宇宙ステーション紹介/Minmus軌道上に引き籠もる/第6話

Last-modified: 2014-12-29 (月) 20:43:26

これまでMinmus軌道上のステーションに以下の機能を持たせようと建設を続けてきた。

  1. 発電
  2. 酸素、水、食料のリサイクル
  3. 造船機能
  4. 造船に必要とされるRocketPartsとMachineryの生産
  5. SparePartsの生産
  6. 燃料精製

しかし重い! ステーションに近づくとフレームレートか下がるようになった。パーツが269もあることが原因だろう。

stationinfo.png

しかも振動する。強度のことを考えずに設計した上に、ドッキングポートがたくさんあるので仕方がないだろう。第5話のKabonite採掘船がRCSを16基も必要としたのは、振動するステーションに合わせて並行移動しながらドッキングするためでもある。

そこで軌道上のステーションは上記1~3に機能を絞り、それ以外はMinmus地表に建設する。またステーションに当面必要ないモジュールは破棄(第5話で登場したタグボートの失敗作など)する。

Minmusの北緯82度15分、西経70度30分(北極付近)にMineral, Ore, Substrate, Water全てが揃っている所を見つけたので、ここに地上基地を建設する。

spot2.png

パーツ

画像MOD名称説明
biolab.png
MKSBioLabBioMassモード 入力=Substrate, Water, ElectricCharge, PunchCards 出力=WasteWater, BioMass, CarbonDioxide, Recyclables
Compostモード 入力=Substrate, Water, ElectricCharge, PunchCards 出力=WasteWater, Compost, CarbonDioxide, Recyclables
c3.png
MKSColony Control Center(C3)Commandモード 入力=ElectricCharge, SpareParts 出力=PunchCards, Recyclables
fab.png
MKSFabrication ModuleMechanicalPartsモード 入力=Chemicals, Metal, ElectricCharge, 出力=MechanicalParts, Recyclable
ElectronicPartsモード 入力=Polymers, Chemicals, ElectricCharge 出力=ElectronicParts, Recyclables
StructuralPartsモード 入力=Metal, Polymers, ElectricCharge 出力=StructuralParts, Recyclable
fuel.png
MKSFuel RefineryBioMassモード 入力=Substrate, Water, ElectricCharge 出力=WasteWater, BioMass, CarbonDioxide, Recyclables
LFOモード 入力=Water, ElectricCharge 出力=LiquidFuel, Oxidizer, Recyclables
LH2/MPモード 入力=Water, ElectricCharge 出力=LiquidHydrogen, MonoPropellant, Recyclables
machinery.png
MKSMachinery PlantRocketPartsモード 入力=ElectronicParts, MechanicalParts, StructuralParts, ElectricCharge 出力=RocketParts, Recyclables
Machineryモード 入力=ElectronicParts MechanicalParts, StructuralParts, ElectricCharge 出力=Machinery, Recyclables
mobile.png
MKSMobile RefineryChemicalsモード 入力=Minerals, ElectricCharge 出力=Chemicals, ExoticMinerals, Recyclables
Metalsモード 入力=Ore, ElectricCharge 出力=Metal, RareMetals, Recyclables
Polymersモード 入力=BioMass, Substrate, ElectricCharge 出力=Polymers, Recyclables
repair.png
MKSMobile Repair ShopRecycleモード 入力=Recyclables, ElectricCharge 出力=Chemicals, Polymers, Metal
SparePartsモード 入力=Metal, Polymers, Chemicals, ElectricCharge 出力=SpareParts

Polymersに必要なBioMassを生産する手段はBioLabとFuel Refineryがある。PunchCardsを必要とせず、燃料生産もできるFuel Refineryを使うことにする。

ExoticMineralsとRareMetalsは、キャリアモードでKerbinへ持ち帰ると高く売れるらしい。いまプレイしているのはサンドボックスモードなので不要なのだが、これを蓄積するタンクがないとFuel Refineryが動作しない。

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試験採掘機

資源を採掘できるかテストするための機体。Minerals, Ore, Substrate, Waterを採掘するためのドリルとStorage Tankを持つ。

screenshot148.jpg

北極に到着。着陸に必要なΔVは400ほどか。やはりMineralsの採掘が速い。極地なので太陽は常に地平線近くに見える。

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メイン工場

メインとなる5つの工場を一体化したもの。ペイロードだけで57トンある。Minmus軌道上のステーションで組み立てて、牽引式ロケットで北極へ着陸させる。

screenshot169.jpg

採掘モジュール

発電機能、各種資源の貯蔵所、採掘ドリルの機能をまとめたもの。工場の近くに着陸した後は自走して、目的地まで行く。

車輪で走るのと、ドリルを接地させるのを両立させることが難しかったので、Infernal Roboticsのヒンジの先に付けて可動式にした。

screenshot170.jpg

タクシー

緑が乗ってMinmusへ着陸し、作業するための船。Kerbinへの帰還船を兼ねる。

screenshot171.jpg

採掘モジュールと工場の間は、FlexOTubeで接続する。

screenshot168.jpg

Modular Kolonization Systemのフォーラムでも話題になっているように、Fuel Refineryに燃料を精製させる場合には注意を要する(動作する例しない例)。一般の燃料輸送と同様に、自動的に送られるのは垂直に繋がったタンクだけ。それ以外には燃料パイプをつなぐ必要がある。接続された輸送先がないと、Fuel Refineryが水と電力だけを消費して、燃料を生産していないように見える。このためKerbal Attachment SystemのPipe end Pointを接続して、Fuel Refinery側でPump Hereを指定する必要がある。

Fuel Pipeを接続中の緑。

screenshot167.jpg

工場の現状

燃料、ロケットパーツ、スペアパーツを生産する体制が整った。右下のは不足していることに気づいて追加したExoticMineralsとRareMetalsを貯蔵するタンク(ゴミ捨て場)。

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100倍速にしたときの資源フロー。やはり採掘と電力が足りていない。

資源増減
ElectricCharge-67.73
LiquidFuel+0.10
Oxidizer+0.12
Minerals-7.52
Ore-8.25
Substrate-9.66
Metal+0.43
Chemicals+0.43
Polymers+0.43
RocketParts+38.25
StructuralParts+0.43
ElectronicParts+0.43
MechanicalParts+0.43

ステーションの現状

不要部分を廃棄することで、パーツを197にまで削減した。こちらの問題点は2つ。

  • 時間経過によってFoodが非常にゆっくり減少する。Compostが余るので3つの仕事をこなしているAeroponics Moduleの能力不足だろう。PurifyとAir Circulatorを一時的に停止すれば、Foodが回復する。
  • 太陽電池が片面にしか付いていないので、位置関係によっては自分自身の影になる。最初にステーションの全体像を考えて、太陽電池は両端に付けるべきだ。
screenshot175.jpg