ミラーズホロウの人狼~特別版~

Last-modified: 2013-05-24 (金) 13:10:04

1.ミラーズホウロの人狼を買ってみました!

 今までtablaの人狼をよくやっていたが、ロシア版があるらしいとなり皆で買ってみました。どんなものかを調べた際に詳しい情報がなかったのでここにルールやプレイ感などを書きます。
 後に買おうか考えた人の役に立つと幸いですね。

tablaの人狼とのもっとも大きな違いは「死んだら役職を明かす」という点です。
後はルール上での人狼との違いは特にないです
役職は人狼や村人はそのままですが、役職が随分と増え「ただの村人」の人数が減ります!
役職の詳しい内容については後述します

では、ルールや役職などを順番に記していきます。

2.準備・役職説明

まず8~11人:オオカミ2人 12~18人:オオカミ3人 占い師は必ず入れる
後の役職は自由 これがいるとかはなし

また、ここで役職の説明をしていきます

盗賊
 これが入ると余分に村人2枚(役職と入れて人数+2枚になれば村人でなくても大丈夫)を加える盗賊がいたら最 初の晩に確認できるときに真ん中に余ってある2枚を見て片方をチョイス。そして盗賊の人はゲーム終了まで その役になる。

キューピッド
 この役を引くと最初の晩に2人(自分をいれてもOK)を選ぶ。その2人は恋人同士になり、片方が死ぬともう片 方も後を追う。恋人は互いに投票したり片方が人狼であってももう片方を食い殺すことはできない。

 特別な状況:片方が人狼であった場合、ゲームのルール内において、自分たち以外すべてを殺すと勝利。両方       の陣営が一緒だった場合、普通のルールに準拠

占い師
 特別にtablaと変わる所はないが、唯一違うのは役職まで見れるということ!

少女
 人狼の誰をかみ殺すかの会議の間、薄目を開けて覗き見ることが可能。しかし見つかるとその晩の犠牲者にな る。また、少女が人狼のふりをして堂々と晩に目を開けるのは禁止です。

魔女
 強力な2種類の秘薬を作る実力を持ってます。しかし材料が足りないのか1ゲーム中に一つずつしか作れない  ようです。その内の1つは蘇生の秘薬‐これはそのターン人狼に殺された人を蘇生させることができます。(つ まり魔女のターンは全体で最後。)もう1つは毒薬‐一人を殺すことができます。
 ちなみに1ターンに両方使って1人を人狼が殺したようにするのも可能です

狩人  元の人狼とは別物なので注意!
 彼?は死ぬ際、報復として村の仲間のうちの一人を道ずれにします。(どの場面でも可)
 恋人が死ぬのに巻き込まれた際でも恋人が殺されて怒らないわけがなく、死ぬ際に一人道連れにします。

またここからの5つの役職が特別版で追加された役職です!

笛吹き
 屈辱的に村を追いだされた笛吹きは村人への復讐するため帰ってきた…!
 毎夜、笛吹きのターンに2人ずつ呪うことができます。そして場にいる笛吹き以外すべての人物が呪われる  と、笛吹きの勝利となります。

 ※1.自分自身は呪う必要はない。2.魔女は治せないし、守護者で守るのも不可能。人狼も呪われる。
  3.恋人での共有はない

呆けもの
 投票で彼がつるされることになった時、彼は自分の役タイルを表向きにします。村人たちは自分たち の無駄 な労力を悟り彼を許します。彼はゲームに残りますが、以後投票は出来ない。何故なら、あなたたちは呆けも のの投票を信じることができますか?
 
 ※しかしほかの死ぬ状況では死ぬ。(人狼に食われる、毒薬、道連れ、恋人の後追い)

長老
 長老は生命の危機を脱し、圧倒的な生命力を得たらしいです。人狼に一度かまれたぐらいでは死なないので  す!!
 他の状況では一度で死ぬ。

 ※しかし人狼以外の方法で彼を死ぬと、村人たちは村の知識の宝庫が死んだことに絶望を覚え特殊能力が使え  なくなる…

嫌われ者
 投票の際、同点決勝なら代わりに彼が役を公表し、代わりにその日処刑されます。揉めるくらいなら嫌われ者 が死に村の調和を保つのです!
 しかし死に際に一つ仕事が出来ます。それは次の夕方の投票に参加するメンバーを決めれるということです。

 ※しかし、例えば嫌われ者が死ぬ際に1人しか指名しなくてその晩その1人がかみ殺されると、次の日の処刑は  行われません。

守護者
 基本はtablaの狩人に同じ
 しかし、違いは3つ。 まず自分が守れる。次に2夜連続同じ人の護衛は無理。そして少女の護衛は無理(子供 の巻き起こすトラブルについてはどんな手を尽くしても守ることはできないから)

最後に…
保安官バッヂ
 ゲームの役ではなく、追加の役目である。役割が決まり、最初の夜に入る前に決める。
 この権限を得た人の投票は2票分と考える。保安官が死んだ場合は、適当な人を指名し、譲る。

 ※保安官が呆けものだった場合は譲渡は発生しない。
  また投票で同数の時は、保安官が投票したものが処刑される。この時嫌われ者はセーフ

3.実際にやってみたプレイ感

この度、14人(GM含む)で実際にしてみました。
一言で感想をまとめるなら、狼が勝つのは大変難しいということです…狼の時笛吹を吊ることにみんなの注意を向けても勝てなかったです。

やはり死ぬときに役職を明かすというルールがやはり辛いですね。これによって狂人による占い師語りの様なことが起こらないです。同様に占い師は役職まで知れるので簡単に嘘がばれるというのもあります。

また少女が名乗り出た後、晩に覗き見すると殺されても魔女が復活させれるので必ず見た結果を伝えれるというコンボもゲームバランス的に厳しいものがありました。

しかし、役職は多く暇な人は少なくなるので少女を狂人にして、占いの結果はtablaのように黒白しかわからないようにするとより面白くなるのではないかと思いました。

またGMも自分はやってみましたが、GMの仕事はtablaの時と比べ物にならないくらい多いです。
しかし説明書通りにやろうとするとGMが動き回るので、ばれやすいかもしれないのでそのことやテンポよくするための何かしらの工夫をしてもらえるといいと思います。

以上 書き手はおひたしでした
最後まで読んでいただきありがとうございました!