打ち上げ節約コンペティション/LCP-04

Last-modified: 2015-11-23 (月) 17:09:40

機体名:LCP-04「スターフィッシュ」
参加種目:2.25tクラス
最終資金:499,057
バージョン 1.05
使用MOD:MechJeb2、EditorExtensions、RCS Build Aid

 

機体紹介

今回のコンセプトは「空気抵抗の軽視」です。

 

空気抵抗低減を考えるなら、ペイロードはカーゴベイに収納するのが普通なんですが
試作中にふと、重さ(0.5t)とそれ以上にサイズの大きさ(空気抵抗的には前後もMk2パーツか
アダプターで塞がないと意味が無いので更に大型化)がどうしても気になりまして。
・・・で、「どうせFL-T400だし、剥き出しでもあまり影響無いんじゃね?」と考えたわけですね

  • 面倒だし、もう筆者はあまり記録狙ってないので検証はしませんがw
  • 当初は(可搬重量にまだ余裕がある)01か03の翼端にFL-T200×2くっつけて手軽に済ませるつもりでしたが
    ジェットの推力不足で(軌道まで上がりますが)余計に時間がかかり効率低下。双発化が必要と判断し再設計しました
 

lcp0201.jpg

  • 見た目はともかくとして基本構成は01同様のジェット+核タイプSSTOです。
    • 今回は双発化で制約ほぼ無しでエンジン(重心)を前に寄せられるのでレイピアを使用
    • ていうかこの機体重量ならむしろ核エンジンを使わない方が効率が良いはずなんですが
  • 当然、本機にも断熱アンテナを付けていますが、今回は配置の都合上展開(Extend)状態にしてあるので収納禁止です。
    あと効果範囲の限界とか調べた訳じゃありませんが、この位ずれていても効果はあるようです
 

lcp0202.jpg

  • ☆感あふれる上面フォルムw(機体名的に言えば「ヒトデ感」というべき?)
  • コンセプトは空気抵抗軽視ですが、「出来る対策をやらない」のは馬鹿のやることですから
    エンジン後端にはノーズコーンをかぶせ、ペイロードは接続後に180°回転してノードを後方に向けています
    • 競技の体裁で無いのなら、ペイロードにもコーンをつけるかフェアリングで覆う方が見栄えが良いかと
 

lcp0203.jpg

  • 左から01、03、04。そもそもの目的だった小型化を達成できたので満足ですw
 

離陸~軌道投入

構成・規模ともに01とほとんど変わらないので離陸手順も大差なく

 

lcp0204.jpg
15°で離陸してそのまま上昇

 

lcp0205.jpg
対地速度が下がり始めたら核エンジンを点火
レイピアがフレームアウトしたらモード変更(とインテーク閉鎖)

 

lcp0206.jpg
軌道投入

 

ペイロード切り離し

本機のペイロードは前方搬出式なので、特に機体の向きを変える必要も無くそのままステージ進行で分離すれば

 

lcp0207.jpglcp0208.jpg
射出によってPeが下がることはありません

 

結果

KSCへの帰還についても01同様なので省略して

 

lcp0209.jpglcp0210.jpg
焼きヒトデ
lcp0211.jpg

 

スコア499,016。ペイロードを除く燃料代は484となりました。

 

再挑戦

・・・と、ここまでプレイとSS撮影して、とりあえず機体名と記録だけアップ。
記事は後回しでのんびり書いていたんですが・・・

 

その後、搭載燃料をギリギリまで切り詰めればレイピアのモード変更不要、核だけで軌道まで上がれる事が判明。
機体重量を730kg軽量化(15,564→14,834)した結果

 

lcp0212.jpglcp0213.jpg

 

スコア499,057(燃料代443)・・・とちょっとだけ記録が伸びましたw

  • 燃料搭載量以外、機体は一切変更していないのでSSはレギュ上必要最低限の2枚だけで
  • この状態だとFL-T100の中身が空でデッドウェイトになっているのですが
    ペイロードの重量増や到達高度上昇など汎用性を捨てるのもアレですし、なにより作り直しとか面倒なのでそのままですw
 

機体データ

fileLCP-04 'Starfish'.craft

  • 例によってMechJebチップは外(ry
  • レイピアのモード変更とインテーク開閉は、これも例によってRCSに設定しています
     

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