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オープニング
とある神社で甘綿と名乗る不思議な獣と出会う。
そして、神社に現れた妖怪との戦いで突如、視界が光に包まれた。
目覚めた陰陽師を迎えたのは、どこか違和感のある風景と見知らぬ陰陽師達。
突然の事態に戸惑いながらも、陰陽師と甘綿は自分達を助けてくれた陰陽師達と行動を共にするが・・・。
その昔、伊邪那岐と伊邪那美の二霊が森羅万象の親となり神々が◆◆する時代があった 中でも十二天将とよばれた神々は人間からの信仰により強大な神通力を持っていたと云われる しかし、次第に信仰が薄れていき眠りについた十二天将はいつしか、語られるだけの存在となっていた かの天才陰陽師、安倍清明が十二天将を式神として率いるまでは・・・ | |
――それは、いつもの都の巡回をしていた時のことだった | |
今何かが横切ったような・・・? 気配を追ってみよう | |
先ほどの気配はこの神社の中に入っていったようだ | |
「――助けて・・・」 「どうか、あの人を助けて」 | |
??? | 「だいじょうぶ?」 「おんみょうじたん、大丈夫?君、倒れていたんだよ」 |
甘綿 | 「僕はあまわたっていうの 僕、探し物をしてたんだけどね・・・」 「何を探してるのか忘れちゃったの・・・」 「だから僕が探してたもの探すの手伝ってー」 |
なんだか妙なことに巻き込まれそうな予感がする・・・ |
10:神社
【戦闘前】
【戦闘後】
20:神社
都の巡回中に神社で出会った獣、甘綿の探し物を手伝っていると妖怪に襲われた。
戦いには勝ったものの次の瞬間見知らぬ土地に来てしまった。
自分を助けてくれたのは「明」と「時満」という陰陽師だった。
【戦闘前】
【戦闘後】
30:京の都
明と時満に案内された都は自分が知っている都と少し様子が異なっており、その街並みは黄砂で曇っていた。
その黄砂の調査の任務に赴く明と時満についていくことにした。
時満 | 「なるほどな じゃあお前は記憶喪失ってことか 大変だな・・・」 |
明 | 「・・・・・・」 |
時満に色々と質問され、困った末に自分は記憶喪失だと偽ってしまった・・・ | |
??? | 「あら、明と時満・・・と、どちら様でしょうか?」 |
時満 | 「あぁ、こいつ神社に倒れてたもんだから保護したんだ」 「記憶を失ってるみたいだから しばらく陰陽寮で預かって貰えるよう頼みに行くところなんだ」 |
梨子 | 「まぁ、それは大変ですね・・・ 私は梨子と申します 明と時満の友人です」 「そうですわ、貴方達 陰陽寮から依頼がきておりますのよ」 「最近、都の近くで黄砂が起きているでしょう? その黄砂が近づいているみたいなんです」 |
明 | 「私達にその調査をせよ、ということですね」 |
時満 | 「そうか、じゃあ梨子はこいつを陰陽寮に連れていってくれないか」 |
何だか気になる。時満達に連れていってもらえないだろうか。 | |
時満 | 「え、一緒に行くって・・・?でもなぁ・・・」 |
明 | 「良いではありませんか この者の力を確認するのにちょうど良さそうですし」 |
梨子 | 「3人とも気を付けて 帰ってきたら、またお話しましょうね」 |
黄砂の調査に同行することになった! |
40:黄砂舞う森
【戦闘前】
【戦闘後】
45:黄砂舞う森
黄砂の調査に向かう途中、とある少女が佇んでいた。
少女はすぐに逃げてしまったが、その姿には見覚えがあった。あれは十二天将の・・・・・・?
50:黄砂舞う者
【戦闘前】
【戦闘後】
60:黄砂舞う者
少女を追いかけていくと妖怪に襲われていた。
少女を助けるとやはり彼女は十二天将の大陰だった。
大陰は荒ぶる天空を止めようとしていたのであった。
彼女に協力することになり、天空が居るという廃村へ向かった。
【戦闘前】
【戦闘後】
65:黄砂の廃村
黄砂の中で時満と明とはぐれてしまった。
そして目の前に現れた天空が都を襲うと宣言する。
甘綿と共に天空をおいかけていく。
70:黄砂の廃村
【戦闘前】
【戦闘後】
80:黄砂の廃村
天空を追いかけていくと無事、時満達と合流できた。
人間からの信仰によって力を得たい天空は、人間に十二天将へ畏敬の念を抱かせるため都を襲うのだという。
このままでは都に大きな被害が出てしまう。天空を追いかけなくては。
【戦闘前】
【戦闘後】
100:廃村の奥地
幾度に渡る戦いで天空は力を消耗し、その存在も危うくなっていた。
そんな最中、明がひとつの取引を提案した。
それは明の霊力を糧に十二天将の存在を維持し、代わりに十二天将が明に力を貸すという交換条件だった。
天空は不満そうであったが明の式神となることになり、吹き荒れていた黄砂も止み、都はその脅威から救われた。
エンディング
十二天将の大陰と黄砂の原因であった天空を明の式神として迎え入れ、都は黄砂の脅威から免れた | |
時満 | 「ふぅ、黄砂に紛れて都に入ってきた妖怪もほとんど退治できたようだな」 |
明 | 「黄砂の掃除も手伝わなくてはいけませんね」 |
大陰 | 「もう・・・天空のせいよ?貴方も手伝ってちょうだい」 |
天空 | 「誰がそんなめんどくせえことするかよ」 |
時満 | 「これは手分けしたほうがいいな なぁ、お前はあっちの神社の方を頼むよ」 |
手分けをして都の黄砂を掃除することになった 神社に向かうとしよう・・・ | |
甘綿 | 「おんみょうじたん、お掃除しながら探し物していい?」 「やっぱり僕の探し物ここにあると思うんだー」 |
この都に来て間もないが少しわかったことがある・・・ この神社の幼い神木 建築中の都の建物 そして清明の式神であるはずの十二天将 ――ここは、過去の都ではないだろうか | |
甘綿 | 「おんみょうじたん、どうしたの?」 「おんみょうじたん!」 |
この感覚は・・・ | |
どうやら、元の都に戻ってきたようだ しかし、甘綿の姿が見当たらない この神社には時空を移動させる力があるのかもしれない・・・ それに、また皆に会える気がする・・・ |
神さびる追憶 ~第一章~ 完