概要
曲同士をキャラクターにして会話させる、あるいは曲が別のキャラクターに語りかける要素をメインに据えた動画につけられるタグ。
今のところ意味としては以下のタグを内包するが、すべての動画に付けられているわけではない。
また、以下のタグ以外にもこのタグがつけられる動画がある。
起源
※MADテープ・Flash時代・ニコニコ初期の文化に詳しい方はこの節の加筆をお願いします。
これと似た手法や発想自体はMADテープ(1980年~1990年代)、Flash動画(2000年代前半)、YouTube・ニコニコなどの動画サイト初期(2000年代後半)にもあったと思われる。
例えば「ヤンデレCD×音楽シリーズ」はタグこそ付けられていないものの、これに該当すると思われる。
現時点(2019年2月11日)でこのタグが付けられている最古の動画はボベベバビジ氏の以下の動画。
また、キャラクターに音声を当てはめて会話させるという点で類似するジャンルとして「BB劇場」が挙げられるが、キャラクターにもともと声がついている例のアレ界隈を中心に長い間流行っており、「音楽を編集した声でしゃべるキャラクター」が出てくることは少なかった。
ジャガーマンシリーズ登場以降
ジャガーマンシリーズは楽曲を編集して作るという性質上、曲がキャラクターに語りかける要素が初期から存在した。
もえるトイレマン氏の「ジャガー(はと)」や、Vasco氏の「1/ジャガの純情な感情」の終盤などがこれに該当する。
また、シマウマンシリーズはサーバルと曲が会話するという要素を含んでいる。
もなす氏の「シマウマン」、ゾノ氏の「シマウた」はその起点となった動画である。
そしてぶちゃお氏の「チベスナマン」から曲とキャラクターが結びつけられ、曲同士で会話し始める。
さらに仲良し三人組(けものフレンズ)という形で千賀氏がそれを発展させた。
後に仲良し三人組が流行る一方で、ɯɯ氏がそれに触発されたのか、ジャガーマンシリーズ内外で曲同士を会話させる動画を投稿し始める。
「曲が会話するシリーズ」タグが誕生したのはこの辺りからである。
そして千賀氏が投稿した「ガンダムの土曜日」を発端とする土曜日シリーズが流行。
それらの動画に曲が会話するシリーズのタグもつけられていった。