&flash(https://www.youtube.com/v/I2bccQzhMko,425x355,bgcolor=#000000);
- 微調整 -- 2017-06-23 (金) 13:13:55
- Excavation 、Oceana解説追加 -- 2017-07-10 (月) 04:32:39
- Oceana解説追加 -- 2017-07-10 (月) 20:18:45
- Hydra解説追加 -- 2017-09-04 (月) 19:27:31
リーダー作
Flux
Dust
Excavation
# | タイトル | 解説 |
1 | Mistral | 練習のため作成した複雑なフィンガーピッキング・パターンが元になっている。[1]変則チューニング使用。[2] |
2 | Luteous Pangolin | |
3 | Ellenville | |
4 | Sunny Manitoba | |
5 | Hatchet Face | セリー音楽的なアイディアを追求した曲。[1] |
6 | Etching | |
7 | Windowpane | 変則チューニング使用。[2] |
8 | You Are My Sunshine |
[1]All About Jazz By Phil Di Pietro
[2]Jazz Times By David R. Adler
Oceana
この作品は、過去10~15年に僕がやってきたことをまとめて拡張した作品だ。様々なフォームを試し、ソロ、トリオ、カルテットによるギターのハーモニーとテクスチュアの可能性にトライした。影響されたものはジャズから20世紀クラシック、ロックまで渡っている。だけどその融合は、意識的というよりも直感に頼っているんだ[more intuitive than conscious]。[1]
# | タイトル | 解説 |
1 | Still Motion | 練習のため作成した複雑なフィンガーピッキング・パターンが元になっている。[1]アコースティックギター使用。[3] |
2 | Light | Rooms Of Lightからセオ・ブレックマンのコーラスパート(11:10~)のみを抜き出した曲。コンセプトアルバム全盛の70年代ロックに対するオマージュでもある(結果的にアルバム前半と後半に同じパートが存在するため、トータル・アルバムとして聴ける)。[3] |
3 | Oceana | 海にインスパイアされて作った曲。絶えず(ハーモニー的に)移り変わり、特定のトーナルセンターを持たない。[1] 曲の最初の5音が楽曲全体の基になっている。 Harmonically there’s a lot of pure voice leading–modulation through voice leading as opposed to function.[2] 全部で五つのセクションで構成される曲(おそらく00:00提示部→04:00展開部①→07:40展開部②→10:47再現部→(14:10ドラムソロ)→15:04コーダ)。[3: There isn't any...I managed to fit it in.] |
4 | Echolalia | 「Echolalia(反響言語)」とは聞いた言葉や言い回しを何度も繰り返す自閉症の症状。この曲ではメロディやフレーズが絶えず繰り返されている。[1] ループミュージック的、ジャズ的なソロがあるという点で、複雑で長大な"Oceana"の解毒剤(the preceding piece。言うなれば"箸休め"か)になるためこの曲順にした。[3: sequencing the record...so there it is.] |
5 | Double Sun | 室内楽風のエチュードが発想源。[1] 変則チューニング使用。[2] ポリリズムを試した曲で、5拍子のメロディに対して3拍子のベース音が鳴らされる。メロディ(トップパート)は高音の3弦、ベース(ボトムパート)は低音の3弦で演奏している。曲の冒頭ではトップパートがAメジャー、ボトムパートがCで演奏されており、リズムだけでなくハーモニー的にも衝突(friction)している。[3: This one was an attempt...There's nothing you can't tell] |
6 | Rooms Of Light | ギジェルモ・クレインが『Los Guachos III』で使っている、クラーベを元にした小節分割アイディアが借用されている。6/4拍子の曲が4小節ごとに7拍のグループ3回、3拍のグループ1回のパターン(合計24拍)で分割されている。またセクションの最後に3拍を追加し不安定さが増加している。[3: The origin was an idea...but it's not identical.※ただしSo a lot of that piece以降未訳] |
7 | Spectre | モートン・フェルドマンのセリー技法に影響されて書いた曲。[1] |
[1]sunnyside: Oceana
[2]JazzTimes by David R. Adler
[3]All About Jazz by Paul Olson
Hydra
# | タイトル | 解説 |
1 | Elysium | |
2 | Hydra | |
3 | Aplysia | |
4 | 39 | 39拍子で進行する曲。拍子の内訳は7+11+7+11+3。 |
5 | Yugen | 十二音技法に基づいた曲。 |
6 | Tredecadrome | rocking rhythm over a pattern of 13 beats in a palindrome, creating 5 bars of 13 beats in form of 3s and 2s, a total of 65 eighth notes. 13拍子の非可逆リズムの楽曲。タイトルはおそらく「13」を表す接頭詞"Trideca"と「回文」を表す"Palindrome"の合成語(インタビューで非可逆リズムを「回文リズム/Palindrome rhythm」と表現している)。 |
7 | Postlude | “Tredecadrome” and stacks all the voices’ 12 tones for the huge final chord. |
8 | Charlotte's Song | a musical setting of Charlotte’s lullaby to Wilber in E.B. White’s classic Charlotte’s Web |