第七聖部隊

Last-modified: 2008-05-01 (木) 16:26:15
  • 第七聖部隊(だいななせいぶたい)
  • 登場作品
    キャッスルファンタジア~聖魔大戦~
    キャッスルファンタジア~聖魔大戦~リニューアル
  • 1、組織
     聖魔大戦末期にインジェラ軍に創設された七つ(後に八つ)の聖部隊の一。
     ボルボレード要塞攻略戦以降は、聖魔大戦における最強の部隊である。エルラン砲と魔道騎の反則的な攻撃力を除けば、当時の実戦兵力としては最も高い能力を示した。
     この部隊の働きが無ければ、インジェラ軍はボルボレード要塞を攻略できないままエルラン砲の前に壊滅し、ルーシエラが勝利したとも言われている。軍の執行部に従順ではなかったためと、ヒューイが突然インジェラを出奔したために、その戦功に比較すると厚遇される機会が無かった。しかし、幕僚が出世欲に疎かったので、この点で不満らしい不満は生じなかったようである。
  • 主な所属武将
     隊長:ヒューイ=エルザード
     副官:アリア=ガートランド
     幕僚:ハンナ=ハミルトン、ティア=シーレンス、後にシルエラ=プリスナー
     軍属(後に登用軍人):セシル=フォーワード、ルナール=セロン
  • 特徴
     その不敗の戦績は、隊長であるヒューイの天才性によるところが大きい。しかし、幕僚の間に相互不信が全く発生しなかったことや、意思統一が揺らいだ事が無い点など、組織として非常に健全かつ良好であったことは、用兵家ヒューイの助けになったであろう。特別に強兵を集めた部隊ではないが、ヒューイの命令に即応する体制が整っており、士気は常に高い水準を維持していた(好戦的という意味ではない)。
     戦術指揮官はヒューイ、アリア、シルエラ。軍政面は副官のアリア(後にシルエラも)が担当、その他の幕僚は現場での実働担当・・・というより、平時は何もしていなかったようである。それでも軍として有効に機能したのは、普段は仕事らしい仕事をしない幕僚が、有事の際に戦場に出れば女傑ぞろいだということもあるであろう。
     作戦行動については、ヒューイによる完全な独裁体制が確立しており、上層部の命令の範囲内である限り、自由な裁量が許されていた。部隊の雰囲気から厳格とは呼びにくいが、隙の無い運用と言える。
     インジェラ軍で最も精強な部隊であるにもかかわらず、隊員の気質は総じて温厚で家庭的であり、同行した他部隊出身者は第七聖部隊の幕僚同士の口論を聞いて、その内容の他愛無さに失笑したと伝わる。
  • 2、音楽
     キャッスルファンタジア~聖魔大戦~に登場するBGM。日常風景を描く時に多用されるので、この曲や「FUN」が流れている時には、漫才に期待しましょう。平和で暢気で安穏なイメージを抱かせる。「紅涙」の影響か、どこかオリエンタルな雰囲気がある。