概要
バニラパーツはMk3シリーズにスペースシャトルを作れと言わんばかりのパーツが実装されているわりには対応する燃料タンク・ブースターが無く、またOMS用のエンジンも存在しない。
逆にMk1サイズで作るとオレンジ缶とThumperでちょうどいい大きさになるがカーゴベイだけが存在しない。
というわけで高いバニラ率が実現できるMk1でリアル路線のシャトルを作ってみた。
KSPバージョンは1.0.5
使用Mod
- B9 Aerospace parts Pack (Mk1カーゴベイ)
- MechJeb (操作補助、無人プローブ代用)
- Kerbal Joint Reinforcement (補強)
スペック(ペイロード無し)
ET・SRB込
重量 | 63.6t |
全長 | 12.4m |
全幅 | 5.4m |
全高 | 5.8m |
オービタ(飛行状態)
重量 | 10.4t |
EW | 7.2t |
全長 | 7.4m |
全幅 | 4.6m |
全高 | 3.0m |
⊿V
SRB+ET | 931m/s |
ET | 2596m/s |
OMS | 931m/s |
合計 | 4458m/s |
機体解説
機体後部
メインエンジンとしてシャトル用のエンジンを1基搭載。
Mk0サイズのエンジンの3基搭載も試したがジンバルレンジが足りず断念。
左右にはRCSスラスター・モノプロペラントエンジンを束ねたOMSもどきを設置。
そしてメインエンジンと垂直尾翼の間にMechJebのチップが挟まっている。
これはメインエンジンと同じ向きで取り付けられおり、SRB切り離しからET切り離しまでの間ここを視点として選択することで進行方向が分かりやすくなる。
機体前部
Mk1コックピットはちょっと見た目が細長すぎるので初期ポッドにノーズコーンを付けて操縦席として採用。
その直後にはリアクションホイール・燃料タンク・核電池、そして申し訳程度に放熱するラジエーターが詰め込まれている。
運用
打ち上げ
スペースシャトル自体が推力方向のめちゃくちゃな構造をしているのでSRB切り離し前はMechJebの自動操縦はほぼ使用不可能
まずはそのままコマンドポッドを視点にNavBallで進行方向を見ながら真上かちょっと東向きに上昇。
SRBが燃焼終了したら切り離し、エンジンに引っ付いているMechJebチップを視点に選択。
ここまで来ると標準SASのProgradeホールドくらいなら発振せずに制御可能。
MechJebにやらせると非常に揺れるがジンバルを絞ることである程度なんとかなる。
大体Apが大気圏を超える頃にはETの燃料が尽きるので切り離して視点をコマンドポッドに戻す。
あとはOMSを使って周回軌道投入してミッションをこなそう・・・と言いたいところだが
Mk1カーゴベイに入る荷物なんてあまりないのでろくに仕事が見つからない。
帰還
なんの変哲もなく逆噴射して再突入する。
たぶん機首を立てなくても爆散するほど発熱はしないと思うが、念のため立てておくと良し。
実機シャトルは滑空していると思えないくらいの速度で落ちてゆくが、このミニシャトルは軽いのでかなり浮く。
浮きすぎて滑走路を飛び越しそうになるほどだが裏を返せば侵入方向の修正はとても楽というわけだ。
また軽くてブレーキがよく利くため減速用パラシュートは無し。
クラフトファイル
MechJebチップもそのまま付いているので上記のMODを導入した上でどうぞ
コメント
- 軌道上に取り残されたカーバルの救助ができそう -- 2018-02-03 (土) 07:46:29