機体名:LCP-05「ねこぜ号」
参加種目:9tクラス
最終資金:497,025
バージョン 1.05
使用MOD:MechJeb2、EditorExtensions、RCS Build Aid
機体紹介
今回は特殊なコンセプトは無しで、普通に軌道上まで荷物を運んできます。
- という訳で、機体もごく普通のSSTOです。
見た目もあまり奇を衒わず、無難にカナード付きデルタ翼機にしています
- ・・・横から見るとかなり無難じゃないですがw
「猫背」というよりぶっちゃけ「デブい」
いやその、9tペイロードはX200-16の方がFL-T800×2よりちょっとだけ安いですし
これを「普通に」運ぶためにMk3カーゴが欲しかったので、この胴体の太さは仕方ない所です
- カーゴスペース。
ペイロードの固定にはどのみち針金必須なので、開き直って中ポートを使い微妙に軽量化しています - 小物(本機の場合だとZ-200電池)は基本的には両脇に見える主翼の根元にくっつけます
- カーゴの側壁に直接つけるとOffsetで上手く移動できませんし
前後の壁につけたパーツは内部と判定されず、空気抵抗や熱を軽減しない事があるので(詳しくは未検証)
- カーゴの側壁に直接つけるとOffsetで上手く移動できませんし
- エンジンブロック。こいつを曲げて構成する事で空気抵抗対策しています
ただし強度的には(これ自体はかなり堅牢ですが)、この重量と大推力を1点(Mk1タンク側面接続)で
支えるのはさすがに無理があるので針金2本×2で補強。
軽量化のために他には一切針金を使ってないので、あまり耐G限界は高くないです
- ・・・ていうかまぁ、本機最大の無駄重量ことMk2コクピット(2t)をそのまま放っておいて
今更軽量化するのもどうなのかとは思いましたが、性能(主に操作性)に大きく影響しない範囲で適当にやっています
離陸~軌道投入
離陸設定は相変わらずの15°、この飛ばし方だとジェットでの最高速は1,400m/sちょっと、とやや控えめ。
- 本機は(TWR低めなので)5°設定でも爆散せずに上昇でき1,600m/s弱くらいまで最高速は上げられますが
試したところ(たぶん空気抵抗のため)あまり効率が良くなかったです
後の手順も04とほぼ同様で
- 対地速度が減少しはじめたら核エンジン点火
- レイピアがフレームアウトしたら(RCSに設定した)モード変更とインテーク閉鎖
- Apが離れてきたら(だいたい予定Ap60kmくらい)機首をProgradeに
- 大気圏外でAp微調整→Ap付近でアポジキック
本機は(無駄に容量のある)胴体前後のMk3系アダプターと主翼に燃料を満載すれば
- 酸化剤は前後20%で十分です。あと翼タンクは核エンジンと繋がってなく手動での移送が必要
ΔVを1,300~1,400m/sくらい上乗せ可能です。
遠くに行く(静止軌道やMun周回)には少々足りず、設計上の余裕と言うには多い微妙な数値ですが一応
ペイロード切り離し
ここも普通にカーゴベイのドアを開けて(確実を期すなら背中をProgradeに向ける)ペイロードを分離
- ちなみに1.0.5の地味な新機能によって、切り離しはステージ進行に設定しています
で、分離しただけだとペイロードは機外に出ない(あと位置的に機体の回転でも出そうになかった)ため、
カーゴスペースの床にLY-10を仕込み、(Gキーや高度計横のアイコンで普通に)車輪を展開する事で
- まぁ上の機体紹介SSにしっかり映ってますからネタバレ済みの機構ですが
- あと条件達成SSもついでに
結果
KSCへの帰還についても(例によって)ほぼ同じ手順なので省略して
- 大型化で若干動作が鈍くなったので念の為、姿勢はRAD+に向けずピッチ60→30°で突入しています
- また前述の通り耐G限界も低めなので、低空/高速で無理すると機体が真っ二つに折れます
耐熱限界は高めなので早めに機首をKSC(のマーカー)に向け、高度を下げる事で減速します
スコアは497,025でした。
X200-16タンク(1,550funds)以外は持ち帰ってますから、燃料代で表記すると1,425ですね。
機体データ
- 例によってMe(ry
- レイピアのモード変更、インテークの開閉も(本文の通り)RCSですが
他にAbort(BSキー)に核エンジンのトグルを設定しています。- 大気圏再突入時の停止用です・・・どのみち競技仕様では燃料はほとんど残らず使いませんがw
コメント
- どことなくサンダーバード2号を思わせるデザインでかっこいいです -- M.I.S.A.? 2015-11-29 (日) 20:22:34