キャラクター作成
副能力値決定表
副能力値 | 人間 (HUMAN) | ドワーフ (DWARF) | グラスランナー (GRASSRUNNER) | エルフ (ELF) | ハーフエルフ (HALF-ELF) |
A | 2D | 2D+6 | 1D+6 | 1D+6 | 1D+4 |
---|---|---|---|---|---|
B | 2D | 1/2D | 2D+4 | 1D+6 | 1D+6 |
C | 2D | 1D+4 | 1D+6 | 1D+6 | 1D+4 |
D | 2D | 1D | 1D | 1D+6 | 1D+6 |
E | 2D | 1D+4 | 1/2D | 1D | 1D+2 |
F | 2D | 1D+6 | 1/2D | 1/2D | 1D+2 |
G | 2D | 2D+4 | 2D+6 | 1D+4 | 1D+4 |
H | 2D | 2D+4 | 2D+4 | 1D+6 | 2D |
能力値算出
- 器用度(DEX:Dexterity)=A+B
- 敏捷度(AGI:Agility)=B+C
- 知力(INT:Intelligence)=C+D
- 筋力(STR:Strength)=E+F
- 生命力(VIT:Vitality)=F+G
- 精神力(MEN:Mentality)=G+H
生まれ表(人間)
2D | 生まれ | 保有技能 | 経験点 | 所持金 |
2 | 蛮族 | ファイター&レンジャー | 2000 | 2DX100 |
---|---|---|---|---|
3 | 魔法使い | ソーサラー&セージ | 2000 | 2DX200 |
4 | 悪党 | シーフ | 2500 | 2DX200 |
5 | 旅人 | バード | 3000 | 2DX200 |
6 | 狩人 | レンジャー | 3000 | 2DX200 |
7 | 一般人 | 一般技能 | 3000 | 2DX200 |
8 | 商人or学者 | マーチャントorセージ | 3000 | 2DX200 |
9 | 傭兵 | ファイター | 2500 | 2DX200 |
10 | 司祭 | プリースト | 2500 | 2DX200 |
11 | 呪い師 | シャーマン | 2000 | 2DX200 |
12 | 貴族 | ファイター&セージ | 2000 | 2DX500 |
種族別初期経験点表
ドワーフ(DWARF) | ●5レベルのクラフトマン技能 ●暗闇を見通すことが出来る ●シャーマン技能とソーサラー技能の修得が出来ない。 | 3000 | 2DX300 |
---|---|---|---|
グラスランナー(GRASSRUNNER) | ●1レベルのレンジャー技能と、シーフ技能 ●植物や昆虫と意思を通わすことができる。 ●いかなるルーン技能の修得も出来ない。 | 3000 | 2DX200 |
エルフ(ELF) | ●1レベルのシャーマン技能 ●プリースト技能の修得が出来ない。 | 2000 | 2DX200 |
ハーフエルフ(HALF-ELF) | エルフ(ELF)に育てられれば、エルフ(ELF)。人間(HUMAN)に育てられれば人間(HUMAN)に準じる | 前項に同じ | 前項に同じ |
技能
冒険者技能
Fighter(戦士)
戦士、武器のエキスパート
(装備:筋力=必要筋力の武器防具)
(行動:攻撃、回避)
Thief(盗賊)
盗賊
(装備:1/2筋力=必要筋力の武器防具)
(行動:攻撃、回避、受け身、鍵開け、軽業、記憶術、聞き耳、忍び足、スリ、潜伏、捜索/屋内、
登攀、幅跳び、高飛び、変装、宝物鑑定、罠発見&感知/屋内、罠解除&設置/屋内)
Ranger(野伏)
野伏
(装備:筋力=必要筋力の飛び道具、1/2筋力=必要筋力の防具)
(行動:飛び道具、足跡追跡、応急手当、カモフラージュ/自然中、聞き耳、危険感知、忍び足、生存術、捜索/自然中、
地図製作、天候予測、動植物判定、尾行/自然中、不意打ち、罠発見&感知/自然中、罠設置&解除/自然中)
Sorcerer(魔術師)
古代語魔法使い、ハイ・エンシェントを使う。
(装備:クロスorソフトレザーの防具、魔法の発動体の所持)
(言語:上位古代語/読み/書き、下位古代語/読み/書き)
(ルーン:ハイ・エンシェント)
Shaman(精霊使い)
精霊魔法使い
(装備:非金属or銀製、魔法使用時両手が空いてる)
(能力:インフラビジョン、センスオーラ)
(ルーン:サイレント・スピリット)
Priest(神官)
司祭
(行動:ディビネーション、ボウ)
(ルーン:ホーリー・プレイ)
Sage(賢者)
知識、言語
(行動:怪物判定、占星学、知識、文献調査、宝物鑑定、薬品学)
(言語:まず、共通語の読文。次に下位古代語の読文を習得。その後、さまざまな言語の習得。
一つの言語の読文か会話を1レベルにつき一つ習得できる)
Bard(吟遊詩人)
吟遊詩人、呪歌を使い、伝承知識を持つ
(行動:歌唱、楽器演奏、伝承知識)
(言語:魔法語以外の言語の会話を、1レベルにつき1つ習得)
(ルーン:呪歌)
一般技能
Merchant(商人)
商人
(行動:価格判定、商談)
Craftsman(職工)
職人
(行動:クラフト、価格判定)
Healer(薬草師)
医者
(行動:応急手当、治療、薬草学)
Hunter(狩人)
狩人
(装備:筋力=必要筋力の飛び道具、1/2筋力=必要筋力の防具)
(行動:飛び道具、足跡追跡、罠感知&発見/自然中、罠解除&設置/自然中、忍び足、カモフラージュ/自然中、聞き耳、前加工、価格判定)
Sailor(水夫)
水夫
(行動:大型船の操船、航海術、小型船の操船、水泳、天候予測、登攀、ロープワーク)
技能関連値算出
冒険者レベル=習得している冒険技能レベルのうちの最高値
抵抗力(生命力)=生命力ボーナス+冒険者レベル
抵抗力(精神力)=精神力ボーナス+冒険者レベル
魔力=ルーン技能レベル+知力ボーナス
宗派(Priestのみ)
主要6神
ファリス
正義、秩序
至高神。始源の巨人の左腕より生まれ、光の下の平等と正義を司る。信者には裏表の無い公明さを持ち、約束を守り、等しく働き助け合うことを求める。法律は人々に平等に適用される大きな約束事であるためにこれを重んじることが推奨されており、結果として二義的に法と秩序をも司っている。また光の象徴である太陽とも密接な関係があり、太陽神としての神格も言及されることがある。
光の神々の長であるとされ、神々の大戦の時には光の陣営を率いて、暗黒神ファラリス率いる闇の陣営と戦った。
その教義にはいわゆる基本的な道徳に通ずる部分が多々あるため、フォーセリア世界における文明圏では広く浸透しており、最も多くの人々の間に信仰されている。
ただし、法と秩序という神格であるがゆえに、ファリスの教団は形式化されたより複雑な教義を定めている。それは本来神の声を聞くための手段に過ぎないのだが、熱心な信者であるほどしばしば教義の形式に呑まれ、意味ではなく形のみを盲信する、狭量あるいは融通の利かない人物となりがちである。
ホーリーシンボルは先端の尖った十字形で「光十字」と呼ばれている。また、善なる者は死後天国へ迎え入れられ、邪悪な者は冥界に堕ちると説く。
アレクラスト大陸極東地方の聖王国アノスや、ロードス島の神聖王国ヴァリスでは国教とされており、政治の上層部には教団の実力者が就いている。また、その他の多くの国でも特定の国教を持たない限り、他国政治上層部でもファリス信者であることが多い。
クリスタニアの神であるフェネスは月の神でありファリスの弟であるとされている。
マイリー
正義ある戦い、勇気
戦神。始源の巨人の右足より生まれ、戦いと勇気を司る。戦士や傭兵が主に信じる神である。戦槌がシンボルとされることが多い。その司祭は、「勇者」に仕え導くこと、あるいは自らが勇者となることを目指し、それを自らの信仰の最大の証と考える。そのためその神官は多くの場合、戦士としての鍛錬も積んでおり、マイリーの神官戦士軍団は極めて強力である。
教義は「生きる事は戦いである」「勇気は力を導く」。正義のための戦いを推奨し、勇者に力を与える。臆病や卑怯な振る舞いを禁じている。
勇気を持って戦い死んだ魂は喜びの野に赴いて永遠の戦いを楽しみ、臆病な生き方をした魂は冥界に堕ちると教えている。永遠の戦いを死後の報酬としているため、普段一般的な意味での戦いに縁のない人々には信者は稀である。
「混沌の地」で信仰されている“戦乙女を統べる「女王」”(キュラフ)との共通点が多く、あるいは同一の神格ではないかと言う意見や、その従属神である「有翼の女神」との類似性を指摘する意見が散見されるが、ケイオスランドで「女王」の声を聞いたマイリーの神官は、マイリー神とは異質と否定している。一方で彼の地では「女王」こそがジャカオに対抗した唯一の神であり、ジャカオから逃げ去ったその他の神と「女王」を同一視することは、その「使徒」のみならず多くの者にとって受け容れ難いことである。なお、名前ではなく単に「女王」と呼ばれるのは、他に同列視する存在の居ない唯一神を崇める民には良くある事例(信仰する神を名前ではなく一般名詞の「神」と呼ぶ)で、安易に名前を口にする事は避けられるが、禁忌と言うほどではない。
ラーダ
知識
知識神。始源の巨人の頭部より生まれ、英知と知識を司る。主に学者などたちが信じるという。
知識欲を最も美徳とし、世界のあらゆる物事の真実を理解し、保存することを奨励している。欺瞞を禁止して、この世の真実を明らかにする行為を教えている。
また、知識を破壊する行為、振る舞いを禁じている。
知恵の神としての神格もあり、発明や発見などを司るともいわれている。
ホーリーシンボルは星の形などを表したものが主に用いられる。
信者達は死後ラーダのもとに赴いて、見えざる真実の星々となり、世界の行く末を観察し続けると説く。
チャ・ザ
幸運、幸福
幸運神。始源の巨人の左足より生まれ、幸運と交流を司る。転じて商売の神としても信仰されていて、商人の他に職人主に信じている者がいる。盗みを禁じているが、盗賊にも信奉者が多い。
商売は人と人との交流に繋がり、交流は幸せに繋がると説いている。
不平等な取引、盗みや詐欺などの「他人を不幸にすること」を禁止している。
しかし、商業神としての神格ゆえに商人たちとの繋がりが多く、神殿もかなりの富を保有していることが多いためにしばしば本来の教義からすればはむしろ禁じられるべき不正・過剰な財などに堕す信者もいる。
ホーリーシンボルは鳥(不幸の象徴とされるカラスは除く)、天秤など複数存在する。
信者達は死後、チャ・ザが住むとされる「至福の島」に招かれ、そこで永遠に幸福な暮らしを営むことができると説く。
マーファ
慈愛、自然崇拝
大地母神。始源の巨人の胴体より生まれ、自然と豊穣を司る。慈愛の女神でもあり、結婚・出産を祝福してもいる。
教義は「自然であれ」。ただし自然崇拝というわけではなく、人間として自然に生きることを説いている。アレクラストには自然崇拝のドルイドも存在するが、彼らはマーファやその他の神の信者ではなく、宗教的にはむしろエルフに近い。自衛や狩り以外のあらゆる戦闘を禁止している。ただし、アンデッドは存在すべきではないものとしている。また、自殺を固く禁じている。
死者は大地に還り、新たな再生を迎える、と説く。
神々の大戦では宿敵である破壊の女神カーディスと戦い、相討ちとなった。その終焉の地はロードス島の北部とされている。カーディスが滅びる間際に(その終焉の地はロードス島南部のマーモ島である)大地にかけた呪いが広範囲に広がることを防ぐため、最後の力で、当時は大陸と陸続きであったロードス島を大陸から切り離し、はるか南へ移動させたのだという。同島西北端の「大直崖(グレート・ストレート・クリフ)」がその痕跡であるとされる。
ホーリーシンボルは三日月に見えるが、実は農業に用いる鎌を表している。
その教義から農民層に信者が多く、農村出身者の多い下級兵士にも影響力が及んでいる。その反面、既存の支配体制と相反する面を有していることから、王族や貴族など支配階級には煙たがられる傾向にある(結婚・出産を司ることから、支配階級であっても女性には信者が多い)。
ファラリス(邪神)
混沌、自由(選択不可)
暗黒神。始源の巨人の右腕より生まれ、自由を司る。双子神たるファリスと対で「双の天帝」、そこから「夜の天帝」とも呼ばれる。ホーリーシンボルは、ところどころ線が欠落した逆五芒星。
いにしえの神々の大戦では闇の神々の筆頭として立ち、光の神々と戦った。そのため、光の主神であるファリスに対して、闇の主神とも言える存在である。
破壊の女神カーディス出現により、世界の完成や安定こそが「終末の巨人」に属する存在の出現と世界の破滅につながると考えて、闇の陣営を率いて神々の戦いを引き起こし、光と闇が対立し続ける世界を招いたとも言われる。
またダークエルフなどの妖魔にとっての神でもあり、その存在を肯定する神でもある。
その説くところは、「汝の成したいように成すがよい」という言葉に象徴される完全なる自由である。人は何でもすることができ、それを試みるからこそ向上があり、制限を課して自らを閉ざすのは悪である、欲望を否定せずその実現を求めて生きよと教える。
その教義ゆえに多くのファラリス信者は法律や規制を侮蔑しており、それを破ることに倫理的な禁忌を覚えない。したがってファラリス信者は容易に犯罪に走りやすく、反社会的な存在となりやすいためにほとんどの国家において禁教となっている。通常のプレイではGMの許可がない限りPCはファラリス(および他の邪神)のダークプリーストになることはできない。
クリスタニアの古の民は『汝欲する所を為せ 去れど理知的であれ』とするのが本来の正しい教訓であるとしている。しかし現在、そういった信仰を広めている教団はフォーセリアには非常に少ない。
一部の信者は単純に邪悪ではなく「己の精神の自由」を求めており、少数ながら善良なファラリス教徒も存在はしている。他の信者、例えば後述のドレックノールの盗賊集団などは単純に「やりたい放題」を求めてファラリスを信仰している。ファラリスはいずれに対しても等しく恩恵を与える。
アレクラスト大陸では、ファラリス教団が建国に寄与した中原の「混沌の王国」ファンドリアがファラリス教団の根拠地となっている他、西部諸国のドレックノール、ロードス島のマーモ帝国などでも禁教にはなっていない。また表向き禁教とされているとしても、例えばロマールの奴隷階級のように制度として抑圧や拘束の対象となっている人々から、「抑圧からの解放神」として信仰を得ている事例もある。
信者達は死後、魂が闇に溶ける、魔界の魔神(デーモン)に転生する、虚無界に堕ちて消滅する、などいくつかの説があるが定かではない。「死は最後の、究極の自由である」と表現した闇司祭もいる。
小神
フェネス
周期
周期と月、秩序、狩人を司る。至高神ファリスの弟。従う眷族はシルバーウルフ。神々の大戦において中立神達を率いてクリスタニアに逃れてきた。
クリスタニア世界の創造主とも呼べる偉大な神であり「神獣の長」とも呼ばれる。
イスカリア地方中部にて銀狼の部族を従え、クリスタニアの周期を創り上げていたが、周期が失われた後は民に対し「クリスタニアの未来を示せ」と命じている。
アレクラスト大陸でも知名度は低いものの、月を司る神として知られている。
ガネード
盗賊
匠の神ガネード
ガネードは盗賊の神ですが、もともとは匠の神であり、職人たちのあいだにも信者はいます。また、意外な富をもたらすことから、賭け事の神とも考えられています。
大きな街にはときおり、ガネードを祀る神殿が見られますが、その勢力は決して大きなものではありません。
死後の世界について、明確な教義を説いていません。現世での利益を重視する信仰なのです。
教義は「技を磨け」「工夫せよ」「諦めるな」。
ヴェーナー
芸術
楽曲と芸術の神ヴェーナー
バード(吟遊詩人)の神。歴史を綴る者とも考えられていて、「運命の神」としての側面を持つ。信者となっている吟遊詩人や大道芸人たちの多くは放浪者であるため、神殿というものがほとんどなく、オーファンの首都であるファンでは橋の下にバラック小屋を構えている。
大きな勢力はありませんが、大衆の間では広く信仰されています。特に、芸術家たちの間での信仰は盛んです。
ブラキ
鍛冶
鍛冶の神ブラキ
ブラキは鍛冶の神といわれ、鍛冶職人のみならず、加工に関連する職人たちのあいだで広く信仰されています。
ドワーフたちのあいだでの信仰は特に厚く、彼らの主神ともなっています。そのため、ほとんどのドワーフの集落には、ブラキの神殿が造られています。しかし、人間の街に神殿が見られることはほとんどありません。
ブラキの教えでは、他人との関わりに心を砕くより、己れ自身が自分の技術を切磋琢磨することを大切とされています。ブラキは金属と火を司る神でもあるため、戦いは禁ずるところではなく、むしろ必要なときに力をふるうことを、積極的に支持しています。
もともとは火山を司る神だったようです。石に熱を与えれば、水のように溶けることを人々に伝えたことから、鍛冶の神と崇められたのです。鉱山で働く者たちも、よくブラキを信仰しています。
死後は大地の底にある冥界に赴くと教えています。
名もなき狂気の神(邪神)
狂気(選択不可)
“あまりの狂気故に誰もその名を知ることができない”『名も無き狂気の神』
精神に異常を来した者だけでなく、新しい発想を求める芸術家の一部も隠れて信仰することがある。
クリスタニアの神獣王の一柱、周期の神獣王フェネスは、ファリスとファラリスの兄弟神であり(始原の巨人のどの部分から生まれたかは知られていない)月を司る存在であるとも、邪神「名も無き狂気の神」の正体であるともいわれる。
カーディス(邪神)
一切の破壊(選択不可)
他の神々が「始源の巨人」に属しているのとは異なり、未来に存在する「終末の巨人」に属しているといわれている唯一の神である。「終末の巨人」はこの世界の終わりに姿を現すとされ、この世界が無に帰したあと次の「始源の巨人」となり、新たな世界を創世するとされている。カーディスはこの世界を破壊することで「終末の巨人」を出現させ、次の世界を誕生させるために存在しているといわれる。
そして新たに生まれる世界では創造の神(大地母神マーファの位置付け)として生まれ変わるとされている(そのためマーファとは本質的には同じ神でありながら、その存在理由から対立することになる)。
また、不死者達の支配者であるともされ、強力な死霊魔術を行使する際にその助力を得るために魔術師達が交信を行うこともある。
しかし現世におけるカーディスは破壊の女神であり、存在理由に反して来世すら破壊された無を良しとして、死と破壊と否定を司る。(終末に属する物を破壊したことさえある)「終末の巨人」との関係はほとんど知られておらず、ファラリスなどと同じ邪神で闇の神の一柱である、という認識が一般的である。カーディスの司祭であっても終末信仰や後述の転生を行わず、破壊神としてのカーディスを崇拝するものも多い。
信者達は死後は虚無界に堕ちて消滅する、あるいは転生を繰り返し新たな世界に生まれ変わるとされている。破壊神としてのカーディスに仕えるものは前者、終末の眷属としてのカーディスに仕えるものは後者の教えを支持する。
未来と同義語である「終末の巨人」に属しているという特異性から、その高位の司祭達の中には現世での死を超越した「転生者」となり、繰り返しこの世に生を受けて世界を破滅に導くために暗躍するものもいる(未来に属しているため、現世での死は意味が異なる、ただし転生に失敗した場合は未来が消滅することを意味し、魂の完全なる消滅となる)。また彼ら転生者達はカーディスと共に次の世界への転生が約束されているという。ロードスにはこうした終末信仰の転生者たちによるカーディスの大規模な教団が存在し、『新ロードス島戦記』などでは、これら「終末のもの」達との熾烈な戦いが描かれている。
世界が完全に安定して永続してしまうと次の世界が生まれなくなってしまうので、終末の者は安定に対抗する形で発生する。そして出現する終末の者は、安定を支えていた力に反する者として存在する。
神の創造と完成の時代が安定しすぎた結果として破壊の女神カーディスが生まれたのと同様に、魔法の支配によりカストゥール王国が安定しすぎて天地万物を司る精霊をも支配した結果としてあらゆる精霊を喰らい尽くす魔精霊アトンが生じ、クリスタニアでは神獣の支配が安定しすぎた結果として魔神獣が誕生した。
つまりどのような形態であろうとも世界が安定すればするほど、その対抗として終末の巨人に属する勢力が誕生してしまうと考えられ、どのように努力してもいずれはフォーセリアは終末を迎えると考えられる。
ただし、これまでの歴史の中で出現した終末の眷属は全て一時的なものであるにせよ退けられており、最終的な終末は避けられずとも努力することによってその到来は遅らせられるというのもまた確かなようである。
またこの現象を逆手にとってわざと安定を崩すことで終末を遅らせることも出来るらしく、ファラリスが神々の大戦を引き起こしたのは神々の時代の安定を崩すことで終末を遅らせようとしたのではないかという推測もある。
ミルリーフ(邪神)
生きるは苦痛であり、罪。死こそ最大の安らぎ(選択不可)
“荒ぶる海の神にして死者の神”生きること自体を苦痛であると唱える『ミルリーフ』
肉体を失った神々の中では例外的に、肉体の断片が現世に残っている神であり、現世への影響力が比較的強い。水死体が増えることで現世への影響力がさらに増していくため、信者に呼びかけて水死体を増やそうとする。つまり端的に言って教義は「水死体を増やすと神が喜ぶ」。ただしこれでは身も蓋もないため、信者側は「生きること自体が苦痛であるから殺すことでそこから解放してあげよう」という風に解釈・理論武装している。
買い物
各数値
攻撃力=ファイター(シーフ/レンジャー)技能レベル+器用度ボーナス(-盾の修正)
(技能なしの場合は、能力値修正もつかない)
打撃力=武器の必要筋力(+各武器の修正値)
追加ダメージ=ファイター(シーフ/レンジャー)技能レベル+筋力ボーナス
(技能なしの場合は、能力値修正もつかない)
クリティカル値=各武器の設定(-シーフ技能の場合1)
回避力=ファイター(シーフ)技能レベル+敏捷度ボーナス-各鎧の修正+盾の修正
(技能なしの場合は、能力値修正もつかない)
防御力=鎧の必要筋力+各鎧の修正値
ダメージ減少=冒険者レベル
楽器演奏=1時間の演奏でバード技能レベル×バード技能レベル×2d6のガメルを取得