9-54 〈海底遺跡Ep〉レシラム「まるで未解禁幻のバーゲンセールだな」

Last-modified: 2012-03-01 (木) 01:00:17
 

734 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 07:08:17.54 ID:???O
スイクン「とりあえず海から上がるわね」
フリーザー「私も少しサザナミ周辺の様子を空から散策しますよ」
ヒードラン「オラァレックウザどんを戻す薬を開発する手がかりを探ってくるべよ」
ディアルガ「さっきのカイオーガが降らせた大雨による土砂崩れと洪水で、人間は避難したり、
救助を待ってたりしているからポケモンどころじゃないだろうしな。ただ、あんまし遠くに行かないようにな」
スイクン・フリーザー・ヒードラン「は~い!!!」
レックウザ「なぁ、やっぱりこの大きさのままだと空間に戻っても支障があるかな」
ディアルガ「元々大きかったのにそれが3倍にも巨大化してしまったからな。どうだろ」


736 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 08:04:41.77 ID:???0
フリーザー「まずは、上空からイッシュの様子を見てみることにしましょう。」
スイクン「私はサザナミタウン近くの14番道路を見てみるわ。」
フリーザー「おやおや、何やら14番道路をしばらく行ったあたりに大都市が見えますね。まぁこれはひどい!!!さっきの大雨で街中ビルの2階ぐらいまで浸水しておりますね!!!地下鉄はもう駄目でしょうね。
ビルの屋上に避難した人や助けを求める人がチラホラ見受けられますが私には関係ないので放っておきましょう。」
プカプカ 子供トレーナー「ウゥ、パパ、ママ。どこなの!?お~い!!!スワンナ、次はあっちへ行ってみようか。ウッウッ」
スワンナ「クエ~(泣くんじゃね~よ坊や)」
フリーザー「・・・・・・子供が必死で両親を探しているらしいが私には関係ありませんな。」
男「なぁ、カズオのやつ帰ってくるかな。」
女「体育の授業中に洪水があったからもしかして・・・・・」
男「馬鹿、そんな事考えるな!!!」
フリーザー「何やら夫婦らしき男女がビルの屋上で話し合っていますね。どうやら子供を待っているようです。・・・・・もしかしてさっきの・・・・」ヒュオーー
プカプカ 子供トレーナー「パパーママー!!!うわっ!!!!!」ガシッ
フリーザー「坊や、パパとママらしい人のところへ連れていってあげよう」バサバサバサ子供トレーナー「うわーー!!!」
スワンナ「クエックエー(なんなんだアンタ)!!!!」バサバサバサバサフリーザー「この子のことが気になるならあなたもついて来なさい」ヒュオーーー
 
男「おい、鳥ポケモンが二匹こっちへ来るぞ。そのうち一匹は人間の子供を掴んでるぞ」
女「あれはもしかして・・・・カズオ!!!」
フリーザー「さぁ、着きましたよ」ストッ
子供トレーナー「ママー!!!」
女「カズオーーー!!!」
スワンナ「クエー」
フリーザー「では、私はこれにて失敬。」バサバサバサ
男「行ってしまったな。何だったんだろうかあの鳥ポケモンは?このブラックシティ周辺では見ないポケモンだったが・・・・」


737 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 08:46:26.19 ID:???0
ホワイトフォレスト
スイクン「う~ん、ここは空気もおいしいし、ジョウトの森林よりも過ごしやすいわ。あ、あんな所に湖が。ってあれぇ!!!?」
ケムッソ「あ、スイクンさん。お久ッス。ワイ、環境の整った静かな森があるゆうことでジョウトからやってきたんでっけど、見てください。さっき土砂崩れが起きて、民家も森もメチャメチャでんねん。」
スイクン「何ということなの。どうりで木があちこちで倒れているわけね。」
コダック「おまけに池も泥水になってしまって、水ポケモンたちが困っているんですよ。」
ヘイガニ「あぁ、また引っ越すのか」
スイクン「私に任せて。久しぶりだけど池の水を浄化してみるわ」ジワー
コダック「おぉ、水が綺麗になっていく!!!ありがとう!!!スイクンさん!!!」
スイクン「いえいえ、私に出来るのはこれくらいしかありませんから。ん?何か人間の声があの小屋から聞こえるわ」ザワザワコンナトコロニヒッコスカラヒドイメニアッタジャナイノオレノセイダッテノカヨーダイタイオマエダッテナーナニヨーザワザワ
スイクン「い、一体どうしたのかしら」
ケムッソ「いやね、人間たちが急遽あの無事やった小屋を避難所にしてるんでっけど、何か言い争いが絶えまへんねん。」
スイクン「こればっかりはどうしようもないわね。」
ケムッソ「わしらには関係ないことですしほっときまひょ。ん?何か歌声が・・・・」
メ????「ララリラララ~♪ララ~♪」ザワザワゴメンワタシッタラフアンデドウシタイイカワカラナクテツイアンナコトヲイヤオレノホウダッテ・・・・・・・
スイクン「あの歌声を聞いた人間たちが落ち着いてきたみたいね。それにしても、キレイな歌声ね。」
メ????「あら、あなたたちには特別にここで歌を聞かせてあげるわ。ちょっとしたリサイタルってやつ。迷惑かもしんないけど聴いてちょうだい」
コダック「ジャイ○ン級の音痴がそんな事言ったらハイドロポンプで追い返してるけど、あんたみたいな声も顔も美しい娘さんなら大歓迎さ」


738 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 08:55:49.59 ID:???0
フリーザー「おやおや、この森は土砂崩れの被害にあったようですね。民家の倒壊した瓦礫や倒木がゴロゴロ転がってますね~。おや、あっちの方から歌声が・・・」ヒュオー
スイクン「あら、フリーザーさんいらっしゃい。よかったらフリーザーさんもこの歌を聴いていかない?」
フリーザー「ほぅ、これは歌詞もメロディも美しい。心が洗われるようだ。見たことのないポケモンですが、なんとも好感が持てますね。」
メ????「ラララ~ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~ラララ~~~ラ~♪」
ケムッソ「幸せな気分になってきまんな~」パクッポッポ「クルック~」バサバサケムッソ「あぁ、このままポッポにくわれてもえぇような気がしてきた」
フリーザー「・・・・歌の力には計り知れぬものがあるみたいですね。」
スイクン「同感」
メ????「ラ~ラララララ~♪」


739 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 09:17:31.90 ID:???0
そのころレックウザ
レックウザ「あぁ、ヒードランのやつ遅いな~。何やってんだか」
ゲ????「うわっ!!!何じゃありゃ!!!あんなでっけぇポケモン見たことねぇや!!!」
レックウザ「お~い。そこのエヴァ初号機の被りものをしてる君。俺は何もしないから怖がらなくていいぞ!!!」
ゲ????「怖がるなっちゅう方が無理ってもんよ、アンタ。さっきのゴジラまがいといい、どうなってんだよ!!!それにこれは被りものじゃね~よ!!!」
ヒードラン「お~い!!!ゲ????どんの協力もあって薬が出来たど~!!!!」
レックウザ「おお!!!そうか!!!早く助けてくれ!!!」
ヒードラン「ゲ????どんがいろんな薬剤がそろってるとこを知ってるちゅうからついていったら何かの研究所みたいなとこがあってそこにあったもんくすねて作ったんじゃ!!!」
ゲ????「オラァ顔が広いからね~。注射の方は俺に任せときなって。」
ヒードラン「いやぁ、世話になりっぱなしで悪いのぉ。今度ずんだ餅ご馳走してやろうかい」
ゲ????「素人の注射は危険だからな。正確な場所に打たねぇとヤバイんだよ」
レックウザ「にしても、ぶっとい注射針だなオイ・・・・」
ゲ????「研究所にあったのがこのギャロップ用のしかなかったんだ。贅沢言うんじゃねぇっと」プスリ
レックウザ「あぅ。」シュルシュルシュル
レックウザ「おぉ、もとに戻っていくぞ!!!ありがとう!!!ゲ????君!!!!」
ゲ????「なぁに、土砂の下敷きになってたところをヒードランに助けてもらったんだからそのお礼さ」


740 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 12:04:38.64 ID:???0
レシラム「昨夜のケ……げふん、人間嫌いの奴と言い今日の歌い手やエヴァもどきと言い
     まるで未解禁幻のバーゲンセールだな」
ゼクロム「超古代も三闘獣も揃ったし、ここまで来たら俺らもあいつん所行ってみないか?」
レシラム「私は構わないが、映画出演決定位の大きな釣り餌が無ければ奴は出て来ないぞ」
ゼクロム「そこでポケモンカードの拡張パック『ヘイルブリザード』だZ(ゼーット)!」
レシラム「……ほう、お前にしては準備がよろしい様で」
ゼクロム「よし決まりだなwそれじゃゴ□ちゃん俺達ジャイアントホール訪ねて来るから後は頼んだZ~」
ヒードラン「ゼ ク ロ ム ど ん !」
レックウザ「いってらっさーい……(ゼーット?ゼクロムだから?急にどうした?)」


741 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 12:11:29.42 ID:???0
ゼクロム「さて、もう一日いることになったが、これからどうする?」
レシラム「そうだな、空間外でこれ以上やることはないんだが、とりあえずジャイアントホールっていう洞窟に行ってギラティナやレックウザと同じポジションのやつを尋ねてみるか」
ゼクロム「そりゃ面白そうだ」ギュイーン
 ジャイアントホール入り口
ゼクロム「なぁ、もしBWのマイナーチェンジ版が出るとしたらどんなタイトルになるかな」
レシラム「さしずめ、グレーとかクリアっていうタイトルになるんだろうな」
ゼクロム「出たらの話だけどなwww」
ゼクロム「洞窟の最奥にいる伝説のポケモンか。王道って感じだな。入ってみるか」
レシラム「おい、アンタ。ここにギラティナ・レックウザポジのやつがいるって聞いたんだが。」
ルージュラ「はい、ここの地下一階におりますがお友達の方でしょうか?」
ゼクロム「ま、まぁ、そんなとこ・・・・かな。」
ルージュラ「ご案内いたしましょうか。」
レシラム「あぁ、頼む。」カツカツカツッ
 
ルージュラ「こちらでございます。ではごゆっくり。」
ゼクロム「・・・・とうとう来てしまったな。」
レシラム「あぁ・・・・一体どんなやつなんだろうか」
ヒュルララララララ
906「やぁ、君達。何か用かい?」
ゼクロム「いや、ただ・・・たまたま近くを通りがかったもんだから・・・・顔を見に来ようと・・・・な、レシラム」
レシラム「あ、あぁ」
906「君達僕を馬鹿にしに来たのかい?」
レシラム「いや、別に・・・そんなことは・・・・」
906「いいんだよ・・・隠さなくても。君達はテラボルテージとかターボブレイズみたいなかっこよさげな特性だけど・・・・僕は所詮・・・ただのプレッシャーwwwさ。」
ゼクロム「いや、名前だけはかっこよくてもかたやぶりと大して変わんねぇから」
906「かたやぶり・・・・十分恵まれた特性じゃないか!!!しかも君達の合計種族値は僕より20も上。君達と同列に語られるなんてどだい無理な話なんだ~!!!ヒュルラララララ」
ゼクロム「氷タイプなだけに冷遇されてるのかも」
レシラム「お前・・・それ面白いと思って言ってるのかもしれんが全然空気読めてない発言だからな」
906「大体きょうかいポケモンって何なんだよチクショーーー!!!!ヒュルラララララ」


743 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 12:57:35.99 ID:???0

741
やせいの 906が
おそいかかってきた!

906「この先の未来に
希望などないのですよ…」
ゼクロム
「おいwwバトル突入かよwwwなんか破滅の未来を生き抜いた最後の1人みたいなセリフ言ってるしwww」
レシラム
「906…私は空間の皆に会って絶望しかないと思っていた未来への希望を見いだす事ができた…今、
君にもその希望を思い出してほしい…!」
ゼクロム
「レシラムwwwお前いつから絶望野郎にww」
906.レシラムLP4,000
「「 デュ○ル!! 」」
ゼクロム
「ポケモンバトルじゃねーのかwあぁもう何が何やらwww
…ハッ、俺がツッこんでる…!?」


751 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/21(日) 16:45:36.05 ID:???0

743
レシラム
「大丈夫か906…!?」

シュ~‥プスプスプス…
906(HP0)
「」
ゼクロム
「レシラムお前容赦ないなー…つかコイツ魂ごと狩られてね?」
906
「…まったくだよ。
タイプ相性からして君と僕では理不尽な位に僕が圧倒的不利じゃないか~ヒュルラララ…」
レシラム
「加減はしたのだがな」
ゼクロム
「よっしゃぁだったら次の相手は俺だZ!見よ、こんなときのためのポケモンカードゲーム拡張パック『ヘイルブリザード』の力を!」
906「………僕。ずーっとここに一人っきりだから相手の必要なカードゲームなんて持ってないんだけど…ヒュルラララ~」
ゼクロム
「んじゃあなんでデ○エルスタンバイしてんだよwww」(ビシッ!)
レシラム
「…だがゼクロム。お前のツッコミなんてレアだな…」


760 :名無しさん、君に決めた!:2011/08/22(月) 02:07:56.21 ID:???0
906
「殴ったね!?オヤジにだって殴られた事ないのに…ヒュルララララ~グスン」
ゼクロム
「あー悪ィ悪ィ!泣くなって…ホラこれやるから」
906「………カード?」
ゼクロム
「これさ。お前のカード入ってんだぜ?ここに来るためにわざわざ俺が様子して来たんだから遠慮すんなよな。」
906
「…ヒュルラララ~(泣)」レシラム
「ゼ ク ロ ム!」
ゼクロム
「あーもうなんで泣くんだよ━━━!?」
906
「ゴメンねゴメンね…ありがとう…2人共こんな僕の所に遊びに来てくれたのにバトルも弱いしカードゲームも知らないのにこんなに優しくしてくれて…ヒュルララララ~」
レシラム「ゼクロム、そろそろ出発の時間だ。名残惜しいがまたな、906。」
ゼクロム
「…そっか。んじゃあ9ちゃん、俺達もう帰るけどまた遊び来てやるからさ。」
906「…うん。うん。サヨナラは言わない、2人共絶対また来てね?それまでにポケモンカード覚えておくから…」