竹谷 明美(たけやあけみ)

Last-modified: 2022-11-10 (木) 13:52:38

竹谷 明美 photo
photo:Helmut Prochart 2006年12月プレミア作品 ”FEELER"

 

連絡先 / 制作

現所在地: オーストリア
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制作:

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略歴
1991年以来ウィーンに在住、ダンス、演劇、フィルム・ビデオ、写真や音楽などの分野のアーティストと数多くのコラボレーションを行っている。

 

過去の共演・共同制作を行なったアーティストは、Paul V. Weihs, Sam Auinger & Rupert Huber, Roberto Paci Dal, Dorfmeister, G.X. Jupitter Larsen, Sergio Messina, Bob Ostertag, Robin Rimbaud aka SCANNER, Jon Rose, Andrea Sodomka, Wolfgang Mitterer, Tom Cora, Werner Puntigam, Christian Fennesz, Tetsuo Furudate, Granular Synthesis などである。過去のソロ作品には、Imeka (1997)、bodypoems REFLECTION (1998)、3作品目のDrowning Fishではオーストリアダンスプロダクションアワード1999を受賞。

 

その他、Yuragi (2000)、Terror by a blind stranger (2001)、芸術監督/室伏鴻とBlack Honey Drops (2001)、Shadow Pieces (2002)、声と身体シリーズmultiple space (2001)、double space (2002)、芸術監督/Ong ken Sengと共に ZZ (2003~2004)。

 

また、2002年に横浜で、2003年には、ウィーン、ブダペスト、プラハで行なわれたオーストリアと日本のダンス・演劇交流プログラムAJ Projectを企画演出。

 

最近では、Ulf Langheinrichと共にweathering (2005)、Berliner band Rechenzentrumと共にSo what! (2006)を創作。最新作は、“FEELER” (2006, ソロ)
コンセプト
 声と身体という独自のパフォーマンスメソッドを編み出し、自己のエネルギーの内的変化を編成し、自分自身の言葉を形成していく。多彩な作家として、自らが書く記録、日記、エッセイや夢などから得たアイディアを作品に取り入れ、感覚の混沌さの中から本能的な作品を生み出すことを目指す。西と東の対立、結合、絡み合い、音、空間、動き、言葉、色など、頭脳と身体を使って合理的かつ叙情的に考察する。日本人としての感覚が遠のく一方で、ヨーロッパ人にもなり得ない、2つの文化を有する表現者である。文化間の緊張は、過去の日本の統制された哲学と都市内部の紛争との間の矛盾を映し出す。東と西のすばらしいフージョンで創られた作品、竹谷自身の内的世界、そして外的世界との融合を埋めようとしている。
今後行いたい公演や活動
 人の触角性をテーマに純粋に動きと声の実験的な試みをする。リモートコントロールされる人物とリモートコントロールされて動く物体を入れ替わるというアンビバランス性をみせ、身体との変化と声の関係を追求する作品、“FEELER”(ワークショップのタイトルでもある)をソロシリーズ化、創作中。そして、今まで書き貯めたモチーフを短編作品集として集めた“The Pieces”は2007年の活動内容予定である。

 

上演可能な作品

  • ZZ (ソロ・パフォーマンス)
    出演者数:1名
    アクティングエリア:間口9m×奥行13m(客席はコの字で囲む)
    テクニカルスタッフを含む上演料:
  • FEELER (ソロ・パフォーマンス)
    出演者数:1名
    アクティングエリア:間口8m×奥行10m(普通のステージと客席)
    テクニカルスタッフを含む上演料:

実施可能なワークショップ・アウトリーチ活動

  • 「body & voice work “FEELER” -internal RE/IN- formation」
    トレーニング内容は文明の進化で衰えた知覚機能と呼吸法の関連性が基礎である;特に人の触角性(本来、昆虫が持つ触角)を鍛えること。空間に身を沈め、見えない内部の力を感じる知覚を深めていく。
    対象:無対象(子供から老人)/ダンサー/ アクター & パフォーマー
    定員:20名
  • 「voice & body composition for performers」
    有機的かつ機能的ななにかを生じる“身体と声”の現象と瞬時の行為における関係を探ります。<感覚の目覚め>は、個人の美的感覚を高めるのには重要なものであり、それは個々の創作活動に反映され、かつ動く立体作品(キネチック・スカルプチャー)として統合されます。
    対象:ダンス経験者、パフォーマー、アクターのみ
    定員:20名