セレン

Last-modified: 2008-03-31 (月) 19:19:09
  • Serenn(セレン)
  • 登場作品
    魔王の娘たち
  • スキル
    武芸全般
  • 人物
     魔王の娘たちの里親役。王国騎士団員。
     魔王アモンの略奪を止めさせるために、自らにハイパーブーストの魔法を掛けて魔城に乗り込んでアモンと談判し、自宅で養育している魔族の娘2人の世話をアモンに押し付ける。当初は一緒に子育てをする予定だったが、魔王を鎮めた功績で王宮付の親衛隊長に昇進してしまったため、休暇だけしか帰宅できなくなってしまう。
     剣士としてかなりの手練れであるが、ハイパーブーストによって力を引き出しているため、常人より数段強い。ただし、ハイパーブーストの副作用で生命力を消費しているため、人間にもかかわらず年を経ても容姿は全く変わらないが、体内では数倍の速度で老衰が進んでいる。すくすく育つ娘たちを見て、胸の無さを気にしているようだが、実は育つわけが無いのである。
     つやのあるポニーテールの黒髪に、濃藍色の瞳。正装は白を基調とした鎧で、普段着は黒い薄手のシャツ。人好きのする性格で周囲の評判はとても良い。彼女の舌先三寸は魔王を丸め込みチルルを呆れさせる。料理の腕は壊滅的で、アモンをして「オレを殺す可能性のある女」とまで言わしめ、厨房で炸裂するボケには二の句が継げなくなる。
     魔王に子育てをさせることに始まり、どこか不思議な思考法をする。血縁のほどは定かではないが、かつてアモンと組んで魔王ガザールを封印した女勇者アールの面影があるらしい。
     ハッピーエンドでは家族の手で生命の樹の実を与えられ、生命力を回復させ命をつなぐことになる。