TWE-Lite DIP を使ってみよう

Last-modified: 2014-04-05 (土) 20:18:03

ことのおこり

秋月で XBee より安価な Zigbee モジュールが販売された。これは使ってみたい。

ブツ

マイコン側用として TWE-Lite DIP を2つ、PC側用として ToCoStick をひとつ買った。

他に TWE-Lite DIP に書き込むための治具として

があるが、いかにも FT232RL USBシリアル変換モジュールキット AE-UM232R で代用ができそうなので買わなかった。

後日談:実際のところ、問題なく AE-UM232R で書き込めた。

書き込み用ソフトウェア

製造元の東京コスモス電機にいろんな技術情報がある。

書き込み用ソフトウェアも公開されている。

工場出荷時のアプリに戻したい場合は

UART通信用アプリ

マイコンの UART通信を簡単に無線化するには

いろんな通信モードがある。

  • チャットモード
  • 透過モード
  • 書式モード
    • アスキー形式
    • バイナリ形式

単純にマイコンのUART通信を無線化するならば、透過モードがよさそう。

透過モード

PC ---- ToCoStick <---> TWE-Lite Dip ---- AEUM232R ---- PC
 115200                     38400     38400

PC ---- ToCoStick <---> TWE-Lite Dip ---- Mega328P
 115200                     38400

TWE-Lite のUART標準速度は 115200, 7番ピン(シルクI)をGNDに接続すると 38400 に変更できる。
しかし、ToCoStick はケースに入っているため、この変更はできない。

Mega328Pの内蔵RC発振器は 8MHz,これだと 115200bps は誤差が大きくて使えない。
外付けの発振器をつけるか、38400bps にする必要がある。

注意事項!

透過モードを使う場合、ひとつだけ親機指定をしなければならない。

デバイス番号 121 を設定する。