メロスシリーズ

Last-modified: 2019-02-08 (金) 09:27:10

メロスは激怒した。
必ず、かのジャ知膨脚の王を除かねばならぬと決意した。
メロスにはジャガーがわからん

概要

ほっぺたい氏の「ジャガれメロス」から派生していったMAD動画のシリーズ。
タグは「メロスシリーズ」や「メロス(けものフレンズ)」が使われる。

「ジャガれメロス」ではメロスが直接登場せず、「メロスはどう思う?」というワイトてきな使われ方をしていた。

 

その後はときどきジャガーマンシリーズ関連の動画でネタにされることがあった。
我流ユタ州氏の「スペースメロス」が代表例。

また、2018年5月には我流ユタ州氏によって千賀式メロスのBB素材が提供されている。


 

2018年11月4日、なぜか我流ユタ州氏が雑すぎる磔にされたセリヌンティウスのBB素材を突然投稿。

 

それ以降、我流ユタ州氏を中心に走れメロスのMAD動画の投稿が増加し、
これらの動画に「メロスシリーズ」というタグが付けられるようになった。

 

タグの扱いとしてはジャガーマンシリーズ外伝とされることもあれば、ジャガーマンシリーズシリーズ外伝とされることもあるし、それらからは独立した「メロスシリーズ」として扱われることもある。
また、「朗読ジャガーマン外伝」のタグが付くことも多い。
ただし、投稿されるカテゴリタグが「日記」なのはおおむね共通する。

キャラクター・素材一覧

  • メロス
    だいたい激怒している短気な性格。
    タイトルの「走れメロス」に反して、走らずに歌ったり踊ったり寝過ごしたりしていることも多い。
    なぜか胸から腰にかけて「メロス」と書かれている。
    最後には全裸体になる。
  • セリヌンティウス
    肌が真っ白で磔にされており、脚が異様に細く、胴体に「せりぬん」と書かれている。
    人質になることを快諾する聖人だが、動画によっては突然「黙れ下賤の者」と言い放ったりする
  • ディオニス
    暴君。顔に「ディオニス」と書かれているので誰でもこの人がディオニスだとわかる。
    親戚や賢臣のアレキスを処刑したが、動画によってはどう見ても全員飼育員だったりする
  • 若い衆
    「誰が好き?」→「わからん…」 …答えなかった。
  • 山賊
    大体メロスに倒されている。
  • 酒宴の人たち
    大体メロスに真ん中を突っ切られ驚いている。
  • 小川
    どう見ても大きい川の支流である。

  • 大体メロスに蹴っ飛ばされている。

実際の太宰治『走れメロス』

純朴な羊飼いの青年メロスは、十六になる妹の結婚のために必要な品々を買い求めにシラクスの町を訪れたが、町の様子がひどく暗く落ち込んでいることを不審に思い、市民に何が起きているのかを問う。そして、その原因である人間不信のために多くの人を処刑している暴君ディオニス王の話を聞き、激怒する。メロスは王の暗殺を決意して王城に侵入するが、あえなく衛兵に捕らえられ、王のもとに引き出された。人間など私欲の塊だ、信じられぬ、と断言する王にメロスは、人を疑うのは恥ずべきだと真っ向から反論する。当然処刑される事になるが、メロスはシラクスで石工をしている親友のセリヌンティウスを人質として王のもとにとどめおくのを条件に、妹の結婚式をとり行なうため3日後の日没までの猶予を願う。王はメロスを信じず、死ぬために再び戻って来るはずはないと考えるが、セリヌンティウスを処刑して人を信じる事の馬鹿らしさを証明してやる、との思惑でそれを許した。
メロスは急いで村に帰り、誰にも真実を言わず妹の結婚式を急ぎ、夫を信じて誠心誠意尽くすように言い含め、式を無事に終えると3日目の朝まだき、王宮に向けて走り出した。難なく夕刻までに到着するつもりが、川の氾濫による橋の流失や山賊の襲来など度重なる不運に出遭う。濁流の川を懸命に泳ぎ切り、山賊を打ち倒して必死に駆けるが、無理を重ねたメロスはそのために心身ともに疲労困憊して倒れ込み、一度は王のもとに戻る事をあきらめかけた。セリヌンティウスを裏切って逃げてやろうかとも思う。しかし近くの岩の隙間から湧き出てきた清水を飲み、疲労回復とともに義務遂行の希望が生まれ、再び走り出す。人間不信の王を見返すために、自分を信じて疑わない友人の命を救うために、そして自分の命を捧げるために。
こうしてメロスは全力で、体力の限界まで達するほどに走り続け、日没直前、今まさにセリヌンティウスが磔にされようとするところに到着し、約束を果たす。セリヌンティウスに、ただ1度だけ裏切ろうとした事を告げて詫び、セリヌンティウスも1度だけメロスを疑った事を告げて詫びた。そして、彼らの真の友情を見た王は改心し、2人を釈放するのであった。

酒宴・犬は走っている最後の方で脇目も振らず走った結果の犠牲である。
全裸体になったのも、走っている間に服が破れてしまったが、本人もそれに気づかなかったのであろう。
全裸だったお陰で最終的に場が妙に和んだので結果オーライと言える。

関連項目