狩魔豪

Last-modified: 2024-03-04 (月) 12:02:05

概要

『逆転裁判』の登場人物であり、狩魔冥の実父にしてシリーズ第1作のラスボス。
40年無敗の検事であると同時に、証拠の隠滅、証言の操作、関係者への根回しなどをするなど、勝つ為には手段を選ばない他、 (ネタバレ:DL6号事件の真犯人) であるなど、ラスボスとしての実力を遺憾なく発揮した。

バグ転裁判

しかしながら、もかちゃん氏のバグ転裁判では威厳があるとも傲慢とも取れる強気はどこへやら。

初登場の4話前編にて裁判冒頭、検察側の席から上昇してフェードインした事をサイバンチョに怒られ、法廷侮辱罪で退廷を促されたところ、素直に従った上に「スミマセン」と素直に謝った。これには成歩堂龍一?も (弱ェ!) と心の中でつぶやいた。なお成歩堂は後に同じ入場方法をしたものの特にペナルティはなかった。

その後も、証言内容から逮捕される理由がない事で「誤認逮捕ですね。」と常識的な判断を下したり、サイバンチョに怒られれば「‥‥‥‥スミマセン。(怒られてしまった‥‥)」と素直に反省したりと、弁護士、裁判長、証人全てが裁判にならない裁判をしている中ではヘタレ常識人になっていた。しかしながら大沢木ナツミの証言にもならない暴言のせいで (自分が召喚した証人とは言え) なぜか自分が法廷侮辱罪により退廷を促された時には「‥‥‥‥は?」「裁判長!‥‥そんな意見は、却下だ!」と急に強気になりながらスタンガンを持って脅迫。狩魔検事に強気のサイバンチョもさすがにひるんだのか、今度はま宵が退廷の対象になってしまった。
……と思いきや、結局のところ自分が法廷侮辱罪による退廷の対象となってしまい、残像が残るほどの高速で頭を壁にぶつけ(通称カルマシンガン)、やはり素直に従って退廷し、終了の際には亜内武文?が代理で登場した。
さらに中編終盤には、ゲーム最大のネタバレをオウムにストレートにばらされてしまい、さすがに驚愕していた。

「!!!!
 ばらすな!」

また、後編序盤でもDJ耳そうじにストレートに犯人だと告発されてしまい、有罪判決を受けたが、直後に「クリスマスイブなのに1人なんて、さみしい!*1」となぜかボッチ宣言をしながら手を痛めるほど強く机を叩いた*2。それにサイバンチョは同情したのか、有罪判決を撤回した。しません。
その後は記憶喪失になったサイバンチョに呆れて法廷から瞬間移動したが、大して気に留められてなかった。もうめんどうみきれよう。
終盤には貸しボート屋管理人小屋にて盗みを働いたま宵に罪を擦り付けられたが、結局バレたらしく直後の場面ではま宵が逮捕されていた。

完結編では先日の法廷で瞬間移動した事を引きずっていたのか「べつに逃げたとかそういうわけではなく。」と言い訳するところから始まる。
証人として登場したオウムが発した「ムスコ‥‥」にツボり、頭を打ちつけまくっていたが、正体がDJ耳そうじであることが判明し、精神崩壊した彼が緊急逮捕された後は「いいキミだねー。いやまったく。」と発言。ストレートに犯人だと告発されたことを根に持っていたのだろう。
その後は御剣を死なせたショックからか死んでなかったが何故か「なのだ。」と連呼し始め、御剣が「罪」という判決が下されたことに意義を申し立て、「狩魔検事が相手だったこと」と「狩魔検事が相手だったこと」を思い出すと、サイバンチョから「あな」呼ばわりされ(やめてね。、11115年前のことだから覚えていないと返した。
最後は顔を使った成歩堂のドラミングにカルマシンガンで応え、御剣の「有罪」として法廷は終了した。

関連項目


*1 なお、冒頭の説明ではこの発言があった公判は12月27日になっているが、クリスマスイブと説明されているのでクリスマスイブに違いない。原作では事件発生の日時がクリスマスイブからクリスマスへと日付が変わる前後(「どちらの日に何が起きたのか」が事件の重要な争点になる。)である。
*2 余談だが原作では既婚者である