみながら死んでいったことであろう。やつと一緒にいた2匹のポケモンにはかわいそうなことをしたがな」
ルギア「なんてやつだ・・・・・・」


508 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/06 08:50:22 ID:???0
笛セウス「見えるぞ。私の左右に奴が飢えのあまり食料にしてしまったフィオネとサンダースの霊が・・・・」
ゼクロム「えぇっ!!!?俺には見えね~ぞ!!!」
笛セウス「お前には霊感がないのだ。無理も無い。そんなことより自分らの心配をしたらどうだ?」
マナフィ「どういうことだフィ?」
笛セウス「その2匹のポケモンは小さい頃に親から引き離され対戦の時以外はほとんどボールの中にいたらしくてな、
他のポケモンと交流を持てなかったそうなのだ。それどころかお互いに顔を合わせることすらほとんどなく仲良しというわけでもなかったようだ。
だからなのか、霊となったフィオネもサンダースも一緒にあの世へ行く同タイプの友達を探し続けて成仏できないらしいのだ。」
マナフィ「そ、そんな・・・あぁ、体が動かな・・・・」ボクトイッショニイコウヨ
ゼクロム「いけしゃあしゃあとこの・・・あぁ何か頭がボーッと・・・」ワタシトイッショニキテ
笛セウス「残念だがヤツの遺品をここまで持ってきたことが災いしたようだな。さらばだ!!!」
美輪セウス「クッ、待て!!!」


509 : 名無しさん、君に決めた![sage] :投稿日:2012/03/06 10:42:12 ID:???0

508
アルセウス「おっと!
神ともあろうお方がポケモンを見捨てちゃいけないなあ~!?」

笛セウス「誰だ!?」

アルセウス「誰って…見て分からないのかい?
アンタのつまんない八つ当たりのせいで、過去にも、そして今ここにも!苦しんでいるポケモンがいるんだぞ!!それを放って行くなんて…アンタには創造の神たる資格はない!」

笛セウス「きっ…貴様アァァァ!!捌きのつ」

ミュウ「ふういん続いて
おしおきっ!!!」
笛セウス「グアッ!?」
ミュウ「よく言ったわハドウちゃん!!ちょっとそこのアナタ!早くうちのマナちゃんとゼクちゃんを離しなさいよ!?」

アルセウス(ハドウ)
「なーんだバレてたか。さすがに同族だね」