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カート・ローゼンウィンケルの作品

Last-modified: 2017-04-10 (月) 19:29:28
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編集履歴
 

East Coast Love Affair

The Enemies of Energy

#タイトル解説
1The Enemies Of Energyタイトルは自作の詩から。「詩の中でエナジーと言っているのは前向きな創造エネルギーのことだ。的というのは、創造の営みの息の根を止めようとするものすべてを指す。詩は、そういった創造を敵対視するものを征服するという内容なんだ」[1]イタリアのシチリア島サンビートで作曲。「これは心の共鳴と振動(resonance and vibration)に関係している曲だ。ヴァンプのハーモニー的な強度をテーマにしている」[2]
2Grantいくつかの異なるセクションを巡るアップビートな曲だ。楽譜的にとてもリニアな曲(linear tune)で、メンバー全員をフィーチャーしている。[2]
3Cubism1小節ごとに転調し12の長調全てが登場する12小節の曲。[2]
4Number Ten「グルーヴ」「メロディー」「リリース」をテーマにした曲。[2]
5The Polish Songテナーギターを演奏。年老いたポーランド女性が裏庭で歌っている場面を連想して録音した即興曲。[1]
6Point Of Viewスコット・キンゼイ作曲。次曲"Christmas Song"とメドレーになっている。[2]
7Christmas Song
8Dream Of The Old
9Synthetics
10Hope And Fear
  • ギター・アルバムというより、バンド・サウンドや曲に焦点を当てた。[1]
  • 使用ギターはギブソンES-335。#5のみテナー・ギター[1]
    [1]ジャズライフ 2000年2月号
    [2]ライナーノート

Intuit

Under It All

この作品はオリジナル曲中心のThe Enemies of Energyの続編、姉妹作的な位置づけで、’Under It All’が異なる点はポスト・プロダクションを行なっていないこと、ギター・シンセサイザーを中心に用いていることである。カートはギター演奏ではなく曲中心の作品であることと、ギターシンセ中心の演奏であることが、新しいギタリストとして売り込みたかったヴァーヴ側の意向にそぐわなかったのだろうと語っている。You Tubeをはじめネット中に散在しているため、現在はこの作品のリリースにあまり関心がないらしい。[16]

The Next Step

#タイトル解説
1Zhivago変則チューニングによる曲。[1]
2Minor Blues
3A Shifting Design変則チューニングによる曲。[1]
4Path of the Heart
5Filters
6Use of Light変則チューニングによる曲。6弦はB♭、5弦をはGに下げ、4弦は通常のD、3弦は1音高いA、2弦は半音下のB♭、1弦は通常のE。[1]
7The Next Step
8A Life Unfolds変則チューニングによる曲。[1]

[1]ジャズ・ギター・ブック10: 石澤功治

Heartcore

#タイトル解説
1Heartcoreギターのコードトーンをサンプリング、再配置し、その上でインプロヴァイズした。[1]
2Blue Line
3All the Way to Rajasthan"Tone Poem"のドラム、ベース、ギターをサンプリングしたものを再構成した。[1]
4Your Vision
5Interlude
6Our Secret World1コーラス42小節で、内訳は[A]16小節、[B]15小節、[C]11小節。[3]
7Dream/Memory
8Love in the Modern Worldキーボードでインプロヴァイズしたものをベースにしてオーケストレーションを書いた。[1]
9dcba//>>
10Thought About You
11Tone Poemベン・ストリートの弟が作った曲のアイディアを膨らませたカルテットによる生演奏。(実際にそうするかどうかは別として)次回作の予告的な楽曲を目指した。[1]
  • Qティップをプロデューサーに迎えた作品。[1]
  • いかにもヒップホップといった曲はないが、今作のテーマの1つであるビート、グルーヴ的な面ではヒップホップ、Qティップのセンスに影響を受けている。[1]
  • 楽曲を作る面でもヒップホップ的な手法を採用している。Qティップからサンプラー(アカイMPC3000)を借り、彼の膨大なドラムサンプルを使ってトラックを作っていった。[1]
  • 当時インスピレーションを受けている存在としてレディオヘッド(『Kid A』)とJディラを挙げている。[4]
  • 作曲とレコーディングを一体化させ、「Digital Performer」で曲の骨組みを作った。制作に要した期間は2年ほど。[1]
  • ポスト・プロダクション、ハードディスク・レコーディングを用いてはいるが、トータスをはじめポストロックは詳しくないらしい。[2]
  • (ハーモニーは作曲の段階でかなり綿密に指定しているのかと聞かれて)「指定しても、結局は変わっていくからね。これはハーモニーに限らないんだけど、最初に録ったものの上に新たなパートを重ね、それをより活かすために最初に録ったものに変更を加えるという手法はよく使った。例えば、ある曲ではジェフ・バラード(ds)に叩いてもらい、数々のループを作り、それを元に楽曲を組み立てていった。そこに再びジェフに来てもらい、ドラム・パートを入れてもらう。僕は、それを聴いて他のパートに変更を加える。今度はドラム・トラックを完全に抜いた状態にして、さらに変更を加え、それを聴いてもらってジェフに再び叩いてもらう。そして、最終的にサンプル・ドラムとジェフのプレイを50%ずつでミックスするといった具合さ。(略)僕の頭のなかで鳴っていたのは、オーガニックとシンセティックなサウンドの融合なんだ。その2つのサウンドの中間にある、未知のサウンドを追求していたんだ。あたかもコンピューター上の話のように聞こえるかもしれないけれど、これは実際のバンドにおいても変わらない。」[1]

[1]ジャズライフ2003年10月号 金沢隆志/石沢功治
[2]CMJ New Music Report
[3]ジャズギターブック27 石澤功治
[4][Heartcore]

Deep Song

#タイトル解説
1The Cloister
2Brooklyn Sometimes
3The Cross
4If I Should Lose You
5Synthetics
6Use of Light
7Cake
8Deep Song
9Gesture
10The Next Step

[1]ジャズ・ギター・ブック10: 石澤功治
[2]Deep Song – 2005

The Remedy: Live at the Village Vanguard

#タイトル解説
1-1Chords6/8拍子のファストテンポ。ドラムのプッシュを受けカートならではの独特なニュアンスを伴った流れるラインが連なり、最後はスウィープで決めている。[1]
1-2The Remedy
1-3Fluteアドリブ・パートではベースがE音とB音を繰り返しており、そのEトーナル・センターの上でギターは様々なフレーズを展開している。[1]
1-4A Life Unfoldsディレイを効かせたコード・ワークが展開されている。[1]
2-1View From Moscow軽快な6/8拍子。ドラマチックなコード進行。[1]
2-2Terra Nova
2-3Safe Corners
2-4Myrons World

[1]Jazz Guitar Book 23(紙面上では譜例付きで紹介しています)

Reflections

#タイトル解説
1Reflections「(Time00:35〜)はメロディを単旋律でプレイしながらコードを挟み入れるジャズの伝統的なアプローチだが、注目は2〜3小節目。B♭m7→Bm7→Cm7とコードをクロマティックで上げていく中で、単音を交えた4弦の動きがメロディに対してカウンター・ラインの動きとなっているのだ。また、4小節目のF7では♭9thを最低音に持ってきたヴォイシングも実にユニークである」[1]
「僕はドミナント・コード上にできる別のトライアドやハーモニーにのっとったアドリブをよく演奏する。例えばこの曲の終盤に出てくるB♭m7→E♭7のカデンツァでは、E♭7のところでEマイナーを弾いている(Eマイナーによるスーパーインポーズ)」[1]
2You Go to My Head「この曲には、余分なものは必要ないと思った。ここでのイントロは、昔聴いていたビッグバンドのアレンジにインスピレーションを受けている」[1]
3FallQティップの楽曲"Vibrand Thing"のリズムを用いている。最初は12/8拍子の曲だったが、Qティップがレコーディングの前日にスタジオに遊びに来ていたため、エリック・ハーランドが冗談でQティップの曲のドラムパターンを叩いて演奏したところ採用された。また、ドラムのイントロが拍裏から始まるため、テーマ後、拍子の表と裏が逆転するようなトリックも用いている。
4East Coast Love Affairオリジナル曲。複雑なコード進行を持つ曲。[1]
5Ask Me Now
6Ana Maria
7More Than You Know
8You've Changedエラ・フィッツジェラルドとカウント・ベイシー楽団のレコードのアレンジがもとになっている。[1]
  • カートは3日間の録音の際、30曲のスタンダードを演奏している。[1]
  • その中にはミディアム、アップ・テンポの曲もあったが、アルバムの選曲をしているうちにバラッドが多くなってしまい、結果的にバラードアルバムにしたという。[1]
  • 複雑なコード進行を持つ曲が多い。
  • イタリアのビルダーのドメニコ・モッファ製作のシグネイチャーモデルを使用。弦はトマスティックの013からのセットを使っている。[2]
    [1]ジャズライフ2009年12月号 石沢功治

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