緑Aの場合/十四回目前編

Last-modified: 2014-01-22 (水) 21:50:09

現状の確認

残りの研究を開発して行くのみ

フライトプラン

今まで特に言及してきませんでしたがDuna着陸のためにフライトプランを立てます。
Dunaのデータは軌道上のデータは取得済みなので大気中のデータを取得する必要があります。
つまり前に掲載した表だと、高高度大気、低高度大気、地面の三つです。
GooとサイエンスJrは一回ずつしか使えないので最低三つ。
それ以外のセンサはEVAで取り出せば再利用できますが、大気中の飛行でのEVAは大変危険です。
センサを多数付けるのもありですが、電力消費するのとなるべく軽くしたいという理由から一つずつに。
それらを踏まえた上でのフライトプランです。

  1. 着陸船とそれを運ぶ機械船(無人機)を打ち上げ
  2. Dunaまで行き周回軌道に乗る
  3. 着陸船と機械船を切り離し
  4. 着陸船降下
  5. 高高度大気のデータ取得
  6. パラシュートを併用し着陸
  7. EVAでデータ格納(高高度大気)
  8. 地面のデータ取得
  9. EVAでデータ格納(地面)
  10. Dunaから離脱
  11. 低高度大気のデータ取得
  12. 周回軌道に乗せる
  13. EVAでデータ格納(低高度大気)
  14. 機械船と着陸船をドッキング
  15. 不要なもの切り離し
  16. 機械船を使用してKerbinに帰還

これを踏まえた上でロケット建造。

ロケット

14-1.jpg

でかい

このままだと解説しづらいので上から解説していきます。

着陸船

14-2.jpg

Duna着陸船。ちょっと大きい。
メインは外側のLV909を四個、これを使用して軌道上からの降下、着陸、周回軌道に戻る、ドッキングまで行います。
真ん中にもLV909がありますが、ポッドの上に大気センサが付いてるため、LV909の下にドッキングポートが付いてるという複雑構造です。
あとあと考えたらラディアルマウントの構造物つけてそこに大気センサつければよかったなあと思う次第。
バランスのためにサイエンスJrとGooコンテナが四つ。
LV909みっつをメインにして三角形でもよかったかもしれない。(駄目出し)
パラシュートはオレンジのMk25パラシュート4つにラディアルマウントパラシュートが二つ付いています。
設定は高度をあげてオレンジは高度5000で展開、ラディアルマウントは4000にしてます。

機械船

14-3.jpg

真ん中に前回研究した無人プローブを搭載。
メインは核エンジン六個。真ん中にドラム缶(X200-32)、外側に鯖缶(X200-16)四つ。
鯖缶は燃料パイプを利用して対角二個ずつ切り離しが出来ます。

打ち上げロケット

14-4.jpg
  • 1段目 メインセイルとドラム缶が13個
  • 2段目 メインセイルとオレンジ缶が1、6、6の外側から切り落とすパラレルステージング。(アスパラ?めんどい)

打ち上げ

リフトオフ

14-5.jpg

一段目で3km、二段目一回目切り離し12km、二段目二回目切り離しで85km、打ち上げロケット最後を切り離した頃にはほぼ周回軌道でした。

周回軌道からKerbin離脱まで

14-6.jpg

機械船のエンジンを利用してKerbinを離脱。このときちょうど良い位置にいたのでMunでスイングバイしました。
ロケットが重いので噴射に時間がかかります。

Duna周回軌道へ

14-7.jpg

まずDunaへ行くマニューバをセット。加速してDunaまで行きます。

14-8.jpg

加速中に機械船の鯖缶を二個切り離し。
なおこの構造だと、切り離した缶に核エンジンがぶつかることがあるので一旦スロットルを切る→パージ→スロットルを徐々にあげて安全に後方へ送る、という手順を行ってます。

14-9.jpg

Duna重力圏へ入り、ここで軌道修正します。
周回軌道に投入しますが、Kerbinと同じく、着陸船が地面からロケットを打ち上げるときは自転方向に打ち上げると自転速度の分加速します。
それを踏まえた上で周回軌道は自転方向に入れます。
ただし×とかいてはいますが、Dunaくらいの大気惑星の場合は反対でも何とかなります。
Dunaでエアロブレーキングする場合は20kmより上くらいが良いそうです。
なおDunaの大気は41,446mからなので、画像のままだと引っかかりません…50kmと思ってたらエアロブレーキング出来なかったというオチです。

14-10.jpg

仕方ないのでエンジンで減速してます。このくらいのロケットであればある程度なら大丈夫です。

14-11.jpg

減速をしたらApで加速してPeを上げ上空150kmくらいの周回軌道に乗せました。
特にエアロブレーキングをした場合はPeを上げ忘れないようにしましょう。

Dunaに着陸

14-12.jpg

ドッキングパーツの切り離しで着陸船と機械船を切り離します。
このとき針金が繋がっていてもドッキングパーツの切り離しで針金は外れます。
機械船はこのまま周回軌道を回り続けます。

14-13.jpg

着陸船を機械船から遠ざけたら減速をしてPeを13kmくらいにしました。
完全に軌道が地面にめり込むまで減速しなくてもエアロブレーキングで十分に減速できます。
速度や船の大きさにもよりますが比較的安全に着陸できると思います。
さらに減速の分の燃料消費が少ないという利点があります。
その反面、着陸する場所が解りづらいという欠点があります。

14-14.jpg

高高度大気のデータは高度13kmあたりで取得できました。
高度10km切った辺りでオレンジが準展開。

14-15.jpg

高度9000mでラディアルマウントパラシュートが準展開と同時に全展開してしまいました。
これはあまりよくないです、展開設定が4000mでは高すぎた模様です。下手するとパーツが脱落しかねない…。
今回は着陸する地面の高度が高く、準展開する気圧の高度が全展開する高度とほぼ一緒だった模様です。
この時点で速度は65.5m/sです。

14-16.jpg

地面の手前で噴射して速度を5m/sくらいまで落とします。

14-17.jpg

着陸しました。画像は一度EVAして戻ったときの大量のデータがポッドに格納される様子です。
ここでフライトプラン通り大気データ回収→ポッドに格納→地面データ回収となりました。

後編