これまでの振り返りと確認
前回までの研究状況
- エンジン類
- スキッパーまで解放
- 核パルスエンジンとメインセイルは無し
- 所持研究パーツ
- Goo
- サイエンスJr
- 温度計
- 気圧計
- でっかい研究室
以上のことから思考の結果
- 気圧計は大気のあるところしかデータが取得できない。
- Minmus行く前になるべくなら地震計(Double-C Seismic Accelerometer)が欲しい
そんなわけで着陸すると帰ってくるのが難しいEVEに無人機を突入させよう、ということになりました。
ロケット
解説
- 一段目
スキッパーとドラム缶13個(燃料輸送パイプ無し) - 二段目
スキッパーとドラム缶を1+6+6の燃料輸送パイプを利用した6こずつ落とすタイプ - 三段目
プードルと鯖缶 - 四段目
LV909×4と真ん中にLV909(何かあった時用)
打ち上げ
発射
一段目でだいたい6000m、二段目の一回目切り落とし傾け開始。
二回目切り落としてだいたいこの辺、二段目まででAPが約20kmの周回軌道にのれます。
Kerbin周回軌道から離脱
Munが良い位置にいなかったので自分で第二宇宙速度を出しています。
EVEはKerbin軌道の内側にあるので、Kerbinの公転方向の逆向きに飛び出します。
EVEの軌道へ
画像を見ると公転の逆向きに出たため減速となり、探査機の軌道がKerbinの内側にあることがわかります。
ここでEVEにSet as Targetをして軌道の傾きのDepending Nodeを0にするように加速します。
EVEに向けて減速します。
手順1:マニューバを減速設定にしてEVE軌道に乗せる
手順2:マニューバの真ん中をクリック&ドラッグして移動
手順3:水色の矢印が合わさる場所を探す
手順4:マニューバの通り減速する
これで合わさる位置が無い場合、時間を飛ばして合わさる場所を探しつつ減速の速度を調整します。
実際に減速したあとがこちら。この減速初期に二段目の最後のスキッパー切り離し。
このときEVEのPeの値を気にしつつ、ANとDNが出ている場合なるべくEVEとの接触点にどちらかのノードがある状態だとなお良いです。
EVEに突入
EVEと接触しました。ここで軌道を変えて大気に接触させたいのですが・・・・
まさかの電池切れ
パネルの位置がマズかったようです。展開式パネルにすればよかったなあ…と後悔。
時間を加速して電池が回復するのを待ち、だいたい黄色の方向に加速しました。ここで三段目のプードル切り離し。
これで大気と接触し、EVEの濃い大気によってエアブレーキが行われそのまま落ちます。
ちなみにこの軌道の変更方法は早ければ早いほど燃料消費が少なくて済むので、できれば重力圏に入った直後に行うと良いとおもいます。
まったく使わなかったLV909を切り離してEVEへ
降下中に大気をサイエンスパーツで取得。
そしてここで気づきました…
GooとサイエンスJrは送信においても一回しか使えないことに。(うp主このとき知らなかった)
なんということでしょう、上空大気のみ送信して使用不可能になりました。
なお、大気圧計と温度計何回でも使えるのですぐ送信してます。
ここで復習…というかまとめる。
今持ってるものでデータが取れるのはこんな感じ。
場所 | Goo | サイエンスJr | 温度計 | 大気圧計 |
地面 | ○ | ○ | ○ | ○(大気があれば) |
低高度大気 | ○ | ○ | ○ | ○ |
高高度大気 | ○ | ○ | ○ | ○ |
宇宙低軌道 | ○ | ○ | ○ | × |
宇宙高軌道 | ○ | ○ | × | × |
なお、今回宇宙低軌道、高軌道のデータは取ってません。なぜなら有人で来る予定だからです。送信ではポイントのロスがあるので避けました。
今回は温度計、大気圧計のデータは全て取れましたが、GooとサイエンスJrは一個ずつしかなかったので取りこぼしが発生してしまいました。
今回の場合でいれば、地面、低大気、高大気のみっつは欲しかったところです。なので三つ付けて行く必要があった模様。
無人機は無事着水。ESCキー→Space Portで戻ります。
研究
リカバリー無し。研究は地震計だけゲットしました。
次回、Minmusに着陸船を送り込みます。