root

Last-modified: 2013-03-22 (金) 11:15:11

目次

Root取得について

Root取得(Root化)とは、メーカーが「素人はいじるなよ」と保護している部分を触ることができるようにすることです。
Root取得のメリットは下記のようにそれほど多くありません。
その少ないメリットに対してリスクが大きいので、どうしても必要な人 or 自信のある人だけ自己責任で利用しましょう。

Root取得しなくてもAndroidはカスタマイズしがいのある楽しいOSです。

▼Root取得メリット

  • フォントを置き換えることができる
  • 要 Root なアプリを動かすことができる
    • DroidWall、SetCPU(要対応カーネル)、Titanium Backupやスクリーンキャプチャなど
  • 微妙なパフォーマンスチューニングができるかもしれない
    • ヒープや省電力の調整

▼Root取得デメリット

  • 文鎮化リスクあり
  • 保証対象外
  • ウィルスやトロイに対してより脆くなりうる

※文鎮化とは一切起動しなくなり自力で直すことができなくなる状態のことを言います。
 その場合一切サポート&修理が受けられない可能性があります。

Root取得手順

以下の方法は一例です。必ず自己責任の元作業してください。

現在、z4rootを使うことで一時的には取れますが、継続して取得し続けることはできません。
イーモバイル版でブートローダーが新しくなったため、現状では対応しきれていないようです。

現在中国フォントでならrootを取得するアプリが存在するそうですが、それは海外版の話であってイーモバ版ではありません。

参照

一時取得

一番簡単な方法

最初xdaにあるのを知らなかったので、上記ページから落としました

続いて、以下の設定にチェックをいれる

  • 設定→アプリケーション→不明な提供元
  • 設定→アプリケーション→開発→USBデバッグ

あとはmicroSDカードのapkを選択でインストールできますが、ファイルマネージャが必要なので、持ってない人はマーケットから ES ファイルエクスプローラー 等を入手します。

インストールが済んだら、


z4rootアプリ壊れないぜ回避方法

1.設定のSDカードと本体のメモリでSDカードのマウント解除をする
2.出てきたメッセージでOKした後、マウントの解除が終わるまで待つ
※ このときSDカードをフォーマットとかでてるので押さないように気を付ける。

3.z4rootで一時rootをとる
4.何らかのアプリでrootとれていることが確認できたら1の場所が
SDカードをマウントに変わっているのでそこを押し、マウント終了まで待つ
※ この時もその下の項目がフォーマットなので気を付けてね。

5.SDカードも使用できる一時rootでうはうはうー

z4root以外はSDに移動していても平気。Titanium BackupもSDにいれちゃえ。
z4rootをSDに入れちゃうとマウント解除すると起動できないので我慢だ。
でもz4rootのデータ部分が21.31MBとここだけがでかいだけなのでいつもは
データだけ消去しとけばいいと思うよん。


【その他の方法】
VISIONary+

インストール方法、起動方法はz4rootと同じ。ちなみに、チェックボタンはすべて外してOK。
z4rootよりも、総容量が圧倒的に小さい上、root習得の失敗が少ない。
SDカードにインストール状態でも、root習得可能。

(htc S31HTにて動作確認済み)

(恒常取得)手順0 注意:まだ確立されていません

恒常rootにするためにHBOOTの書換を行う
注意:起動不可になる可能性もあるので実行には注意してください
AlphaRevX Open Betaでソフト本体とbeta keyを取得し、HBOOTを書換える

  1. Download for Linux/Download for Windowsのどちらかを左クリックする
  2. 本体のダウンロードと同時に、Serial number等を入力する画面が表示されるので、必要な項目を入力
    選択項目は以下を指定
    Your deviceHTC Aria
    HBOOT version1.02.0000
    Serial number裏蓋を開け電池を外した所に記載されている、S/N以降のHTから始まる12文字
    (MENU - 設定 - この携帯電話について - 電話ID からでも確認可能)
  3. Generate Keyボタンを押すとbeta keyが発行されるのでメモしておく
  4. HTC SYNCが起動していた場合は事前に終了させておく(タスクバーのアイコンを右クリックで「出口」を選択)
  5. ダウンロードしたalpharevx.exe.zipを適当なフォルダに解凍し、alpharevx.exeを実行する
  6. PCとAriaをUSBで接続
  7. beta keyを入力する(コピペは出来ないので手動入力です)
  8. 再起動等を繰り返し、書換終了
    PC側では、以下のようなメッセージが表示される
    =============================
    | AlphaRev-X HBOOT S-OFF tool |
    =============================
Waiting for device...
Found your device: HTC Aria (liberty-1.02.0000, Android: 2.2.1)
This is a beta release and requires a beta release key.
Please visit: http://alpharev.nl/x/beta for more information.
Enter beta key [serial: (HTから始まる自分のシリアル番号)]: (発行されたbeta key入力)
Beta key accepted - thank you for participating!
Acquiring root (method 1)...
Sending in Caroline...
Cleaning up...
Rebooting to fastboot...
Waiting for fastboot...
When life gives you lemons, don't make lemonade. Make life take the lemons back!
Rebooting to fastboot (again)...
Waiting for fastboot...
SUCCESS - Life gave us lemons, we didn't make lemonade!
Press (almost) any key to exit.


HBOOT書換の確認

  1. 電源OFFの状態でボリューム下を押しながら電源ボタンを押して起動
  2. 最上部に"AlphaRev"や"S-OFF"と表示されていれば成功
  3. ボリューム下を1度押して「REBOOT」を選び、電源ボタンを押せば通常再起動します

(恒常取得)手順1 注意:まだ確立されていません

恒常rootにする
VISIONary+ r14での手順を記載します
1)VISIONary+ r14(上記リンクから)とSuperUser(マーケットから、無料版でOK)をインストール
2)上記HBOOTの書換成功後、VISIONary+ r14を実行
3)上部3箇所のチェックは外し、「Temproot now」を選択
4)しばらくすると元の画面に戻るので、「Attempt Permroot now」を選択
5)Super Userのアクセス確認が出るので「許可」を押す
  ※この時に確認画面が出ない場合は、一時rootに失敗しているので、再度3)をやり直す
6)自動的に再起動を行い、再起動後は恒久root状態になっている

リカバリモードのインストール 注意:まだ確立されていません

1)Android SDKのインストール
このページのandroid-sdk_r11-windows.zipをダウンロードし、適当な場所に解凍する
(Cドライブに直接解凍すれば間違いないようです、以下はその状態の説明です)

2)イメージの準備
リカバリモードのイメージをダウンロード(ここのファイルを利用しました)し、
解凍したrecovery.imgをc:\android-sdk-windows\platform-toolsにコピーする

3)本体の準備
電源OFF状態から、ボリューム下+電源でシステムメニューに入る
電源ボタンを一度押して、FASTBOOTに移行し、USBを接続

4)イメージの書込み
コマンドプロンプトを起動し、以下を入力(各行末尾でEnterを押す)

cd \android-sdk-windows\platform-tools
Fastboot flash recovery recovery.img

5)起動確認
完了したらUSBを外し、電源ボタンを押して一つ前の画面に戻る
ボリューム下を押し、RECOVERYを選び、電源ボタンを押す

再起動し、画面上部にClockworkMod Recovery等の表示がでれば成功です

この状態で、ROMのバックアップ、インストール等が出来ます

一時root化できたら…

root化が成功したら、万一のため

  • Titanium Backup(マーケットからDL、無料)でバックアップをしておく。
    (unrevokedでroot化した状態ではbusyboxがインストールされていないため、Titanium Backupの"お困りですか?"ボタンを押してbusyboxをインストールする必要あり)
  • [バックアップ/リストア]-[menu]-[バッチ処理]-[バックアップ:全ユーザアプリ+システムデータ]
  • ApnManager(マーケットからDL,無料)でAPN情報をエクスポートしておく。
  • recoveryモードのBackup/Restoreの項目からNand backupとかしておく。
  • SDの中身をPCなどにバックアップしておく。

nandroidのデータは
RAなら

/sdcard/nandroid

ClockworkModなら

/sdcard/clockworkmod/backup/

rootの必要なアプリの入れ方

一時rootでその後問題なく使用できるアプリ

ATOK

現在、ATOKトライアル版はdocomoのSIM(いわゆるFOMAカード)をさしてないとAndroidマーケットに出てこず、KDDI以外の日本のキャリアではAndroidマーケットにSkypeが出てきません。

したがって、SIMを入れ替えることでダウンロード→インストール可能なのですが
実際にSIMを入れ替えなくても、設定でMCC(Mobile Country Code)とMNC(Mobile Network Code)を書き換えて、Androidマーケットに接続する際に「国は香港」とか「日本のdocomo」として処理する方法もあります。

MarketEnablerという便利なアプリがあります。普通にAndroidマーケットからダウンロードしインストールできます。
ただし動作にはroot権限の取得が別途必要です。
root権限は一時的に取得し作業が終わったら元に戻すか、別途Superuserというアプリを導入して権限利用を管理把握するなど、慎重さが必要です。リスクもありますので、面倒に思うならSIMを差し換える方がおすすめでしょう。

まず、root権限を取得し、この状態でMarketEnablerを立ち上げます。

  1. Set customのタブをクリック
  2. 44000となっているところを44010に変更
  3. 「Set to this values」ボタンを押します。

この状態でAndroidマーケットを起動し、「atok」を検索します。

無事ATOKトライアル版が出てきました。インストールできます。
ATOK、変換効率が良くて、フリックも選べるし、本当に便利ですね。

恒常的にrootの必要なアプリ

スクリーンショットアプリ

  • ShootMe(保存形式PNGのみ)
  • screenshot(保存形式BMP、PNG、JPEG)

rootを取得すれば普通に使えますが、rootを取っている間しか使用出来ません。

unroot手順

(注意:現在ariaで出きるのか未確認。コメントアウトしているので出来た方加筆修正してください。)

概要

RUU当てればHBOOT、Radioも含め丸ごと元に戻してくれます。

準備するもの

mtd0書き換え手順

RUU実行

http://androidfiles.org/ruu/?dir=Liberty
RUU_Liberty_Froyo_S_eMobile_JPN_2.15.881.1_Radio_47.60.35.21_7.14.35.11_release_159336_signed.exe
exeファイルを実行。
完全に出荷時の状態に戻せるが全部データ消えます。

Froyoへのマニュアルアップデート

Froyoアップデートzip

update.zipという名前に変更して、SDCardに保存。
HTC純正リカバリでapply update.zipすれば、アップデート開始。
CWMでも可

カスタムROM導入手順

カスタムROMの種類

CyanogenMod (非Sense)

バックアップ

まずはCWMやTitanium Backupでバックアップしましょう。

Wipe

Sense系と非Sense系ではframeworkやシステムアプリのデータ構造が異なるため、異なるカスタムROMを導入するときなどにはリカバリでデータ領域を消去(wipe)する必要があります。

RA

Wipe>Wipe ALL userdata

ClockworkMod

wipe data/factory reset

※Wipe onlyで下記データを個別にwipeすることもできます。
Wipe onlyで下記データを個別にwipeすることもできます。

/dataユーザ設定やユーザアプリ等を消去
/sd-extA2SD+化しているときのユーザアプリやDalvik-cacheを消去
/sdcard/.android_secureFroyo純正Apps2SDでSDに移動したアプリを消去
/cache通常Desireでは特に意味はないが、N1TableでCM導入している場合などはシステムアプリのDalvik-cacheを消去
Dalvik-cacheアプリのDalvik VM実行ファイル(.dex)を消去
battery statsバッテリー情報(設定>端末情報>電池使用量の情報)をリセット

同じROMのバージョンアップデート時にはwipe不要な場合もありますが、何か不具合があったときにはとりあえずwipe dalvik-cacheしてみるのが吉です。wipeしてもdalvik-cacheは起動時に再生成されます。

Flash

CyanogenModの場合

CyanogenMod 7.1.0 RC1 導入の場合

事前準備:
・Rom Manager
・S-OFF、ClockworkMod Recovery導入済み前提。
・Titanium Backupで必要なものをバックアップ
・NANDバックアップも事前に必ず取っておくこと
・SDカードにExtとCacheを任意のサイズで作成しておく(Rom Manager等で)後にS2Eで割り当てが必要
(S2Eでこれら割り当てが無いと、後ほどMarketからダウンロード出来なくなるなどの問題が出るかも。ダウンロードCache不足らしい)

手順:
1)Rom ManagerにてROMをダウンロードを選択
2)CyanogenModを選択
3)CyanogenMod 7.1.0-RC1を選択
4)ダウンロードを選択
5)Google AppsにチェックしてOK
6)ダウンロード待つ。
7)ダウンロード完了後、下記選択肢がでるのでワイプ2つにチェックしてOK
・Romのバックアップ
・Chache/DATAワイプ
・Delvikワイプ
8)リブート後リカバリに入り自動的に導入が始まる
9)起動

起動後はGoogle カウントでログインするとGoogle Appsのインストールが始まるので、必要なものだけにチェック入れる。
その後にすかさずMarketからS2E導入してApplicatons、Private apps、Dalvik cache、Download cacheにチェック入れる。

あとはTitanium Backupから必要なアプリ戻すなりお好きに。

データ通信用SIMでの電波強度取得

ブローヴちゃん: Android + データ専用 SIM での動作修正パッチ>

その他

EMnetメールについて
Ver1.2からはCM7.1.0 RC1でエラー無しで起動出来るようになったようです。

一応APNでは下記2つを設定していますが「EMnetメール」が必要かどうかは謎。
どなたか確認してみてください。

APN設定
1)
名前 EMnet
APN emnet.connect
プロキシ wm.internal.emnet.ne.jp
ポート 8080
ユーザー名 emobile
パスワード emobile
MMSC http://mms.internal.emnet.ne.jp
MMSプロキシ proxy.internal.emnet.ne.jp
MMSポート 8080
APNタイプ 未設定

2)
名前 EMnetメール
APN emnet.connect
プロキシ wm.internal.emnet.ne.jp
ポート 8080
ユーザー名 emobile
パスワード emobile
MMSC http://mms.internal.emnet.ne.jp
MMSプロキシ proxy.internal.emnet.ne.jp
MMSポート 8080
APNタイプ mms

フォント

  • /system/fonts/DroidSansJapanese.ttfを差し替えれば日本語フォントを変更できます。
  • /system/fonts/をDroidSansFallback.ttfを絵文字フォント追加版に差し替えれば、MMSアプリ以外でも絵文字を表示することができます(但しモノクロ)。
    SBM絵文字追加Fallbackフォントzipを追加flashすると楽。

リストア

S-OFF

概要

S-ON(security on)により、rootedでも通常起動時には/systemパーティション等がロックされていてRWマウントすることができません。
S-OFF化することで以下のメリットがあります。

  • 通常起動時に/systemをRWマウントできる
  • カスタムROMの/systemサイズに合わせて、内蔵ストレージのパーティションサイズを変更できる
  • fastbootから直接recovery.imgやboot.imgをflashしたりお試しbootできたりするので、トラブルからの復旧の道が広がる

ただしS-OFF化はHBOOTを書き換えるため、万が一失敗すると文鎮になる可能性があることを認識しておいてください。

参照

クロックアップ(オーバークロック)

(注意:現在ariaで出きるのか未確認。コメントアウトしているので出来た方加筆修正してください。)
(海外製品のariaのみ、S31HTは不可)

プリインストールアプリの削除

注意
HTCセンス関連のアプリを削除すると暴走→文鎮化の恐れあり
(削除後すぐは問題なくてもファクトリーリセットすると暴走?)

あくまでも自己責任で

z4root+ Titanium Backupで可能(要root)

Titanium Backupはマーケットで入手可能
無料版でも削除は可能だが、動作の遅さや機能制限の為
有料版の購入も損はない。

【操作手順】

  •  概要タブの画面下「お困りですか」を押し、「BusyBox」のインストールを行う。
  •  バックアップ/リストアを押し、該当アプリを長押しタップし「アプリの強制削除」を押下。
    ※1削除に付き、毎回リブートがかかる。

【有料のみの機能】
プリインストールアプリを削除した後、Menu→その他→Dalvikキャッシュをクリアをすると
さらに本体メモリの空き容量を増やすことが出来る。(削除したアプリにもよる?)

 
【apkのバックアップ】
アプリを強制的に削除する場合は、念のために「ESファイルエクスプローラー」等を使い、
apkのバックアップを取ることをお勧めします。(SDに移すのがお勧めです)
apkの場所 : 本体\system\app\