雪沢線(ゆきさわせん)は、雪沢市の月森駅から雪沢郡秋川町の秋川駅までを結ぶ新州鉄道(新鉄)の鉄道路線。
雪沢線 | |
[添付] | |
尾崎湖岸駅で停車する14760形(2507年7月) | |
基本情報 | |
起点 | 雪沢駅 |
終点 | 秋川駅 (月森駅) |
駅数 | 10駅 |
開業 | 1949年8月22日 |
全通 | 2002年1月17日 |
所有者 | 新州鉄道 |
運営者 | 新州鉄道 |
車両基地 | 秋川車庫、雪沢車庫、月森車庫 |
使用車両 | 車両の項を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 9.4km |
軌間 | 1067mm(狭軌) |
線路数 | 全区間単線 |
電化方式 | 直流1500V 架空電車線方式 |
最大勾配 | 10.6‰ |
最小曲線半径 | 800m |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
保安装置 | ATS-SⅡ |
最高速度 | 90km/h |
概要
古くからの雪沢市の中心部である雪沢駅南側を囲むように伸びる路線である。
旧雪沢鉄道が三鉄雪沢駅から横峯駅までの路線を建設したのが始まりで、新州鉄道として発足する際に秋川まで延伸された。新鉄移行後は電化や快速の設定がなされ、雪沢市南側の交通を支える足として賑わいを見せている。
2002年には慢性的な車両不足と車庫の収容力不足の解消も兼ねて月森駅までの延伸と隣接する月森車庫も落成し、全般検査も雪沢車庫から当車庫で行われることとなった。
運行形態
基本は全区間通しの普通列車が15~20分間隔で、昼間・夜間には気動車で運転される快速も1時間に1~2本程度設定される。
快速には秋川発雪沢行きの快速列車として運転し、雪沢から赤瀬線普通列車として上越へ行く列車も存在する。
また早朝や深夜に入出庫を兼ねた雪沢止まりの普通列車も上下方向から運転される。
以前は朝夕ラッシュ時にも快速が運転されていたが混雑の激化により現在は設定されていない。
利用状況
モータリゼーションにより一時は利用客が減少していた時期もあったが、沿線の地道な発展や新幹線の開通により依然慢性的な輸送力不足に悩まされている路線である。
電化により運転本数が格段に増加し印象的な宣伝も相まって、近年は通勤通学以外にも昼間の近距離利用客が増加しつつある。
駅一覧
- 全区間単線
- 月森駅・秋川駅以外全駅交換可能
開業時に両方向の延伸を想定し雪沢駅を起点として0kmポストを設置したため、雪沢駅より下り方の駅はマイナスの営業キロが設定されている珍しい路線となっている。
駅 名 | 駅間 キロ | 営業 キロ | 快 速 | 接続路線・備考 | 所在地 | |
月 森 駅 | -2.4 | ● | 雪沢市 | 月森町 | ||
横 峯 駅 | 0.9 | -1.5 | ● | 横峯町 | ||
上 雪 沢 駅 | 1.0 | -0.5 | | | 本町 | ||
雪 沢 駅 | 0.5 | 0.0 | ● | 赤瀬線 豊ヶ崎線 三鉄新州本線 彩道美砂線 | ||
西雪沢信号場 | 0.8 | 0.8 | | | |||
下 槌 駅 | 0.8 | 1.6 | | | 池北町 | ||
池北信号場 | 1.2 | 2.8 | | | |||
尾崎湖岸駅 | 1.1 | 3.9 | | | |||
三 納 谷 駅 | 1.0 | 4.9 | | | 雪沢郡 | 秋川町 | |
東 秋 川 駅 | 0.8 | 5.7 | | | |||
秋 川 口 駅 | 0.7 | 6.4 | | | |||
秋 川 駅 | 0.6 | 7.0 | ● |