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原作
ネコ目アライグマ科アライグマ属アライグマのフレンズ。北アメリカ原産の雑食の哺乳類。
カラス・ドブネズミ・イエネコなどと同じく都市型環境に適応した動物の代表として挙げられることが多く、同時に侵略的外来種であるなど語れることが多い動物である。
雑食、手先が器用、高い繁殖力に加え賢く、場所によっては頂点捕食者になりうる身体のサイズが相まった結果が、都市や原産地以外での大繁殖に繋がったとされている。
日本では某アニメでの人気により輸入されたが、幼少期は人に懐くが、成獣になると気性が荒くなるため、捨てられた個体が繁殖した結果、現在に至っている。
そのためけものフレンズ本編ではアライさんが何かやらかしたら冗談半分で「害獣」などと呼ばれることが多いが、本当に悪いのは無責任な飼い主とペット業者であることを忘れてはならない。
アニメにおいて
かばんを帽子泥棒と称し、Cパートでは2つ程前の地方でかばんの行方を捜索するのが定番となっている。
精神年齢が幼いタイプのキャラクターが多いけものフレンズにおいても特に幼い感じのキャラクターであり、身体も他のフレンズ達と比べフェネック同様小柄である。
「帽子を奪われた」という勘違いの仕方からしてストレートな幼稚園児感がある。
しかし「あんな巨悪を許しては置けない」「パークの危機なのだ!」というセリフからも、パークを守ろうとする気持ちや正義感は人一倍強いのだと思われる。
また前述のように悪いことをしてもちゃんと謝れる子でもある。
「アライさん」という独特の呼称は彼女自身の一人称であり、仲の良いフェネックからもそう呼ばれている。
一方で出会ってから日の浅いかばんからは「アライグマさん」と呼ばれていた。
語尾の「なのだ」も含めて旧アプリ版から口調が変化しておらず、アニメ版けものフレンズでは珍しく旧アプリ版の個体の特徴を色濃く受け継いだキャラクターの一人と言える。
追跡中の出来事
1話では夜のさばんなちほーで、嗅覚を頼りに追跡していた。
4話でかばんが補修した橋により流されずに済んでからは、「かばんさんはすごいのだ!」と尊敬の念を抱くようになるが、別人の帽子泥棒がいると勘違いし、それ以降もすっちゃかめっちゃかしながらも追跡し続ける。
11話にてついに帽子泥棒と対面し帽子を奪い返すも、フェネックに「かばんさんと帽子泥棒が同一人物である」こと、「何か事情がある」ことを指摘されてからは、素直に謝罪して帽子を返却した。
二次創作での活躍
登場回数が多いこともありフェネックと共に人気の高いキャラクターの一人と言える。
特にうどんシリーズやフェネックとのカップリングが人気。
しかしジャガーとの絡みは4話Cパートにおける例の「~たんだけどー!」くらいしかなく、ここすきの対象は比較的ニッチな物に偏りがちなこともあり、ジャガーマンシリーズにおいてはあまり登場しない。
余談
けものフレンズBD付きオフィシャルガイドブックのCMにおいて、フェネックと共に
アライさんは何話が好きなの~?
たーのしー2話なのだ!
それ、唯一私たちが出てない回だよね~
えぇー!?
というやり取りを披露。ジャガー登場話である第2話をここすき認定した。