KGBの本気

Last-modified: 2021-05-25 (火) 22:35:53

KGBの本気とは、キャラクターが無限にループ移動することをいう。

概要

※削除されたヒテッマン氏の動画の内容が含まれます

ヒテッマン氏の動画においてFC『ゴルゴ13 第一章 神々の黄昏』をプレイした際、デューク東郷が画面下に落下した後に画面上から出てくるという、まるで無限落下するようなループ移動を繰り返していたところ、そこに登場した男が、

きをつけな だんなの うごきは KGBに よまれてるぜ

と発言した。そこから「画面下に落下→画面上から出てくるという動きはKGBに読まれやすい」と解釈され、キャラクターが上記のような動作をすると「KGB」のコメントが付くようになった。

「KGBの本気」は分かりやすくするための表現であり、コメントでは単に「KGB」とされることが多い。

再現

キサマゴンボール

キサマゴンボールZ 超なんかイヤ伝説」ではKGBが多発する傾向にある。特に2の界王様のKGBが激しく、10倍の重力をものともしない動きを視聴者に見せつけた。
コメントではKisamaGon Ballと言われることも。 ← !おまえ なかなかやる

5では界王様のKGBがさらにグレードアップ。画面のあちこちに多数の残像を発生させてプレイヤーに修行させる斬新な事態になってしまった。

KGBとは

KGBとは、旧ソ連の情報機関であるソ連国家保安委員会のことである。CIA(アメリカ中央情報局)に並ぶ情報機関と言われ、東西冷戦下に激しい諜報戦を繰り広げた。『ゴルゴ13』にも時折登場している*1。1991年、ソ連崩壊とともに共和国間保安庁などに権限を移行し消滅。

なお、KGBなる略称は、ソ連国家保安委員会のロシア語表記(Комитет Государственной Безопасности)の読みをラテン文字化*2(Komitet Gosudarstvennoy Bezopasnosti)した際の頭文字をとったものである。
ラテン文字(アルファベット)表記における頭文字から、「ケージービー」と呼ぶこともあれば、ロシア語表記の頭文字、К(カー)Г(ゲー)Б(べー)の読みから、「カーゲーベー」と呼ぶこともある。バグプレイ動画におけるKGBは元の意味を失っているためか「ケージービー」と読まれることが多いようだ。「カーゲーべー」と読むといかにも通っぽいふりができるが、本当に通な人に白い目で見られるかもしれないので注意。

現在のロシア連邦大統領であるウラジーミル・プーチンは、元KGB職員である。

派生用語

  • 横KGB…横方向にループ移動するもの。
  • 斜めKGB…斜め方向にループ移動するもの。
  • KGBにも読めない動き…複数の移動が重なったり途中で軌道が変わるなど複雑な動きになったもの。だんなのうごきは KGBには よめないぜ

関連項目


*1 例えば、第2話「デロスの咆哮」や第236話「KGBの長い腕」。
*2 「きれぼし」を「kireboshi」と表記するように、ラテン文字を使わない言語における読みをラテン文字(アルファベット)で表記することをいう。