千蟲姫

Last-modified: 2008-08-01 (金) 13:03:32
  • 千蟲姫(ちむしひめ)
  • 登場作品
    月神楽
  • スキル
    呪符・護符作り
    超絶暗黒魔光弾
    百足脚
    百式・百足脚
    無効化
    妖怪と契約する
    虫を操る
  • 人物
     月神楽のヒロインのひとり。百足の化身。かつて罪を得た月の民を両親に持つ娘。王臨山の暗黒神殿の主で、飛天丸の母代わり。
     荒ぶる龍神を鎮めることを条件に、罪を除こうとして、蟲降ろしの儀式によって蟲憑きの身となる。龍神は封じたが、月の民は約を違えて、千蟲姫の妹を操って、宿った百足もろとも彼女を封じ込める。妹は地上に留まり、月杜の巫女の祖となる。千年余を経て目覚め、封印前の記憶を徐々に取り戻しつつ現代を生きる。途上、殺されかけていた幼い飛天丸を拾って臣とし、彼の故郷を滅ぼす。
     わがままな子供っぽい面と、妖怪の首領たる迫力を兼備し、その母性のおかげで飛天丸はひねくれもせずに育っている。飛天丸への理不尽なお仕置きは、愛情表現。好き嫌いが明快で、行為の美醜には敏感。月杜神社の宮司を嫌っており、飛天丸たちを愛している。
     妖怪なので、人を取って食らうこともできる。蟲を通じて見聞きできるので、神殿に篭っている時期でも、飛天丸より世俗に詳しい。悪乗りが大好きな世話焼きお母さんで、お手製弁当にはもちろん虫が登場。虫に体の内外を巡らせる健康診断ができるが、虫が這い回る感覚は、飛天丸でさえ嫌がっている。
     封印される前、葉子の母である玉藻御前と親交があったらしい。大妖怪同士、似たもの同士であるが、よく喧嘩しそうな組み合わせ。
     一人称は「(われ)」。穂乃香に「ちーちゃん」と呼ばれても怒らないが、飛天丸が「ちぃ様」と呼ばなかったら制裁が下るはず。
  • 藤原晴彦とは?
     百足退治をした伝説を持つ歴史上の人物として勇名なのは、藤原秀郷。平将門の乱に際し、朝廷の命を受けずに独自の判断で鎮圧した、初期の武士。
     飛天丸が人里に潜伏するための偽名に、不吉きわまりない姓をわざわざ選ぶというシニカル。