山陽本線1

Last-modified: 2017-02-12 (日) 00:47:03

注意事項

ここでは姫路~三原・糸崎駅間の情報を取り扱う。三原・糸崎~門司駅間は山陽本線2を、神戸~姫路駅間は琵琶湖線・京都線・神戸線を参照すること。

路線概要

東海道本線を西に延長する形で、神戸から姫路・岡山・福山・広島・山口・下関などの瀬戸内海沿いの各主要都市を経由し、北九州の門司に至る路線である。東海道本線とともに本州の大動脈としての役割を担っており、普通・快速・新快速・特急・貨物列車が直通運転していることから「東海道・山陽本線」とまとめて呼ばれることが多い。
かつては東京や京阪神と中国地方・九州を結ぶ長距離旅客列車が運行されていたが、山陽新幹線の開業後は長距離旅客輸送の役割を新幹線に譲ったため、全線を走行する定期旅客列車は存在せず、倉敷駅 - 門司駅間には定期運転の特急列車は走行していない。一方、JR貨物による貨物列車は全区間で運行されており、ほとんどの貨物列車が東海道本線と直通運転している。

運行形態

姫路~相生駅間

この区間のうち姫路~網干駅間は列車本数は非常に多く快速、新快速が多数運転されている。
網干~相生駅間は列車本数は少なくなるものの日中でも1時間に2本程度運転され、日中の列車は赤穂線?播州赤穂駅まで乗り入れ、種別も新快速であるものも多かったが、最近は日中を中心に削減されつつある。

使用される車両

HOT7000系
285系?
221系?
223系?
225系?
113系(岡山電車区所属)?
115系(岡山電車区所属)?

相生~岡山駅間

列車の運転本数も岡山~福山駅間と比べると格段に少なく、和気駅~上郡駅間は日中1時間当たり1本、岡山~和気駅間、相生~上郡駅間は1時間に2本程度の運転である。朝晩は姫路駅 - 岡山駅間直通が10往復ある。また朝夕を中心に、上郡、三石、吉永、和気、瀬戸止めの区間列車も存在する。
なお、夜間滞泊は、3本が上郡駅で、2本が三石駅で行っている。
この区間は3・4両編成を基本に、ラッシュ時は6両・7両(午前のみ)編成で運行される。

使用される車両

HOT7000系(相生~上郡駅間のみ)
キハ187系?(上郡~岡山駅間のみ)
285系?
221系?(相生~上郡駅間のみ)
223系?(相生~上郡駅間のみ)
225系?(相生~上郡駅間のみ)
113系(岡山電車区所属)?
115系(岡山電車区・下関総合車両所所属)?(下関総合車両所所属車は三石~岡山駅間のみ)
117系(岡山電車区所属)?(和気~岡山駅間のみ)
213系?(和気~岡山駅間のみ)

岡山~三原・糸崎駅間

岡山駅 - 三原駅間では、普通が1時間当たり3本運転されている。朝夕ラッシュ時は6・7・8両での運転もあるが、日中は115系3・4両編成、快速「マリンライナー」から転用された213系での運転が主体である。なお、一部列車は広島方面に直通し、下関まで行く長距離列車もある。
岡山駅 - 福山駅間には117系・115系(朝の1便のみ)による快速「サンライナー」が運転されている。1999年12月4日からワンマン運転を開始し、4両編成で朝夕を中心に運転されている。

使用している車両

113系(岡山電車区所属)?
115系(岡山電車区・下関総合車両所所属)?
213系?
117系(岡山電車区所属)?
105系(岡山電車区所属)?(岡山~福山駅間のみ)
227系?(福山~三原駅間のみ)

長距離列車

2001年3月3日に「山陽シティライナー」が運転を開始して以来、運転区間を年々拡大したため、かつては下関発三石行きの普通列車があり、この列車は全国の普通列車の中で最長の長距離列車であった。また、三石駅直通列車が廃止されてから2009年3月までは下関駅 - 岡山駅間を運行する列車が普通列車の中で最長の長距離列車となった。後に新山口行きに短縮されたが、それでも最長の長距離列車は保持していた。しかし、2015年3月14日のダイヤ改正でさらに徳山まで区間短縮となったため、この時点で最長距離普通列車の座を根室本線の「滝川発釧路行普通列車」に譲ったが2016年3月26日のダイヤ改正で再び岡山発下関行きの普通列車が復活したため最長距離普通列車となった。

保守点検による一部列車運休

毎週水曜日(多客期や祝日と重なる場合などをのぞく)は保守点検の時間を確保するため、岡山~糸崎間でおよそ1時間列車を運休させている。

情報追加