概要
にしきがおコンテスト2017において、のすたくん氏投稿のにしきがお作品に登場したモンスター。
ケリー氏選考の3番目(全体の12番目)に登場した「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(FC)」のエスターク…と思われる。
ケリー氏の選考者賞を受賞した。
何がどう「思われる」なのかというと、見ての通り顔がスライムになっており、体色もスライムのような青色になっている。
確かにドラクエ4におけるエスタークは青色として扱われるが、本来はこれよりやや緑がかった色をしているのである。
この様子から「エスターク(スライム系)」「スラターク」などと呼ばれることになった。
しかし、体色以上に気になるのが右肩の謎の「9」マーク、そして股間にも顔があることである。
当たり前だが、エスタークの股間に本来顔は存在しない。
この体型に一番近い存在は同作のラスボスである、デスピサロの最終形態*1であり、その第1形態はエスタークと同じ形をしている(色は茶色、5以降のエスタークと同じ)。
エスタークとデスピサロの共通点として「しんかのひほう」が挙げられる。
詳しいネタバレは避けるが一言で表すと使用者を異形化させる秘術であり、この2体の他たくさんの魔物がこの秘術によって生み出されている。
以上のことから、こいつはスライムがしんかのひほうを用いた成れの果ての姿であるという考察もできる。
このモンスターがしゃべっていると思われるセリフが下のメッセージボックスに表示されている。
*「きょうもとのすがたに もどたのです
*「てんくうのおしろに
りゅうのカミちゃん すんでいるか……。
*「ま ろうじんの
内容から、このモンスターは本来がこの姿で、何らかの理由で別の姿(おそらく普通のスライム)になっていたのが、この日に元に戻ったのだ、と言っているようだ。
また、セリフの「きょうもとのすがた」を「京本の姿」と解釈し、本作を「京本スライム」と呼ぶ視聴者も多かった。
次行の「りゅうのカミちゃん」は神なのか上なのかわからないが、天空城の主であるマスタードラゴンを指していると捉えて良いだろう。
それにしても神相手にえらく馴れ馴れしい。「ま」の名前を平然と出しているが、もしかしたらこいつも「ま」のつく系列のスライムのような存在なのだろうか。
ラゴクエ4-26でほぼ再現されているものが動画に登場している。
余談
左側にはいたずらもぐらのカラーリングで下部がスライムとなっているモンスターがいる。
名づけるとしたら「いたスラもぐら」「モグライム」といったところだろうか。
スラタークほどではないが、スライムのボディからスコップを掴む手がやや不気味である。