クエスト/GA/ヴィータ
Last-modified: 2014-05-10 (土) 22:05:47
Multi Quest
(詳細)
- 指揮官
- (―執務室)
……宝探し??
急に何を言い出すかと思えば…。
- ヴィータ
- そう!宝探し!
この基地に来る前に、怪しい酒場で手に入れたこの宝の地図…!
ほら見て、この古ぼけ具合…!!
これは絶対にすっごいお宝が隠されてるに違いないんだから!
- 指揮官
- …確かに怪しいにおいはプンプンするよ。
見るからに未成年の君が何故酒場に行ったのかとか。
宝物って言ったって、人によって受け取り方が色々じゃない?
金銀財宝?化石?古い遺跡かなにか?
- ヴィータ
- ふっふっふー。まぁまぁ、細かいこと気にしちゃだめですよ!
それいん、地図を売ってくれた酒場のご主人の話だと…なんと!!
超巨大ケーキが隠されてるんだって!!
お宝スイーツ…はぁ、考えただけでもドキドキしちゃう…!
- 指揮官
- …ますます怪しいな……。
それで、その怪しい宝の地図に一体いくらかけたの?
- ヴィータ
- えーっとぉ…。
……200万晶石かな☆
- 指揮官
- ……。
君がなんで一文無しでこの基地に来たのかが
よーーーーーく分かったよ。
- ヴィータ
- ねぇいいでしょ??
このお宝が見つからないと、
あたしはこの先ずーーーっと貧乏なままになっちゃうよ!
- 指揮官
- この基地で働いてくれたらそれなりの報酬だってちゃんと出すよ。
それにしても、よく200万なんて持ってたね。
- ヴィータ
- ううん、もってなかったよ。
そんな大金、あたしが持ってるわけ無いじゃん。
- 指揮官
- え…。
それじゃ一体どうやってそんな大金払ったの…。
- ヴィータ
- えっとー。
そのときはお金なかったし、この基地にGAとして入れてもらうのは決まってたから~、
マスターの名前でお金を借りちゃいました♪
- 指揮官
- …………。
…………。
…………。
…………。
なんてことだ…。借金背負ってGAを召集したのは初めてだ…。
(詳細)
- ヴィータ
- (―再生の地)
マスター!!みんなー!!
ちゃんとついてきてますかー!!
- 指揮官
- 大丈夫、ちゃんとういてってるよ。
それより目印の木はまだ見つからないの?
- ヴィータ
- うーん…。
地図通りなら、もうすぐ見えてくるはずなんだけどなぁ。
- 指揮官
- 君の見方が間違ってるんじゃないの?
どれどれ、私にも見せて……。
- ヴィータ
- だーーーーーーめーーーーーー!!!
この地図はぜーーーーーーったいに誰にも渡さないんだから!!
- ヴィータ
- この地図は、私の命の次に大事なものなんです!
気安く触らないでください!
私の命を触るようなものなんですからね!
- 指揮官
- そんな古ぼけた地図がそんな大事なの…!?
- ヴィータ
- あ、当たり前ですよ!!!
何言ってるんですかマスターは!!
あたしが200万も払って手に入れた
超すごいお宝のありかが書かれた地図なんですよ!?
- 指揮官
- 違うよ!!
その200万は私が払ったことになってるんでしょ!?
つまりどちらかというと君じゃなくて私のものだよ!!
- ヴィータ
- いーえ、違います!
取引の場所にいたのはあたしなんですから!
つまり、あたしがいなかったらこの地図は手に入ってないってことです!
- 指揮官
- うん、確かに。
君がいなければ、私はそんな借金背負わなくて済んだんだよ…!
- ヴィータ
- なんですか?
何か言いましたか?
マスターは大金持ちになりたくないの??
- 指揮官
- ……はぁ。
もういいから、早く目印の木を見つけてよ…。
- ヴィータ
- もう、分かってます!!
ちょっと黙っててください、気が散るでしょ!
んもぅ、それになんなのこの変な記号。
こんなへんな記号、地面に書いてませんよ!
- 指揮官
- ……。
その記号は方角を示してるんだ。
ちなみにその矢印は北を意味してるの。
つまり、君のその地図の持ち方は逆だってことだよ…!!
- ヴィータ
- え、そうなの?
もう!なんで早く教えてくれないのマスター!!
自分の借金早く返したくないの?
- 指揮官
- …いいかげんにしなさい!!
(詳細)
- 指揮官
- …やっと湖まで来た。
ヴィータ、確かその地図だと、ここから船で向こう岸に行くんだっけ?
- ヴィータ
- …みたいですね~。
あそこに丁度船がとまってます。
荷物を乗せてすぐ出発しちゃいましょー!
船でまっすぐ進んだ先の洞窟に、罰印がついてます!
- 指揮官
- あの船、使って大丈夫なのかな…。
そもそも何故都合よく船がとまってるんだ…。
やけにボロボロだし、何かの罠って可能性も…。
- ヴィータ
- ほらほら、借金マスター。早くいきましょー?
なんにせよ、船の準備なんでないんですから、あれを使うしかありません。
それとも、みんなで泳いで渡ろうなんていうつもりなんですかー?
- 指揮官
- …その借金は誰のせいだと思ってるんだよ。
- 指揮官
- ―――
――――――
―――――――――
- ヴィータ
- (―数時間後)マースター!!
前方に何か見えてきたでありますー!!
…うーん、なんか黒い点々がいっぱい…。
- 指揮官
- あれは…原生種だ!!
翼が生えてる…翼獣種かもしれない!!
全員、戦闘準備!!!
- ヴィータ
- ひゃー、すっごい数いますね~。
私たちだけで耐えられるでしょうか~…。
- 指揮官
- ヴィータ!君もそんなところにいないで
早く出撃準備をするんだ!!
宝物にたどり着く前にボロ船と一緒に湖に沈んでもいいの!?
- ヴィータ
- 御意!!すぐ出撃準備しまーす!!
- 指揮官
- …向こうもこちらに気がついたようだ。
早速前からくるぞ!
砲撃用意!!!
- ヴィータ
- …!!!??
マスター!後ろ!!!
- 指揮官
- …!?
まさか、気がつかないうちに囲まれてたのか!?
- ヴィータ
- マスター!!危ない!!!
(ドォォン!!)
- 指揮官
- ヴィータ…!
ありがとう、助かった!
- ヴィータ
- 後方だけじゃない、左右からも…!
…本格的に囲まれちゃいましたね。
でもさっきまでは確かに前方にしか敵は見えていませんでした。
…もしかしたら、最初から水の中に潜んでいたのかも。
- 指揮官
- どうやらそうみたいだ。
私たちが船に乗りこんだところから、すでに監視されてたのかもしれない。
でも大丈夫、さっきの当たりから見て敵はそんなに強くなさそうだ。
ヴィータ、みんなに伝えて。このまま前進する!
- ヴィータ
- 御意!!
四方に分かれて迎撃します!!
(詳細)
- ヴィータ
- は~。
一時はどうなるかと思ったけど、なんとかなりましたね!
敵さんが弱くてたすかりました!
- 指揮官
- …やっぱりあの船を使ったのは罠だったのかな。
けど、この大きさの湖を迂回してたら
洞窟にたどり着くまでに一体何日かかるか分からないし…。
- ヴィータ
- まぁまぁ!こうして無事に着いたわけですし!
泥船に乗ったつもりで、がんばりましょー!!!
- 指揮官
- それ、色々間違えてるよ!
- ヴィータ
- さて、お次はあの洞窟ですね~。
いかにも何かでてきそうです!
…でも、こんな洞窟に本当にケーキなんてあるのかな…。
- 指揮官
- さあ、さっきみたいにならないように
しっかり前後を確認しながら進もう。
ヴィータが先導してくれ。
もちろん、後方の仲間にも注意しながら進むんだよ。
- ヴィータ
- 御意!
任せてください!!
- 指揮官
- ―――
――――――
―――――――――
- ヴィータ
- うーん、もう結構進んだと思うんだけど
全然何も見えてこないなぁ。
道もここまで一本道だったよね…。
ねぇ、マスター?
- ヴィータ
- ……?
マスター?
ねぇ、聞いて…る?
- ヴィータ
- あれ、うそ…。
マスター?みんなー!!
どこにいるのー!?
- ヴィータ
- …はぐれた!?
なんで…分かれ道なんて無かったはずだし
ちゃんと…確認して…。
- ON
- 「ギャオオオオオオ!!!」
- ヴィータ
- !!!??
原生種!?しかも…大きい…!!!
やだ…こんなときに出てくるなんて…!!
- ヴィータ
- (ガガガッ)
…っ!!
巨体の癖になんて速さなのよ…!
やばい、このままじゃ…
- 指揮官
- 撃てー!!!
(ドォォォン!!!)
- ヴィータ
- …!?
この声は…マスター!?
- 指揮官
- もう、ヴィータ!!
こんなところにいたのか!!
なんで途中ではぐれたんだよ!!
ちゃんと後方に注意しろっていっただろ!
- ヴィータ
- あ…あたしの方が聞きたいですよ!!!
なんで…みんな…いつはぐれたんですかぁ~(泣)
- 指揮官
- 君が目印につけていたたいまつが途中で途切れてた。
…もしかしたら、何か仕掛けがあったのかもしれないな。
ともあれ、無事でよかった。
怪我はない?
- ヴィータ
- はい…大丈夫です…。
- 指揮官
- うん、良かった良かった。
さて、君が来てたのはあっちの道かな?
私たちが通ってきたのがこっちの道だから、
残ったあの穴がどうやら進むべき道のようだね。
- ヴィータ
- ふむふむ…。
それじゃあ、またたいまつをつけながら進みましょう!
今度ははぐれないでくださいね!?
- 指揮官
- こっちのセリフだよ!
ちゃんと後ろを見ながら進むんだぞ!
(詳細)
- 指揮官
- どうやら、洞窟はここで行き止まりみたいだ。
- ヴィータ
- そう…みたいですね。
- ヴィータ
- よーし、辺りを調べてみましょう!
もしかしたら、仕掛けか何かが隠されてるかもしれないですから。
- 指揮官
- よし、手分けして調べてみよう。
- 指揮官
- ―――
――――――
―――――――――
- ヴィータ
- マスター!!
ここに光る岩があります!!
でも…巨大ケーキじゃありませんでした…
あたしのケーキちゃんはどこにあるんだろう…。
- 指揮官
- おお!
それが本当の宝物なのかも…!!
そもそもこんな洞窟にケーキがあるなんて話の方がおかしいよ…!
- ヴィータ
- 見てください、この岩です!!
…でも、この岩一体なんなんでしょうねぇ。
晶石…には見えないですよ…?
- ON
- ???「いやあ、見つけ出してくれてありがとう」
- 指揮官
- !?
誰だ!!
- ヴィータ
- あ…あなたは…。
地図を売ってくれた酒場の…!!!
-
- 酒場の主人「本当に見つけ出してくれるとは。
実はその岩は、この洞窟からしか取れない特殊な金属なんだ。
私らはそれを使って新しい武器や防具を作るのさ。
しかしこの洞窟は原生種が巣食っていて私1人では近づけなくてね。」
- 指揮官
- なるほど…。
それでGAとして召集されているヴィータに
金属の発掘を頼んだってわけか…。
-
- 酒場の主人「そのとおりです。来ると信じて船に潜んで待っていました。
いやー、これで助かった。
おかげで新しい武装が作れます。
地図代として受け取った代金はお返ししましょう。」
- 指揮官
- やった…!!!
これで借金が無くなった!!
- ヴィータ
- え…えぇ?
ちょっとまってよ!
それじゃ…あたしのお宝は…?
超巨大スイーツはー!?
- 指揮官
- ヴィータ。
これに懲りたら、一攫千金なんて夢見ずに
基地で堅実に働くんだよ。
そしたら基地でおいしいケーキだって食べられるから。
- ヴィータ
- ……こんなのってひどいよー!!!!!
ケーキ持って来ーーーーーーーい!!!
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