伯備線

Last-modified: 2017-02-10 (金) 23:30:10

注意事項

正式には倉敷~伯耆大山駅間であるが、朝の倉敷側の1便を除いて倉敷側は岡山駅、伯耆大山側は全列車が米子駅まで乗り入れるため、ここでは岡山~米子駅間として扱う。

路線概要

陰陽連絡路線では初めて電化や改良工事が行われるなどし、陰陽連絡路線では最も運転本数が多い。倉敷駅 - 新郷駅間は高梁川水系、上石見駅 - 伯耆大山駅間は日野川水系に沿って走行し、曲線と急勾配が多い。

運行形態

運行される列車はやくも15往復とサンライズ出雲1往復、貨物列車と普通列車である。
普通列車は新見駅で運転系統が分かれているが、全線を通して運転する列車も上下1本ずつ設定されている。また、岡山駅から山陽本線や赤穂線を介し姫路駅まで(かつては西明石駅まで)、米子駅から山陰本線西出雲駅まで直通する直通列車も多く存在している。普通列車の車両の夜間滞泊は備中高梁駅と新見駅で行われている。
運行間隔は、1時間あたり岡山駅 - 備中高梁駅間は2本程度、備中高梁駅 - 新見駅間は1本程度の運転となる。編成は2・3・4・6・7両編成であり、2両編成の列車は一部列車をのぞいてワンマン運転を行う。なお、過去には快速列車が運転されていたがのちに各駅停車となったため現在快速運転はない。
新見駅 - 生山駅間は運転本数が最も少なく2 - 3時間に1本程度の運転で下り列車は4時間以上普通列車が設定されていない時間帯がある。生山駅 - 米子駅間は生山・根雨止めの区間列車も数本追加され、1 - 2時間に1本程度運転されている。主に岡山支社岡山電車区所属の2両編成の115系電車を用いて、大半の列車がワンマン運転を行っているが、2014年3月15日のダイヤ改正で、新見駅 - 米子駅間の昼間の1往復に岡山支社岡山気動車区所属のキハ120形気動車が投入された。また、生山駅 - 米子駅間の夕方の1往復と平日22時台の米子発根雨行きの列車は米子支社後藤総合車両所運用検修センター所属のキハ121形気動車で運転されている。
なお、この区間は朝の下り2本、上り1本を除いてワンマン運転を行っている。

使用されている車両

381系?
285系?
113系?(岡山~新見駅間)
115系?
213系?(岡山~新見駅間)
キハ120系?(新見~米子駅間)
キハ121系・キハ126系?(生山~米子駅間)

その他

  • ドアの開閉は通年各駅半自動扱いとなる。
  • 清音駅 - 総社駅間は井原鉄道の第二種鉄道事業区間で伯備線と施設を共用しており、井原鉄道井原線の列車も運行される。しかしこの区間で井原鉄道の列車に乗車する場合は、JRの乗車券を使用することはできない。
  • 将来的にフリーゲージトレインの導入を検討している。

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