対戦の記録/3期/音岡急行電鉄/大宮市

Last-modified: 2018-07-24 (火) 18:13:19

大宮市(おおみやし)は、金宮県の北部にある市で、同県の県庁所在地(忍区)。政令指定都市の一つで、7の行政区を設置している。約85万人の人口を有し、マップ内で8番目に人口が多い市となっている

  • 現在(2035年)
    大宮市
    日本国
    都道府県金宮県
    団体コード33433-4
    面積89.37㎢
    人口851,849人(2035年)
    人口密度9,531.7人(2035年)
    隣接自治体実籾市・巡ヶ丘市・田無市・御庭市・柏市・西宮市・海老名市
    市の木イチョウ
    市の花ローダンセ
    大宮市役所
    所在地〒330-3304 大宮市忍区忍町1-33

概要

海と丘の迫る南北に細長い市街地を持ち、十分な水深のある入り江部に発展した理想的な港湾・大宮港を有する日本を代表する港町である。

「大宮」という地名は、現在の忍町・白河周辺が古くから金宮神社の門前町であったことに由来する。大宮街道の終点であり北前船の出発地の一つでもあった金宮津(かねみやのつ)に近く、廻船問屋が軒を並べていた大宮村を指していた。大宮三社(大宮三大神社)をはじめとする市内・国内にある神社の神事に使うお神酒の生産にも係わっていたことも市名の由来に関係している。

海運においても古くから盛んで、近代には世界の市場にその名を知られるほどに隆盛していった。以降も貿易・鉄鋼・造船・機械・製造・ゴム・真珠加工・観光等の産業を中心に発展、ファッション・医療・食料品などの産業も近年は盛んである。

2008年、アジアの都市で初めて「デザイン都市」としてユネスコに認定された。

2012年、欧州のKBGインターナショナルが世界400余りの都市の、気候、医療サービス、インフラ、安全性、大気品質などの生活水準を調査し発表した「世界で最も住みやすい都市」で、日本の都市で唯一トップ10に入り、世界全体で5位、アジア圏ではシンガポールに次ぐ2位に選ばれている。

位置

大宮市は、マップの北部に位置する。金宮県内においては北部に位置するが、県内で用いられる地域区分では、「中央地域」に区分されることが多い。金宮県庁・大宮市役所の所在する忍区は東亜連邦の中心である東亜市の都心部からは東に約360kmの距離にあり、政令指定都市としては天羽市・柏市に次いで遠い。

大宮市の市域は、東西7.6km、南北14.9kmにわたり、面積は89.37km2である。日本の政令指定都市としては最も面積が狭い一方、金宮県内の市町村としては柏市に次いで2番目に広い。

地形・地域

金宮平野の東部に位置する大宮市には、全域が台地および低地からなる。全域にわたって標高が低く、最も低い地点で海抜1.1m(忍区港町)、最も高い地点でも海抜70.5m(有栖区ありす台)である。市の東境或いはその近くに大宮運河が、北寄りに玉川があり、これらの河川に近い市の西側、南側、東側の3方を低地で囲まれる。一方、市の西側に大宮台地が伸びており、周辺地域へ続いている。この台地の中にもいくつかの中小河川が流れている。

江戸時代から栄えていた歴史ある街で武家も多く、古くからの閑静な住宅地が多いが、ここ数十年で鉄道開通により一気に近代化し、若者の街と言われるようになり、特に忍町駅前周辺は昼夜を問わず人が多い。中心部から離れた丘陵部には新興住宅地が多くなっているなど、多様な面を見せる。

また、市内東部の矢川地区は昔から大宮一辺倒ではなく地元志向が強く、独立した経済圏を形成している。

大宮都市圏・金宮県の中心としての性格が強く、音急大海線、音急田園都市線、音急西宮線、音急船橋線などの通勤路線を通じて郊外から通勤・通学客が流入する。また、各路線ごとに沿線地域圏を形成しているため、路線ごとに沿線イメージのようなものが作られ、イメージにあった開発が為されたため、大海線・西宮線沿線には富裕層の住民がほかの路線と比べると多い。

主な街・ターミナル

 ・忍町駅・勇町駅 - 音急百貨店、0109、腰越百貨店、東浜百貨店、忍屋百貨店、ヨツバシカメラ、大宮ルフラン、大宮PAPICO、ミューズ大宮
 ・松原駅 - モザイクモール松原(音急百貨店松原店)、るるシティ大宮松原
 ・陽子玉川駅 – 陽子玉川リゼシティ
 ・しのプラーザ駅・琴波通駅 - しのプラーザテラス、アクアシティ染井
 ・有栖が丘駅 - モザイクモール大宮染井
 ・悠衣が丘駅 - ゆいプラザ、わかばシティ悠衣が丘
 ・真柴台駅 - わかばシティ真柴台

行政区

政令指定都市である大宮市には、7の行政区が設置されている。おおむね、市域拡大前の中心部に忍区・松原区の2区が、旧陽賀村域に陽賀区・染井区・有栖区の3区が、旧味野町域に矢川区が、旧時定村域に時定区がある。ただし、わずかに旧時定村内で松原区に編入された地区や、旧陽賀村内で忍区に編入された地区もある。
これらの7行政区には、それぞれ「区の色」および「区の花」が制定されている。

人口

日本において第1回の国勢調査が行われた1920年(大正9年)以来、現大宮市域の人口は、ほぼ一貫して増加してきた。1920年当時の人口が約8万人であったのに対して、2010年にはそのおよそ10倍の約85万1千人である。特に日本の高度経済成長期における人口急増が著しく、1960年には約20万0千人であった現大宮市域の人口は、1975年には約41万4千人となり、15年間で2倍に増加した。高度経済成長期が終わると緩やかな成長具合となった。

経済

第一次産業

江戸時代初期の男土用水の整備で、玉川流域での水田開発が拡大し、農業生産力が向上した。また江戸時代以降、大消費地大宮に近い立地を利用して果樹栽培が営まれ、松原の桃や時定の柿が知られた。中でも真柴梨は明治20年代に新品種として浩二郎が発見され、その栽培は全国に普及していった。しかし、その発見地である臨海部での果樹栽培は大正以降の都市開発によって失われた。内陸部でも、戦後は都市化の進行により急速に農地が減少した。現在は市の施策などで伝統的な名産品の復興などに力が注がれている。

第二次産業

大海工業地帯の中にあり、明治時代の産業革命以降は重工業が発展した。特に昭和前期に工業地開発が行われ、製鉄所や化学工場、機械・電機工業などの建設が進んだ。日本興業、大宮自動織機、東邦重工などの大規模工場と、それに関連する中小工場が多数建設され、現在に至っている。
近年では、先端技術の研究所なども多く立地する。おおみやサイエンスシティの建設などもこれを促進している。一方昔からの工業地帯では重化学工業不振からの再生が企画される一方、産業遺産としての保護も進められている。

第三次産業

忍町駅東口には地下街「ろうだんせ」、駅には「音急百貨店」が立地し、忍町駅周辺商業地の中核となっている。その他、特殊な例として近世からの歴史を持つマップ内No.2の繁華街である勇町と材木町がある。川崎市の副都心機能は主に実籾市や巡ヶ丘市が担っているが、松原駅やしのプラーザ駅周辺にも副都心的集積が見られる。また特筆事項として、矢川地区も地下鉄と瑞鉄の結節点となったため大規模開発事業が計画されている。他、住宅地が多いため、中小規模の商店街やスーパーマーケットなどは市内全域で見られる。
近年は芸術関係での産業振興に力を入れており、忍町駅周辺での「映画の街」プロジェクトやミューズ大宮、おおみやスーパーアリーナの建設、有栖区では、有栖が丘駅付近への立教館大学の誘致や、大宮市学力向上センターの建設などが進められている。なかでも2004年ミューズ大宮オープン後「音楽主都・大宮」を標榜している。

市内に本社・拠点を置く主な企業

本社や本店を置く主な企業
 ・大宮自動織機
 ・大宮瓦斯
 ・カナミヤ金属
 ・オーミ
 ・大宮新報
 ・金宮テレビ
 ・金宮放送
 ・テレビ大宮
 ・大宮テレビ放送
 ・大宮放送
 ・音急グループ
 ・矢川商会

拠点を置く企業
 ・東邦重工
 ・腰越電気鉄道
 ・四井重工
 ・日本興業
 ・オーミ
その他にも数多くの企業が本社・拠点を置いている。