打ち上げロケットの改良 (LV01B)
背景
各種受注を達成している間に、ロケットの改良に必要な技術がアンロックされてきました
・1958 Orbital Rocketry(RD-0105)
・Early Flight Control(RCS)
などです。
一方今のロケット(LV01A)ではこれ以上の軌道変更を伴うミッションには対応できないので、改良を実施します
ロケット改良の目的ですが、下記2つとなります
・静止遷移軌道および、月遷移軌道への投入
・軌道変更の自由度向上
これに対して3段目の追加とRCS搭載、2段目の改良で対応します
目標ペイロードは特に設けませんが、現在の射場で発射可能な60t以内に収まる様設計します
(150t射場の完成には、しばらくかかる予定の為)
改良の概要
早速ですが改良したロケットの外観です。流用部品も多いためLV01B と名付けマイナーバージョンUP扱いとします
・全備重量 :59,240kg
・打ち上げ能力 :静止遷移軌道 230kg 月遷移軌道 125kg
・1段目エンジン :RD-108-8D75-1958
・2段目エンジン :RD-0105
・3段目エンジン :RD108 Verniers
1段目はRD-108をそのまま採用しますが、技術アンロックで追加された改良版(RD-108-8D75-1958)に変更
(パーツ右クリックで出てくるEngineのボタンを押すと切り替え可能)
2段目は追加されたRD-0105を搭載。1.25m幅タンクでははみ出す為、1段目と同様の1.8m幅を採用します
基本的に2段目までで軌道投入を行います
このRD-105ですが、推力、比推力、使用燃料のタンク種類、信頼性 全てで現状のAJ10より性能向上しています
3段目はRD108 Verniersを採用
この段は軌道上での軌道変更、RCSによる軌道微調整を担当します。改良の目玉です
今の段階で3段目に採用できるEG種類は少なく、↑の様に性能比較すると事実上一択です
推力の制御軸が1軸なため、RCSで補います
RCSにはほかにも、軌道投入後の操作、アレッジモーター代わり などの役割もあります
RCS燃料は今の技術レベルで利用可能な内推力、比推力のバランスのよいNitrousOxide(亜酸化窒素)を使用します
タンク径は0.8mです(1.25m径のフェアリングに格納する為)
静止軌道でのアポジキックまで電気が切れない様、電源は2400搭載します
※編集中 設計情報の詳細※独自研究が含まれるのと、万人向けではない内容なので折り畳みます
アビオニクスの搭載位置
アビオニクスにも重量がありますが、今回のロケットをベースにどの段に搭載するのが輸送効率がよいか調査しました
前提 アビオニクス重量:1段目60t用448kg 2段目6t用196kg 3段目1.5t用128kg
検討する案は下記3つです。それぞれで静止遷移軌道、月遷移軌道でのペイロードを比較しました
A 3段それぞれにアビオニクス搭載
B 2段目アビオニクスを3段目に統合
C 1段目アビオニクスを2段目に統合
Cは明らかに性能低いので却下
AとBは微妙にAが性能よいが、AはBより建造期間が0.52BP/sで10日ほど長い為Bを採用します
打ち上げミッション (LV01B)