戦術より前のあれこれ

Last-modified: 2016-09-04 (日) 13:43:12

つい先日始めたばっかりで何が何だかわからないという人用のページです
とてつもなく長いため注意

設定について

戦場に出る前にメニュー(デフォルトEscキー)の中の設定の中を少し確認していましょう。

一般

グラフィック

サウンド

操作設定

照準

マーカー
一番大切といっても過言ではないところ
敵戦車、味方戦車の上の部分に出るマークを変えるところ。
スペックには影響ないため敵味方両方ともすべてにチェックを入れHPバーを「HP残り/合計」にしましょう。

ガレージでできること

最初にログインすると戦車の格納庫の画面になります
ガレージ画像.jpg
ここを通称ガレージと言います
ガレージの戦車の上の部分
ガレージ上側.jpg

1番、メニューの表示
設定ややめる時などの切断はここからできます(Escキーでも)

2番、自分のID、アカウントの種類など
クランの情報やリザーブのこともここからできます

3番、小隊の作成
ここから小隊を組みます
小隊長は他の人を招待しましょう

4番、戦闘開始ボタン
戦闘をスタートするボタンです
小隊員だったりするとその部分が準備完了になったりします

5番、ゲームモード一覧
逆三角を押してゲームモードを選択できます

6番、お金関係・フリー経験値
ここがガレージの資金等を見るところです

7番、戦闘開始下のバーです
左から順に

  • ガレージ
    最初の画面、ガレージに戻ります
  • 倉庫・ショップ
    自分の持っている車両・モジュール・砲弾・拡張パーツ・消耗品を
    見ることができます。ここで売却もできます
    車両・モジュール・砲弾・拡張パーツ・消耗品の購入ができます
    開発が必要なものでしていないものは要研究と出て購入できませんのでご注意を
    バージョンアップで兵器庫にまとめられました。(開くと左上にて変えれます)
  • 実績
    自分の実績です
    概要に戦闘数、勝率、平均○○が
    勲章に今まで取った勲章が
    成績にもっと詳しい戦績が
    車両に乗ったことのある戦車ごとの戦績が
    見れます。これは他の人も貴方のを見ることができますし
    貴方も他の人のも見るところができます
    他の人と戦績を比べ、競争したりすることもできます
  • 技術ツリー
    一番使うと思われるところ
    右の国旗で国を選択できます
    上の方に国名
    その下に数字がありますね
    これがTierです
    Tierは1から10まであり、上に行くほど車両の性能がよくなり、購入に必要なシルバー・経験値量ともに増えていきます
    ツリーの簡単な見方はこれ
    ツリー見方.jpg
○○ルートとは
ルートといわれるのはTier1から10までの一本線のことです
Tier1から車両をクリックし、開発手順をたどっていきTier10につくとそこがゴールです
ルートによってはゴールが同じで、開発する戦車が違ったり
プレイヤーによる乗りやすさが違ったりといろいろな変化があるのです
  • 兵舎
    戦車に乗せる人のいるところです
    空き数がないと保管できないので解雇してあげましょう
    間違えてお気に入りの乗員を解雇しないように
  • 拠点
    クランの拠点に移ります
    いろいろな司令部があって今現在のクランの状態がわかります
    車両をクリックしてみるとその車両が選ばれます
    存分にその車両を眺めましょう

となっています。
では次は戦車の下の方
所持車両一覧とチャット、フレンドのところです
ガレージ下.jpg

1番のところは連絡先、登録したフレンドがオンラインになっているのか、戦闘中なのかなどを見ることです
プレイヤーを右クリックするとさらに細かい情報を見ることもできます

2番のところはチャットスペースです。基本は一般チャット(英語会話)とクランチャットのふたつがあります
他にも誰かが立てたチャンネルといわれるチャットスペースにお邪魔することもチャンネルを自分で建てることもできます。  クランのチャットに誰か書き込みをしたときや、個人あてにチャットが来たときはそのチャットの色が変化しますので開いてみましょう

3番はガレージにいる車両です。クリックすると車両がガレージに映ります
左側のボタンで車両をソートし、目的に合った車両を見つけやすくすることができます

4番は通知センターです。押してみると戦闘結果が出てきたりします

どうでしょうか?一部違うとこがあるかもしれません

最後に一番目立つガレージ中央部
ガレージ中央.jpg

1、戦車
言わずとも知れた選択した戦車です

2、乗員
その戦車に乗っている乗員
詳しいことは後述

3、車両名、Tier、車種
呼び方が書いてあります
他にもTierや車種も書いてあります

4、車両スペック
その戦車のスペックです

5、経験値
その車両で貯めた経験値量
星がシルバーだと開発がすべて終わってない戦車
  ゴールドだと開発がすべて終わりエリートになってる戦車

6、研究
押してみると別画面にいきます
左から順に

  • 開発を終えた戦車
    これはもう開発が終わった戦車です
  • 使用中の戦車
    今ある戦車です
    未使用の戦闘経験値がここに表示されます
  • モジュール
    開発するものです
    何を開発したらいいのかなどは後述しておきます
    とても簡単に言うとこれ
    研究見方.jpg
  • 次の戦車
    次の戦車です、目指すはここですね
    頑張ってください

7、今搭載しているもの
今あなたが戦車に搭載しているものがここを見てわかります
左から順に
砲、砲塔、エンジン、履帯、無線機、拡張パーツ(3つ)、弾(三種類)、消耗品(3つ)
です。
砲から無線機までは一個だけですクリックをすると搭載できるもの一覧が出てきます
緑チェックが今つけているもの
黄チェックが押すとつけれるものです
拡張パーツについては後述
砲弾、消耗品については下で

8、修理・補給ボタン
押すとタブが出てきます

  • 修理は戦車自体の修理、修理しないと出撃できません
    自動修理にチェックしておくと戦闘終了後に自動で直してくれます
  • 弾薬は常に満タンにしておきましょう
    いくつか種類がありますが、購入のお金が少しずつ違ったり、弾の性能が違います
    最初は購入時のままでいいでしょう
  • 消耗品
    あると便利な場合がほとんどな便利アイテムたちです
    すべて無課金で買えるので余ったお金で搭載した方がいいでしょう
    何を搭載したらいいの?とかは後述で

9、塗装
戦車をかっこよく(場合によっては気持ち悪く)できます
購入も無期限(課金)、30日(無課金)、7日(無課金)でできますので
みなさん挑戦しては?
迷彩に限り一部ステータスが上がります

10、ミッション
Tier4から受けれるミッションです
戦闘でミッションをこなし報酬を得ましょう

どうでしょうか?これでガレージの機能がわかったと思います

開発の手引き

戦車は最初、何も開発が進んでいなくて、その状態で戦闘に行かなきゃなりませんね
ある程度経験値が貯まると何かを開発しようとしますよね
開発をするうえで注意しなきゃいけないのは
・矢印の順番
・砲と砲塔の互換性
・履帯の積載量
です
矢印の順番は開発の順番で矢印の前を開発していないと矢印の先は開発できません
砲と砲塔の互換性は砲より後ろの矢印は基本砲塔を変えていないと搭載することができません
積載量は履帯以外のモジュールに設定されてる重量が超えてはいけない値です
超えるためには履帯を変えるなどの処置が必要です
ここでは何から開発した方がいいのか、何を変えるとどこが強くなるのか、そういうのを説明していきます

主砲

砲のこと
使用する弾薬、装填速度、発射間隔、射程距離、持参可能弾数、照準性能、砲の可動範囲(仰俯角)などが変わる。
見た目は太さ、長さが、変わってきます

砲塔

砲を搭載する回転するアレ
砲塔が回転しない戦車には存在しない
装甲厚(車体本体と砲塔は完全に別)、車両の耐久値(HP)、主砲の指向速度(回転速度で目標に照準を向ける時間)、視認範囲(視程;敵を視認できる距離)、主砲の性能(装填速度・精度・照準時間・俯仰角・携行可能弾数等)などが変化する
見た目は大きく変化する場合がほとんどです
戦闘への影響が大きい重要なパーツでもある。

エンジン

車にもついているやつ
これによって戦車の最高速度や加速性能が決まる。
見た目の変化はないが
火災発生率が変わってくる

履帯

キャタピラとかサスペンションともいう
積載量と車体の旋回性を決めるパーツで
また、湿地帯や泥濘地等の軟弱な路面、道路外の不整地、石畳や舗装道路など各路面ごとの走破性能も隠しパラメータとして設定されており、機動性(加速・旋回速度)に大きく影響する。

通信機

無線を介して味方と情報を共有できる距離を決定する
交信可能な味方とはお互い視認した敵の情報や現在位置が自動的に共有され、マップや画面へ表示される。
例えば隣同士のみ交信範囲の3台の戦車が居た場合、右端の車両だけが視認した敵の情報は左端の車両までは伝わらない
無線機画像.png
見た目の変化はもちろんない
ちなみにゲーム中もっとも低性能な通信機はTier1初期のSignal Flags(手旗信号)。
どうやって無線と交信しているのかは気にしてはいけない

んでもって何から開発したらいいのか?

結論から言うと人、戦車それぞれです
かならず履帯から開発する人もいれば
最大積載量と相談しながら砲を積む人もいます
もともと足が速いやつだったらエンジンは後回しでもいいが
遅くて、もう少し加速がほしいと思ったのならエンジンを先に開発する時もあります
自分で考えてみましょう

乗員について

戦車にはかならず乗員がいます
搭乗員たち.jpg
戦車によって乗っている乗員数が違ったり、役割が違ったりします
乗員にも適性があり
変えるには相応のリスクと資金が必要になります

乗員の役割

基本の5種があります
多い場合は分担したり、いない場合は誰かが兼任をしたりします
・車長
 戦車の車長ですその他兵に指示を飛ばしたり、索敵等を行います
・砲手
 砲を撃ったり、狙いをつけたりします
・操縦手
 主に戦車の運転をしています
・無線手
 味方との連絡をしてくれています
・装填手
 砲の再装填をしてくれています

搭乗員のプライマリースキル

搭乗員には基本能力があります。左の数字ですね
車長だけはそれ以外の乗員に自分の1割分アップできます
簡単に言うと基本能力が100%の時は戦車のスペック通りがだせ
75%、50%になるにつれて戦車の性能が下がってきます
下がる性能は
装填速度・照準速度・精度・砲塔旋回速度・視認範囲・通信範囲
他にも隠しパラメータなども下がっていきます
できれば100%で・・・と言いたいのですが100%にするには課金が必要なのです
しかし、50%、75%は無課金でできますので安心です
では、少し例を
もし相手と何もないところで1対1をしなきゃいけないとき
貴方の乗員のスキル値が50%
敵の乗員のスキルが100%だったとします
お互いに小細工なしで戦ったときどちらが勝ちますか?
圧倒的に100%の性能が出せる戦車が勝ちます
これは撃ち合いだけではなくて、隠れているときにも差が出てきてしまいます
なので50%より75%できれば100%にするのがいいでしょう
ちなみに高Tierに行くと皆が当然のように100%で戦っています
そのような戦場に50%で行ってしまうとただでさえ、プレイヤースキルが違うのに戦車にも差が出てきてしまうのです
それじゃあいつまでたっても強い戦車に乗れないじゃないかと思いますよね、まあそうなんですけど・・・

それではちょっとした裏技を

まずは車両が次に行くときは前の戦車を売り乗員を引き継ぎましょう
同じ75%で引き継いでも少しスキル値が高くなるかもしれません
後述するセカンダリースキルを取らずにためておくと乗員の再訓練をしたときにセカンダリースキルから消費されます
これを生かしてなるべく100%乗員になるようにしましょう

搭乗員のセカンダリースキル

搭乗員のスキルが100%になると
利用可能になる新しいスキルというのがあります
それがセカンダリースキルなのです
これは搭乗員の役職ごとにいくつかのスキルが選択できるというものです
なお、搭乗員が戦闘不能になった乗員のスキル値は0として扱われます
スキルには大きく分けて2種類あります
・スキル型
 1%から効果が上昇していき、100%になると最大の効果が発揮されます
・パーク型
 0から99%までは効果なし、100%になったとたんに効果が発揮されるというスキルです
他にもちょっと特殊な、共通スキルというものがあります
順を追って説明を
・共通スキル
他のスキルとは違い搭乗員の平均値でその車両のスキル値が決まる
全員が100%で初めて100%の効力になる
一人だけ100%になっても全搭乗員が2人なら50%、3人なら約33%、四人なら25%・・・効力は下がってますね

修理
スキル型 修理のスピードが速くなる
主に履帯の修理速度の改善で車両の生存性を高められる極めて汎用性の高いスキル。緊急時は別として、履帯以外のモジュールの修理に修理キットを回す余裕ができる。
1回しか使えない修理キットとは違い、何回でも効果があるのが利点。豚飯で履帯をわざと撃たせるなど、被弾が多くパーツの壊れる機会が多い車両や戦法を使う人に効果的。
低Tierは耐久力の低さから修理スキルでの復帰を待つ余裕がない事も多いが、中高TierになってHP耐久値や装甲値の高い車両に乗るようになると修理速度の差が生死を分ける場面が増える。
併せて拡張パーツに工具箱、アイテムに修理キット(大)を搭載していれば効果が累積し、履帯程度なら数秒で直してしまう。

カモフラージュ
スキル型 隠蔽率(見つかりにくさ)をあげる
スキル0の状態の隠蔽率は固有隠蔽率の50%なので、全員がマスターすれば1.75倍の隠蔽率になる。
これは何も無い場所での被発見距離が数%~15%程度近くなる事を意味する(車両の隠蔽性能によって効果は異なる)
また固有隠蔽率が低い車両では効果が薄い。
車両自身の隠蔽率に大きく左右されるが、全員100%・迷彩ネット・茂みや迷彩塗装するなどを併用すれば小型の車両なら50mの発見限界距離まで見つからないようにする事も可能

消化能力
スキル型 車両が火災を起こした際、鎮火するまでの速度を向上させる。また、火災ダメージそのものを低減させる。
火災ダメージはHPに対する割合ダメージなのでHPの高い車両ほど効果的。
火災対策にはアイテムの消火器を搭載した方が無難だが、自動消火装置を用いたり即座に手動消火器を使用しても必ず1回はダメージを受けるのでこのスキルの効果が完全に無意味になる事は無い。
エンジン発火率やモジュール配置がよほど劣悪な車両でなければ、1戦闘中に2回以上火災が発生するケースは稀であり、このスキルの必要性は低い。
ただし、消火器以外のアイテムを積む場合には代替としてある程度上げておきたい。というか燃えたら諦めるのも一つの手

戦友
パーク型 全ての乗員のプライマリスキルと共通スキルの3種、車長の教官スキルのうち習得済み(習得さえしていれば0%でも構わない)のものの値を+5%する。
能力上昇効果は改良型換気装置および能力向上アイテムとの重複が可能。
プライマリスキルを5%強化するセカンダリスキルなので、どんな車種でも大いに役立つ便利なスキルだが、パーク型で100%になるまで一切恩恵が無い上に搭乗員全員が習得しなければ発動しないというハードルの高さが難点である。
スキルリセットである程度一気にまとめて覚えさせた方が、育成過程で強い。
プライマリスキル+5%は、車長に依存するスペックが+2.1%、車長以外に依存するスペックが+2.3%されるという意味である(例えば装填時間なら1分あたり1秒程度早くなる)。
最前線には出ず装填時間軽減が重要な自走砲を除き、第六感といった他のセカンダリスキルを優先した方が効果的なケースが多い。

・車長

教官
スキル型 車長を除く乗員すべての獲得経験値を最大10%増加させる。
車長の戦闘不能や戦車が撃破された場合もスキルによる増大効果は存在する。
このスキルは共通スキルである戦友の効果を受ける。なお、改良型換気装置及び消耗品の飲食物の効果は受けない。
スキルを多く付けたい搭乗員がいる車両や、搭乗員が多い大型車両の車長ならば効果的。
ただしこのスキル自体には戦闘に関する能力は無いので、必要なスキルを取り終えたらスキルリセットで取り直しする事が前提になる

偵察
スキル型 視認範囲を最大2%増加させる。また、視認装置大破時には最大20%になる
拡張パーツのレンズ被膜や双眼鏡などと組み合わせれば、視認範囲はさらに広がる。
偵察メインの軽戦車などは上げられるだけ上げておきたい。
攻撃メインの車両でも自分で敵を発見できれば戦果向上に繋がるため、優先順位は低いが有効。
車長が無線手を兼任している場合は無線手の状況判断力がほぼ上位互換スキルとなってしまうので、優先度は下がる。

何でも屋
スキル型 戦闘不能になった乗員のプライマリスキル値を最大50%として扱う(人数も関係してくる)
乗員負傷時の戦力低下を抑えるスキル。
軽戦車の操縦手や重戦車の装填手など重要な乗員のために救急キットを温存しておく事ができる。
車長が負傷しにくく、他乗員が負傷しやすい車両に効果的。
あわせて拡張パーツの内張り装甲や救急キット(大)で負傷確率を抑えるのも有効。
プライマリスキル100%の乗員が負傷すると、対応するスペックが42.9%も低下してしまう。なんでも屋スキルが100%になっていれば、1人負傷の場合は低下を21.4%に収められる。
もちろん、車長自身が負傷した場合は効果が無い。

鋭い視力
パーク型 車両をサイトで捉えてから4秒後、その車両の破損モジュールが表示される。
このスキルは自車両の視界範囲内でサイトに捕らえている敵味方1両にのみ発動する。
視界範囲外の敵味方車両には無意味なので、自分で視界を確保することが少ないプレイヤー(火力役の駆逐戦車や自走砲など)はこのスキルを取得しても発動する機会は少ないだろう。
破損モジュール表示中、さらに破損が起きた場合は表示が追加・上書きされる。
損傷パーツ・戦闘不能乗員は橙色、大破パーツは赤色で表示される。
損傷状況を確定できるため、それに応じた行動を検討できる。
しかし照準から4秒と効果発揮までの時間がやや長く、第六感など他に重要スキルがあるため取得の優先度はどうしても低くなる。
近くの味方が万全の状態かどうか確認できる点は野良戦では地味に便利。

第六感
パーク型 敵に発見された場合、3秒後に電球型インジケーターが点灯する。インジケーターは点灯後3秒ほどで消える
一試合に何回でも発動するが、発見が継続されている場合、別の敵から見られてもスキルの発動はしない。
敵からの発見が一旦途絶えて、再び発見されたら発動する。
車長スキルで真っ先に取るのはコレか教官(Mentor)と言われるぐらい重要で、上位Tier戦では必須とも言えるスキル。
発見~照準~発砲までは3秒以上かかる事が多い*4ため、コレが有ると無いとでは生存率に大きな差が出る。
また自分が狙われる状況や行動が体感的に分かるので初心者が動きを覚えるためにも効果的。
場所や状況によっては、発動時の位置から敵のおおまかな所在を推測できる事もある。

・砲手

指定された目標
パーク型 照準方向左右10度以内にいる発見した敵車両を見失った場合、その車両の発見状態維持時間を2秒間延長する。
このスキルは自分が発見している敵車両にしか発動しない。
見失った後の動向を通常は5~10秒間見れるところが、7~12秒に伸びる。
発見状態の維持時間を延長できる点で偵察メインの車両に便利。
茂みに隠れたまま撃ってくる敵を見つけた場合や、物陰や稜線に隠れて飛び出し撃ちをする敵を別方面から味方が撃てる場合に特に効果的。
自分で発見した相手を、茂みの15mルールを使って隠れて撃ちたい場合にも有効に働く。が、これに関しては多くの場合別に無くても困らない。

兵器工
スキル型 主砲が損傷した際、精度低下を最大20%軽減する。
最前線での撃ちあいが多くなる高Tier重装甲戦車向け。
頻繁に主砲を狙われ故障の頻度が高い車両ならば修理キットの温存や使い切った後の対策に利用できるが、それほど高くなければ後回しにされる事が多いスキル。
硬い防盾に頼ってハルダウンするような車両においてはかなり有効。

射撃の名手
パーク型 AP・APCR・HEAT弾を使用時に敵車両のモジュールや乗員にダメージを与える確率を3%上昇させる。
HE・HESH弾では無効。2名がこのパークを持っていても累算されない。
高貫通、高連射可能な砲もしくは大口径砲(対モジュールダメージ値が高く、一撃破壊を狙える)を搭載する車両向けのスキルだが、上昇率が3%と低く、履帯以外のモジュールの損傷状態は知る事ができないため今一つ恩恵を実感し難い。
車長スキルの鋭い視力と併用するのも手だが、こちらは機関砲以外では運用がそもそも難しいため活用は困難である。
説明に有るとおり、HE、HESH弾使用時は無効なので、HEを使うことの多い自走砲や榴弾砲の使用頻度が高い戦車では相対的に取得する価値が低くなる。

速射
スキル型 砲塔旋回時の精度低下を7.5%軽減する。
このスキルは回転砲塔のない車両が車体を動かさずに砲を少し横方向に動かす場合にも適用される。
車体旋回による拡散は軽減されない(もしくは、拡散が大きすぎて限界まで広がってしまう)

・操縦手

衝突の制御
スキル型 体当たりによる相手車両へのダメージを増加させ、自車へのダメージを軽減させる。
ボーナス値は両方ともに最大15%
味方車両、静止している敵車両へのダメージは増加しない。
また、ゲーム内での説明にはないが、高所からの落下によるダメージも軽減できる。
速度と大重量を両立している車両に付けるとバカにならないダメージがでる。
ただ重いだけの車両だと体当たり自体が仕掛けにくく、ダメージもイマイチ。
体当たり自体の出番が少ないため優先度は低い

オフロード走行
スキル型 各路面における機動力を以下の量向上させる。
通常路面:最大2.5%
軟弱路面:最大10%
100%まで取得すると悪路での走行性能がかなり改善される。
偵察車両も移動偵察時の機動力向上だけでなく開幕の定番ポイントへの移動時間短縮にもつながる。
多くの車両で有用な汎用性の高いスキルである。

スムーズな運転
スキル型 車両の前後動による照準の拡散を最大4%軽減する。
車両が静止中や旋回中には無効。
車体旋回による拡散は軽減されない。
高速直線移動から短時間静止しての砲撃(躍進射)や、物陰からの飛び出し撃ちに有用。
ただしスキル100%でも明確に実感できるほどの効果は得られない。
高TierのLT/MT/HTならば、拡張パーツの砲垂直安定装置による補正が20%と大きく、車体旋回時の拡散抑制に対応しているので、このスキルの優先度は相対的に低くなる。

こまめな手入れ
パーク型 エンジン損傷時に火災が発生する確率を25%低下させる。例えば、出火率20%のエンジンなら、15%に低下する
エンジン位置の関係で頻繁に火災に悩まされる車両には効果的。
後ろを取られやすい車両(足の速い車両)向けともいえる。
他にも有効なスキルがあったり、燃料タンクからの出火には効果が無かったり、アイテムの自動消火装置がクレジットで購入可能であるため、優先度は低め。
共通スキルでスキル型の消火能力とどちらを優先するかも考えどころ。

クラッチの名手
スキル型 車体旋回速度を最大5%上昇させる。
このスキル効果によって履帯パーツに設定された旋回性能の上限を超えることができる。
移動だけでなく近距離でLTにまとわりつかれた時などに対応しやすくなる……と言いたいが、増加する効果が微々たるもので、HTなど旋回の遅い車両では相対的にスキルの効果も低くなる。
旋回の速い車両なら効果が高い。が、車両によっては旋回性能が上がり過ぎて、微調整がしづらくなって障害物を避け損ねたりカーブ時に横滑りして速度が激減することがある。
車体正面のみが重装甲で側面に張り付かれると致命的な車両なら、取得を検討するのも良いだろう。

・無線手

状況判断力
スキル型 視界範囲を最大3%増加させる。
車長スキルの偵察よりやや効果が大きい
他の無線手スキルの効果がイマイチなので、自走砲以外の車種ではこれか共通スキルを選ぶ人は多い。
なおシステム上の最大発見距離は445mだが、視界範囲は広ければ広いほど隠蔽率の高い相手を発見しやすくなるため多過ぎて無駄になるという事は無い。
偵察や待ち伏せ攻撃を行う際に特に有効。
索敵は本来車長の役目だが、本スキルは無線手が自車の視界を広げて索敵を行う
無線手スキルだが味方他車両に頼らない自車両の視界スキルである(もちろん、索敵情報は無線範囲内の味方には伝達され共有される)

報復要請
パーク型 自車が撃破される時点まで無線手が負傷していなかった場合、自車の視界情報の味方への送信時間を2秒間延長する。
但し、元の発見状態維持時間が5~10秒とランダムであるので効果は実感しがたい。
被撃破後の発見状態を元に連携がとれるが自分が撃破されたあとでわずか2秒間しか効果が無いと考えると微妙なスキル。
撃破までに無線手が負傷した場合も完全に無駄になる。
パーク型で100%にならないと発動しない事もあり、優先順位はきわめて低い。

信号の増強
スキル型 無線通信範囲を最大20%増加させる。
高Tierになると自分も味方も無線範囲が600~700m台になるため有用性は薄れる。
低Tierかつ無線範囲の広い車両ならランダム戦においてもそれなりに効果的。
自走砲は敵陣深くに切り込んだ味方から確実に情報を得るためにとりあえず取得しておいても損は無い。

通信中継
スキル型 自車の無線通信範囲内にいる味方車両の無線通信範囲を最大10%向上させる。
たまに誤解されるが、自車そのものには直接の恩恵はない
自車の無線範囲が広く、なおかつ味方同士の無線範囲がぎりぎり足りない場合に効果的では有るが、高Tierになると多くの車両で無線範囲に困るケースはなくなるので有用性は薄れる。
低Tierでも、ランダム戦のマッチングに狭いマップが多いため有用性は少ない。

・装填手

直感
パーク型 弾種を切り替える(キーを2連打)際、17%の確率で装填度合を引き継ぐことができる。(弾が既に装填されている時には切り替え後の弾薬が装填済みになる。)
当然ながら、発動しなかった際には通常通り0から装填し直す。
このセカンダリスキルのみ、装填手2人とも保有すると効果が向上し、発動率が2倍の34%になる。しかし3人同時(フランスTier8~10の重戦車だけに存在)に保有した場合でも何故か効果は2人の時と同じ34%であるらしい(負傷時の保険にはなるが)

アドレナリン・ラッシュ
パーク型 搭乗車両の耐久値が10%未満の場合、装填速度を9.1%向上させる。
敵の攻撃力に比べて車両HPの高い戦車、もしくは瀕死状態でも踏みとどまることの多い重装甲戦車でないと効果を発動させるのは至難の業。
それまでの被弾で装填手が負傷して発動できない可能性もある。
低Tierでは発動機会自体は意外に多いが、発動した後も長く戦い続けられるほどの重装甲車両は少ない。
理論上、自走砲で活用できれば美味しいが、HPが低いためうまく発動させて生き残ることは非常に困難。
味方にわざとHPを減らしてもらう事で意図的に発動させる荒業もあるが、その手段が活用できるのは戦線最後方の自走砲ぐらい。しかし、敵自走砲の至近弾でも撃破されるリスク、終盤でのダメージ交換が実質不可能、HPを減らす作業で開幕の移動に支障が生じることや、攻撃してHPを減らしてくれた味方プレイヤーが味方攻撃行為のTK(チームキラー)で青名前となりアカウント処分されてしまうなど問題が多い。

弾薬庫保護
パーク型 弾薬庫の耐久値を12.5%増加させる。
弾薬庫が損傷すると装填速度が大幅に落ち、大破すれば一撃で撃破されてしまう。
拡張パーツの湿式弾薬庫に比べると効果量は4分の1だが、車体形状の関係で弾薬庫が頻繁に被弾するならぜひ取りたいスキル。
また、両者はダメージ計算時に重複して計算される。
ほんの少しの耐久値の差で大破爆散をぎりぎり回避できる事もあるため、装填手スキルの中では修得優先順位は高め。

消耗品について

補給の画面で消耗品を購入してみましょう

消耗品の種類

消火器
火災が発生した時に使用する
自動消火装置は火災が発生した際に自動で消費される

名称価格効果国籍
手動消火器
3000クレジット火災を消火する全て
自動消火装置
50ゴールド
または
20000クレジット
引火確率-10%
火災が発生すると自動で消火する
消火した時点で消費される
 

どんなに頑丈な戦車であっても火災を放置すれば容易に致命傷となるため、搭載優先度は高い。
1試合で2回以上燃える事はそう多くないので、1個搭載しておけばとりあえず安心である。
資金に余裕があれば、自動消火装置が便利。
ただし、自動でなくとも火災発生後すぐに作動させればダメージも少ないので、燃えやすい(エンジンの出火率が高い、燃料タンクの位置が悪い、etc)車両の場合はクレジットが安くて済む手動消火器でも充分。
自動消火装置の引火率軽減は、出火率20%のエンジンなら18%となる火災発生率20%のエンジンで-10%で10%に半減するわけではないので注意
なお引火は必ず1回はダメージを受け、それで撃破扱いとなった場合も自動消火装置は消費される。
搭乗員スキルの消火を習得させれば早く消火できるが、全員100%まで育てていても消火完了までに無視できないダメージ・損傷が発生するため、消火器の代用とするには力不足。

修理キット
エンジン、弾薬庫、主砲、砲塔旋回装置、履帯、観測装置、無線、燃料タンクを大破、中破どちらも一瞬で直すことができる

名称価格効果国籍
修理キット (小)3000クレジット破損したモジュール1つを修復する
履帯の場合、両方損傷している場合は共に修復する
全て
修理キット (大)50ゴールド
または
20000クレジット
モジュールの修理速度+10%
破損したモジュール全てを修復する

損傷/大破したモジュールを完全な状態に修理する。危機的状況を脱したり、損傷による性能低下を大幅に改善する事ができるため、搭載優先度は高い。
特に装甲の薄い車輌にとって履帯の大破は極めて危険な状態であり、速やかな修理によって間一髪危機を脱せられるケースは多い。手持ちのクレジットが少ない時でも修理キット (小)だけは積んでおこう。
なお履帯は左右別々に破損判定があるが、修理キット使用時は両方一気に全快する。
修理キット(大)の恒久的効果は修理スキルと工具箱の効果に累積される。

救急キット
搭乗員の戦闘不能状態を回復することができる

名称価格効果国籍
救急キット (小)3000クレジット戦闘不能になった乗員1人を回復させる全て
救急キット (大)50ゴールド
または
20000クレジット
乗員が被弾を回避する確率+15%
戦闘不能になった乗員全員を回復させる

戦闘不能になった搭乗員を治療することで低下した能力を一度だけ元に戻すことができる。
また、負傷者が出た時に救急キットで治療しておくことで、搭乗員負傷者多数による撃破扱いを防ぐことができる。
使用したときに消耗し、戦闘中に再使用することはできない。
救急キット(大)は搭載しているだけで搭乗員が戦闘不能になるのをある程度防ぐことができる。
搭乗員の戦闘不能を拡張パーツの内張り装甲とこの救急キット(大)の搭載(副次効果)によって減少させたり、
戦闘不能による能力低下を搭乗員スキルのなんでも屋によって多少軽減することができるが、完全に防げるわけではない。兼務の多い乗員が負傷すると戦力がガタ落ちするので、搭乗員の少ない車両には必ず積んでおこう。
内張り装甲と救急キット(大)を組み合わせれば、搭乗員はめったに負傷しなくなるので、最高の負傷対策となる

速度制限装置の解除
使用している間エンジン出力が向上し、加速が機敏になる。

名称価格効果国籍
速度制限装置の解除3000クレジット使用する間、エンジン出力+10%
使用中はエンジンにダメージを受け続ける
割り当てキーを押せば任意に効果のON/OFFができる
このアイテムのみ消耗品ではない
ソ・中

名前に反して、最高速度は上昇しない。平地でトップスピードに達した状態では使うだけ無駄。
アイコンの背景が緑の状態が使用中、透明の状態が使用停止中。
一定時間使用するとエンジンが損傷するが、サイクロン・フィルターとの併用で、効果を長続きさせることができる。
エンジンが損傷(橙色の表示)すると出力が大幅に低下するのは通常の被弾による損傷と全く同じで、その後にいくら速度制限装置の解除を使用停止しても通常時より動きが遅くなってしまうのは直らない。
また、損傷後も使い続けると、一定時間の経過でエンジンが大破する。
※使用中はエンジンに少しずつダメージが入っている状態となるため、搭載するエンジンのモジュール耐久力によって損傷時間は変化する。
元の動きが遅い車両(例:Tier1軽戦車NC-31など)は搭載してもあまり変わらず、ほとんどエンジン損傷リスクが発生するだけだが、動きが速い車両(例:Tier1軽戦車MS-1など)は格段に機動性が上がるので大いに有効。

エンジン出力向上(油類)
戦闘開始時に自動使用されて消費し能力が向上する。
エンジンの出力を上げて車体旋回速度や加速度を高め、機動性を良くする。
ガソリンは砲塔旋回速度も上がる。

名称価格効果国籍
100 オクタン・ガソリンline5000クレジットエンジン出力および砲塔旋回速度+5%
ディーゼルエンジン装備中は搭載不可
独・米・仏・英
105 オクタン・ガソリン50ゴールド
または
20000クレジット
エンジン出力および砲塔旋回速度+10%
ディーゼルエンジン装備中は搭載不可
レンドリース・オイル5000クレジットエンジン出力+5%
高級オイル中・日

100 オクタン・ガソリン(100-octane Gasoline)と105 オクタン・ガソリン(105-octane Gasoline)を同時に使用することはできない。
エンジン出力(馬力)が増加するだけで、火災発生率の低下などの効果はない。
フランスはディーゼルエンジン搭載車両が存在するが、オイルが存在しない
チェコスロバキアの油類は存在しない。

乗員能力向上(飲食物)
戦闘開始時に自動使用されて消費し能力が向上する。
各国の飲食物である
各国の文化を象徴する国民食(大衆食)と軍事食(レーション)の2種類がある、嗜好品の菓子もある
乗員に好物の食べ物を与えて士気を高めるドラックじゃないよ

名称価格効果国籍
予備戦闘糧食50ゴールド
または
20000クレジット
搭乗員のスキル+10%
(職種共通スキル含)
チョコレート
コーラのケース
濃いコーヒー
紅茶とプディング
改良型戦闘糧食
おにぎり
ブフテルン

国によって名称が違うだけで効果は同一
同じ国同士であれば車両形式に関係なく全車種に載せ替え可能
搭乗員全員に効果がある
プライマリスキルだけでなく共通スキルの3種、車長の教官(Mentor)スキルのうち習得済みのものの値も+5%する

搭載例

 アイテムはいずれも強力な効果であり、欲を言えばいずれのアイテムも常備したいものだが、冒頭で述べた通り車輌に搭載できるアイテム枠は3つしかない。予算、車輌特性を考慮して入れ替えていこう。
 油類や飲食物は回復系三種のアイテムに比べ値段的にも玄人向けであり、回復系を切り詰めて搭載するには難しい判断が必要になる。

基本セット
  • 救急キット
  • 修理キット
  • 消火器
    各回復系の三種を全て揃え、様々な状況に対応させる基本的な組み合わせ。
    クレジットに余裕があるなら各キットを小から大に、手動消火器を自動消火装置に適宜変更する。
    稼ぎが少ない低Tierでも、副次効果のみを得る目的でキット大や自動消火装置を搭載する手もある。
    自動消火装置は火災発生時に自動消費してしまうが、キット(大)は自分で使わない限り消費しないので温存が可能。
修理重視
  • 修理キット(小)
  • 修理キット(大)
    修理キットを二つ搭載し、大事な場面での履帯切りに1回多く対応できる。
    残りの1枠に救急キット(大)を搭載すると恒久的効果を活用するセットとなるが、消火器が無いためエンジンの燃えやすい車両やHPの多い車両には適さない。
    残りの1枠に消火器を搭載する場合、拡張パーツに「内張り装甲」を搭載して乗員保護の難点をカバーする事で重装甲・大型車両向けのセットとなる。
    いざという時は(大)の使用で一気に復旧できるので、一撃で複数のモジュール/乗員に被害の出やすい小型・軽装甲車両でも少し安心
    ただし、モジュールより先に本体が撃破されてしまえば元も子もないので、全体の装甲や耐久性HPとのバランスが重要
救急重視
  • 救急キット(大)
  • 救急キット(小)
    修理重視の亜種。大事な場面での搭乗員負傷に1回多く対応できる。
    特に乗員の兼務が多い車両に有効で、この場合は残りの1枠は修理キット(大/小)が鉄板。
    普段は(小)だけ使用し、(大)は修理キット(大)とともにお守り効果だけ得るパターンが有効だ。
    いざという時は(大)の使用で全員回復できるので、一撃で複数の乗員が負傷しやすい機関砲対策にも有効だ
    ただし全員が負傷してしまうと、本体HPが残っていても戦闘不能で撃破なので、乗員の負傷対策も継戦で有効だ。
飲食物、油類の活用
単体で使うよりも併用する事でより効果的だが、単価が非常に高く、枠を複数消費する点が痛い。
1枠を空ける場合は車両特性と相談し、修理・救急・消火器のどれを外すかを吟味しよう。HPや装甲が低く、火災が発生する前に撃破される事が多い低Tier車両、偵察車両、自走砲は、消火器の代わりに搭載するなどが挙げられる。
2枠を空けて飲食物+ガソリンを搭載する組み合わせは効果は大きいが当然リスクも跳ね上がる。パーソナルミッションなどここぞという場面で活用したい。
余剰枠が発生した場合は速度制限装置の解除(搭載可能形式に限る)を積んでおくのも良いだろう、重量無しで機動性の悪影響無しな上にアイテムではあるが消費しない。
 

拡張パーツについて

戦車の性能をさらに上げる場合に使います
弱点の補給・長所の強化
積み方も人それぞれ違うのでいろいろ試してみてわ?

拡張パーツの種類

無償着脱可能
無償で着脱できる上に全車種に搭載可能な汎用性が高いパーツ
短期間乗換を検討している場合でも、乗り換え前に用意しておけば戦果拡大に大きく貢献してくれる

迷彩ネット
車体静止時に隠蔽率を高める

種類価格(Cr)重量(kg)
迷彩ネット100,000100

おすすめ車両:駆逐戦車、偵察車両など
略称として「カモネット」「カモネ」と呼ばれる。取り外し可能
車体が停止した状態を3秒間維持する事で効果を発揮し隠蔽率が加算される(アイコンの背景が緑色に点灯しパーツの稼動を表示)。発動後に車体を動かすと効果は解除されるが、砲塔を動かしても解除されない。
増加率は以下の通り
駆逐戦車: +15%
軽・中戦車: +10%
重戦車、自走砲: +5%
主に待ち伏せや継続的な観測を行う際に重宝する。
取り外し可能な拡張パーツの中で一番お手頃な値段で、重量も重くないためとりあえず一つくらい持っておいて損は無い。
まれに勘違いされるが、あくまでも隠蔽率の向上により発見されにくくなるだけで、迷彩塗装のように外観が変わる事は無い。弱点部位を隠して狙いにくくさせるような効果も無い。

双眼鏡
静止時に視認範囲を25%向上。

種類価格(Cr)重量(kg)
双眼鏡500,00050

おすすめ車両:駆逐戦車、偵察車両
「カニメガネ」「カニメ」と呼ばれる。取り外し可能
車体が停止した状態を3秒間維持する事で効果を発揮し、視認範囲(視程)を25%向上させる。
効果は非常に大きい上に各車両に使い回し可能なので、
高価ではあるが一つ買っておくと大変重宝するパーツである。
車体を動かすと効果は解除されるが砲塔は動かしても解除されない。
発動するとアイコンの背景が緑色に点灯する。
(マップに視界範囲を表示するMODを入れているとその効果が非常に良く分かる)
視認範囲の拡大には以下の二つの意義があるため、どんな車両でも重要である。
1、正面戦闘において、視認範囲が長い車両の方が敵車両を先に発見でき、先手を取れる
 ※この説明では隠蔽率は考慮しない。
2、敵車両を早期に発見することで、味方が敵の配置をより早く知ることができる。
このパーツは移動中には効果がないので、待ち伏せることが多い駆逐戦車、茂みに潜んで偵察する軽戦車に搭載するのがおすすめ。特に視認範囲が長い車両では非常に効果が大きいが、視認範囲の悪い車両でも視程を少しでも改善する効果が期待できる。
レンズ皮膜と効果は重複せず、片方のみ機能する。
つまり両方装備すれば移動中と静止して3秒経過するまではレンズ皮膜が機能し、静止して3秒後に双眼鏡が機能する。

工具箱
パーツ修理速度(赤色→橙色)を25%向上

種類価格(Cr)重量(kg)
工具箱500,000100

おすすめ車両:全般(除自走砲。履帯破損対策に有効)、特に重戦車と駆逐戦車(重装甲の重駆逐が主体)
「工具箱」「はこ」と呼ばれる
大破したパーツの修理速度(大破状態から損傷状態に回復するまでの速度)を25%向上させる。
エンジンや履帯が大破すると移動・旋回が不可能になり、また砲塔や主砲が大破すると攻撃がほとんど不可能になり致命的な状況となる。
本パーツを搭載することにより、それを脱するための修理時間が短くなる。併せて乗員がセカンダリスキルの修理を習得していれば履帯程度なら数秒で直してしまう(更に修理キット(大)を所持していればもっと早くなる)
まれに勘違いされるが、パーツは損傷状態から正常状態へは戻らないため、この装備を付けても修理キットは不要にはならない。
無償取り外しも可能な上に、全ての車両に搭載できる汎用性の高さもある。

無償着脱不可
レンズ被膜と改良型射撃装置は全車両共通で装備可能
それ以外は車両により搭載可否が異なる
取り外しにゴールドを要するので、ゴールドを使わないのであれば車両売却時に売却(売却時点での販売価格の半額)か破棄しかない。
内張り装甲は、車両形式によりサイズ(小、中、大、特大)が異なるので互換性は無いが、全形式に搭載可能だ。
改良型換気装置は、車両形式によりクラス(1、2、3)が異なるので互換性は無いが、オープントップ車(一部形式は取付可)を除き搭載可能だ。
それ以外は車両形式により、搭載可能パーツが千差万別なので、乗せ換えに注意を要する。

内張り装甲
榴弾の爆風と衝突に対する防御を上昇させる
被弾時に乗員が負傷する確率を軽減する

名称価格(Cr)重量(kg)効果(%)車種
内張り装甲 (小)50,000250+20軽戦車用
内張り装甲 (中)200,000500+25中戦車用
内張り装甲 (大)500,0001,000+30重戦車
内張り装甲 (特大)750,0001,500+50超重戦車
(対象車両は後述)

おすすめ車両:重戦車・重駆逐戦車(Maus、T95等の鈍足かつ装甲の厚い前線を構築する車両)
榴弾の炸裂(貫通しなかった場合・至近弾)や衝突時のダメージ計算において、本来の装甲値に効果(%)分上乗せて計算される(最終ダメージXX%減少ではない)。ダメージ計算も参照。貫通された場合は砲弾の種類に関わらず軽減効果が無効となる。
また乗員保護効果もあり、被害軽減効果と同じ数値だけ被弾時に乗員が負傷する可能性を低下させる。未装着時に乗員当たり判定のある所に命中した場合33%の確率で負傷するが、これを26.4%~16.5%までそれぞれ低下させる(なお砲弾貫通時には効果が無いと思われるが詳細不明)。
装甲が厚いMausやT95はダメージ計算上、内張り装甲(特大)の効果が大きくなるため選択の優先度は高くなるが、装甲の薄い快速車両は榴弾でも容易に貫通されるので効果を発揮しにくく、仮に貫通しなくても装甲が薄く大したダメージ減少効果を見込めない。むしろ重量増加による機動性低下等のデメリットのほうが大きいためせっかくの長所を削ってしまうことになる。
サイズが異なるので車両形式による互換性が無いが、全形式に搭載可能なパーツだ。
超重戦車となる車両
KV-4,KV-5,Löwe,E 75,VK 45.02 (P) Ausf. B,E 100,Maus,VK 72.01 (K),TOG II,FV215b,O-I Experimental,O-I,O-Ni,O-Ho,Type 4 Heavy,Type 5 Heavy,8,8 cm PaK 43 Jagdtiger,Jagdtiger,JagdPz E 100,Waffenträger auf E 100,T95,T110E3,Tortoise,G.W. E 100

湿式弾薬庫
弾薬庫の耐久力を50%向上

種類価格(Cr)重量(kg)
湿式弾薬庫 クラス 1200,00062 ~  670車重の1%
湿式弾薬庫 クラス 2600,000354 ~ 1,890

おすすめ車両:T-44、Centurion Mk. I、Panther、Leopard prototyp A、Leopard 1、AMX 50 Bなど
弾薬庫が損傷すると装填速度が遅くなり火力面が大幅に下がり、誘爆(大破)による即死の危険性も高まる。
そのため修理キットで優先的に修理したい(弾薬庫損傷は橙の小破で修理スキルや工具箱や修理キット大の副次効果の修理能力だけでは復旧しない)が、車種によっては当たり判定や耐久力のせいで非常に損傷しやすく修理が追いつかない、不意の一撃死が多いものがある(上記おすすめ車両など)。そのような車両はこのパーツで弾薬庫の耐久力を向上させることで、損傷・大破の頻度を下げることができる。

サイクロン・フィルター
エンジンの耐久力を50%向上

種類価格(Cr)重量(kg)
サイクロン・フィルター500,00010

おすすめ車両:拡張パーツ枠が余ったソ連・中国戦車
ソ連、中国車両専用パーツ。
エンジン火災は耐久力に関係なく被弾する度に発火判定がされるため、このパーツは火災対策にはならない。
現状、拡張パーツスロットを1つ使うほどの価値を見いだすのは難しい。
同じくソ連と中国車両専用のアイテムである、速度制限装置の解除をより長時間使用できるようになるが、臨機応変にON/OFFする場合は必要ない。
改良型換気装置が搭載できない自走砲など、スロットが空いているなら候補に入れてもよいだろう。

CO2 充填式燃料タンク
燃料タンクの耐久力を50%向上

種類価格(Cr)重量(kg)
CO2 充填式燃料タンク500,00050

おすすめ車両:火災対策を重視する中高Tier車両
燃料タンクに二酸化炭素を封入して火災発生率などを低下させる装置である。
燃料タンクだけでなくエンジンにも火災判定があり、火災が起きやすい車両(Löwe、KV-4等)の要因はエンジンに被弾しやすいことであるため、これを付ければもう安心とはいかない。
結果的に、現状では3つしかない拡張パーツ枠の1つを潰してまで装備するよりも、消火器を装備する方が有効なことが多い。
セカンダリスキルの共通スキルの消火能力や操縦手スキルのこまめな手入れなど他の火災対策を優先するほうが良い。
中高Tier帯の戦車にしか装着できない。

改良型サスペンション
履帯の積載量を10%向上 履帯の耐久値を20%向上
衝撃によりサスペンションが損傷した際、車体が受けるダメージを50%減少

種類価格(Cr)重量(kg)
改良型スプリング20,0000
改良型ヴィッカース・サスペンション
改良型コイルスプリング クラス 1
改良型垂直コイルスプリング クラス 1
改良型垂直リーフスプリング
Enhanced Vertical Leaf Springs
改良型キャンドル・サスペンション40,000
改良型クリスティ・サスペンション80,000
改良型トーションバー 1t 級100,000
改良型トーションバー 3t 級200,000
改良型レバー
改良型コイルスプリング クラス 2
改良型水平リーフスプリング
改良型垂直コイルスプリング クラス 2
改良型リーフスプリング クラス 2
改良型縦置きトーションバー500,000
改良型トーションバー 5t 以上級
改良型コイルスプリング クラス 3
改良型リーフスプリング クラス 3
改良型垂直コイルスプリング クラス 3
改良型皿ワッシャ600,000

おすすめ車両:育成初期の高Tier車両、機動性が良い軽中戦車(衝突または崖から落下した際の衝撃緩和)
強化サスペンションとも。
履帯を換装しないとその他のパーツ(特に主砲)を交換できない車両で、これで積載量を上乗せすることで履帯を換装しなくても即席強化が可能になる。
特に高Tierになると履帯の開発にも多大な経験値を必要とするため、しばらくこの装備でしのぐという手も有効である(クレジットの代わりに、フリー経験値を節約できる)。
また快速戦車(主に軽戦車)が地面の凹凸で跳ね上がった場合に受ける履帯の損傷を多少抑える事ができるが、迷彩ネット、双眼鏡、レンズ皮膜など他に優先したいものが多いのがやや悩み所。
部品名は色々分かれているが、国や車種ごとに装備できる物が異なるだけでゲーム的な性能は同じ。
互換性の面で10ゴールド取り外しは、他車に移植できる形式が極めて少ないので、乗り換えの度に使い捨て売却が基本である。
なお、このパーツで機動性は向上しない点と、一部車両はこれを搭載できない点に注意。

装填棒
装填時間を10%短縮

種類価格(Cr)重量(kg)備考
中口径戦車砲用装填棒200,000200
大口径戦車砲用装填棒500,000400
中口径自走砲用装填棒300,000300自走砲用
大口径自走砲用装填棒600,000500自走砲用

おすすめ車両:偵察車両以外の全車両
ラマー、砲身用弾込め棒とも。装填補助装置。
単純に時間当たりの火力が向上するため、大多数の車両で有効に働く。特に元々の装填時間が長い自走砲には非常に効果的。
弾倉式砲を搭載している場合、弾倉交換時間のみ短縮される。しかし、低Tierの軽・中戦車、高Tierの自動装填装置が搭載された車両の大半は、これを搭載できないので注意。後者の例外は、59-16、WZ-131、Type 5 Chi-Ri、Spahpanzer SP I Cぐらいである。

改良型射撃装置
照準時間を10%短縮

種類価格(Cr)重量(kg)
改良型射撃装置500,000100

おすすめ車両:自走砲、駆逐戦車、高Tierフランス車両、AMX ELC bis、KV-2、T49
射撃装置、又は英名を略してガンレイとも呼ばれる。
照準時間が10%短縮とは、停車時に照準が小さくなる速度が10%向上ということ。
元々の時間が長い自走砲では極めて効果的。連射間隔よりも照準時間が長くなる自動装填装置搭載車両でも効果が得られるだろう。
駆逐戦車も静止時間が長く元々の照準時間が長いので、効果が高い車両が多い。
全車両で装備が可能だが、砲垂直安定装置を装備できる車両であればそちらで照準拡散自体を抑えたほうが効果が高い場合もある。
特に自走砲では最優先装備に挙げられるほど重要度や性能貢献度は高い。
重量設定はあるが、わずか100kgなので気にする必要はないだろう。

砲垂直安定装置
移動中および砲塔旋回中の命中精度を20%向上

種類価格(Cr)重量(kg)備考
砲垂直安定装置500,000100軽・中戦車用
砲垂直安定装置 Mk 2600,000200重戦車用

お勧め車両:搭載できる全車両
「スタビライザー」略して「スタビ」ともよばれる。
装備すると、照準拡散を示す円の拡散が20%抑制される。
ゲーム内の説明には『移動中および砲塔旋回中』とあるが、車体旋回や砲撃による照準拡散も20%抑制される
移動しながらの戦闘が主になるであろう快速戦車などにお勧め。重戦車でも、市街地戦などの飛び出し撃ちの際に有効である。拡散度合いが小さくなる分照準時間も短くなる。

国家車両タイプ(車種)(Tier)
軽戦車中戦車重戦車
ソ連88-8-
ドイツ7-88-8-
アメリカ5-86-7-
フランス×8-8-
イギリス×6-7-
中国7-88-8-
日本×8-8-
チェコスロバキア×8-×

レンズ皮膜
視認範囲を10%向上

種類価格(Cr)重量(kg)
レンズ皮膜
Coated Optics
500,0000

おすすめ車両:軽・中・重戦車,AT 2など重駆逐戦車
どのパーツを搭載するか迷った時の選択肢その1。重量が増えない為、装備してもデメリットが無い。
視認範囲拡大の意義は 双眼鏡で記した通りである。
双眼鏡と異なり、こちらは移動中にも効果がある。そのため前線で動きながら戦闘する中・重戦車におすすめ。軽戦車でも移動中の偵察能力を高めたい場合には搭載する価値がある。
双眼鏡と効果は重複せず、片方のみ機能する。つまり両方装備すれば移動中と静止して3秒経過するまではレンズ皮膜が、静止して3秒後に双眼鏡が機能する。

追加グローサー
軟弱地での性能を10%向上 通常地での性能を5%向上

種類価格(Cr)重量(kg)
追加グローサー250,0001,000

おすすめ車両:Pz.Kpfw. III/IV
一部ドイツ車両(及びそれを鹵獲・流用した車両)専用パーツで、搭載可能な車両は少ない。
地形での性能が向上すると加速力が上昇し、(特に軟弱地での)減速度合いが軽減される。
つまり機動力を向上できるパーツである。但しパーツ自体がかなり重いため、車種によっては逆効果であったりする。
セカンダリスキルのオフロード走行と組み合わせれば不整地では機動性を高く確保できる。

改良型換気装置
乗員のスキルを+5%

種類価格(Cr)重量(kg)備考
改良型換気装置 クラス 150,000100軽クラス車両
改良型換気装置 クラス 2150,000150中クラス車両
改良型換気装置 クラス 3600,000200重~超クラス車両

おすすめ車両:小型で機動性が高い軽戦車、自走砲(ただし基本的にオープントップ車は搭載不可)
換気装置によってエンジンや火器などから発生する有害ガスを排出し、車内の空気環境を快適にして搭乗員の士気や能力を向上させるらしい
どのパーツを搭載するか迷った時の選択肢その2、ただし元々オープントップ(屋根が付いていない)の車両には装備できない。しかしながらM2 Medium Tankのように改良砲塔でオープントップになるが搭載可能な車両は存在する。
オープントップ車以外の車両であれば、全形式で搭載可能なパーツであるが、車両形式によるクラスが違うので互換性は無い。
ベースが中戦車であればClass2、重戦車ならClass3となる。
装填時間の短縮効果がある拡張パーツはこれと装填棒のみであるため、搭載可能な自走砲は(拡張パーツの選択肢が極めて乏しいことも有り)搭載することを推奨。
なお、プライマリスキル +5% は性能 +5%とイコールでは無い。実際の能力個々の上昇幅は2%強(※プライマリスキル100%時)と小さいが、装甲・耐久力とダメージ値以外の全能力が向上する為、汎用性に優れる。
また、共通スキルの3種「修理」・「カモフラージュ」・「消火」のうち習得済みのもの値も+5%する。
また、役職次第で車長が兼役している場合は車長ボーナスを得られないが、車長が兼役していない他役の場合は車長のプライマリスキルが上がることによる車長ボーナスも5%増加するので、「車長が他役を兼役していないほど」より多く効果を得られる。これ単体では効果は体感しづらいが、戦友または鋼鉄の姉妹及び消耗品の飲食物と併用して大幅にプライマリスキル値や共通スキルの底上げを行うと目に見えて動きが変わる。
また、練度が足りていない乗員の補強とする場合は効果を体感しやすい。
大きさ(クラス)によって値段が大きく異なるが、効果は同じ。費用対効果の良い小型の車両なら優先的につけよう。
大型の車両への搭載はよく吟味したうえで。

車種ごとの拡張パーツの目安

自分が考えてやってみるのもいいが、さすがに高価なものそんなぽんぽん買ってもいられない

軽戦車

  • 視界強化パーツ(双眼鏡/レンズ皮膜)
    軽戦車の主任務は偵察である。よってそれを強化するパーツ2種のどちらかが最初の候補になる。どちらを搭載するかは車両特性、またはプレイスタイルによって決定しよう。置き偵察主体の車両、またはすぐに乗り換える(無料で着脱可能であるため)低Tier車両なら前者、走り偵察主体なら後者が適している。
    偵察メインに動くなら、両方搭載するのも効果的。
  • 改良型換気装置
    視界範囲微強化に加え、機動力を含めた全能力を強化できる。
    乗員がカモフラージュスキルを取得していれば、隠蔽率もわずかながら上げられる。
  • 迷彩ネット
    置き偵察時に発見されにくくなる。隠密偵察をメインとするならばこちらを優先したい。
    戦車本体の迷彩塗装や搭乗員のカモフラージュスキルを組み合わせるとより効果的。
  • 砲垂直安定装置
    照準拡散を抑え命中率を向上させる効果がある。オートエイムを利用した行進間射撃などに利用でき、高Tierの火力が高い軽戦車で機動戦を仕掛ける際に有効。
  • サイクロン・フィルター※ソ・中限定
    速度制限装置の解除を連続で長時間使用するために搭載する。別にこれを搭載せずとも速度制限装置の解除は使用可能だが、走り偵察に特化させる場合は双眼鏡・迷彩ネットが選択肢から外れる事になるのでこちらを候補に入れてもよいだろう。

中戦車

  • 装填棒
    中戦車には(重・駆逐戦車、自走砲ほどではないが)ある程度の攻撃力も求められる。単純にそれを強化できるこのパーツの優先度は高い。
  • 砲垂直安定装置
    移動からの照準時間短縮というのは、高速で移動しかつ砲撃戦も任務とする中戦車が最も恩恵を受ける。対応車両であれば搭載したい。
  • レンズ皮膜
    中戦車には時に(車両によっては頻繁に)偵察役も求められる。また、敵車両より視界範囲で勝っていれば一方的な攻撃も可能であるため、視界強化の優先度も高い。
  • 改良型換気装置
    よくレンズ皮膜の対抗馬として上がるパーツ。視界の集中的強化か、全体的な若干の底上げかという選択は最終的には好みの問題である。
  • 工具箱
    マチルダなど一部の重装甲中戦車で効果的。
    それ以外の普通の中戦車でも、とりあえずの搭載選択肢としては最も無難。
    M3LeeやGrantなど砲塔が回転できない車両は履帯損傷時の危険度が特に高いため、対策として載せておくのも良いだろう。
  • 双眼鏡
    装甲の薄い後衛タイプの車両にとりあえず載せる場合の有力候補。
    基本的にはレンズ皮膜の方が使いやすいが、うまくはまれば一方的な視界勝ちを狙えることもある。
  • 迷彩ネット
    一部の隠蔽率の高い車両なら、双眼鏡と組み合わせることで、自分は見つからずに、遠距離から一方的に撃つことができる。
    敵の視界距離が短い低Tierで有効。
    高Tierでは、迷彩ネットだけでは役に立たない場合の方が多い(高Tierで発砲して見つからないためには、茂みの後方15mや、455m以遠の超長距離狙撃を利用する必要がある)。
  • 湿式弾薬庫
    撃ち合いをする中戦車にとって、弾薬庫の損傷は手痛い。装填手(兼任も多いので、弾薬庫保護まで手が回らないことも多いのが難点)が弾薬庫保護スキルを取得していても、損傷に悩まされることの多い車両なら搭載するとよいだろう。
  • サイクロン・フィルター※ソ・中限定
    速度制限装置の解除と併用することで、開幕時、側面攻撃、他の場所への支援、CAP狙いや妨害など少しでも速く走りたいときに役立つ。ただし、別にこれを搭載せずとも速度制限装置の解除は使用可能であり、中戦車は他に有用なパーツも多い点は注意。

重戦車

  • 装填棒
    重戦車の任務は正面戦闘である。火力を強化するこのパーツは最初の装備としてほぼ確定。
  • 内張り装甲
    重戦車の長所を更に伸ばすので、特に、同Tierの中でも装甲が厚い車両では優先順位が高い。また3~5割の乗員保護効果も併せ持つため、足が遅く被弾回数の多くなりがちな重戦車には効果的である。Mausなどではスタビの代わりに搭載しよう。また3~5割の乗員保護効果も併せ持つため、足を止めがち&被弾回数の多くなりがちな重戦車には効果的である。
    消耗品の救急キット(大)を保持していれば、更に乗員負傷防止効果が上がってほとんど負傷しなくなる。
  • 砲垂直安定装置
    重戦車といえども、移動・旋回からの照準時間短縮の効果は大きい。LoweやMaus、Black Prince、Type 4 Heavyのような極めて鈍足の車両でなければ搭載しておくとよい。特にT-10、FCM 50 t、113のような高速重戦車では優先順位は高い。
  • レンズ皮膜
    偵察は重戦車の任務ではないものの、連携の取れないランダムマッチではそうも言っていられない場面も多い。そのようなときに視界が足りないと一方的に撃たれるため、重戦車であっても視界範囲は重要である。車両や戦い方によっては、双眼鏡の方が効果的かもしれない。
    逆に、中隊戦のように偵察役が他にいる場合は搭載しなくてもよい。
    重戦車は鈍足で移動に時間がかかるので走っている時間が長いことや、隠蔽率が低いので軽中戦車の代わりの置き偵察はそもそも不適である上に、重装甲重火力を活かして敵に突っ込んで暴れて敵を撃破するのが主任務なので、静止して双眼鏡より動きながらレンズ被膜で索敵して味方の矛と盾の役目をするほうがチームに貢献できる。
  • 改良型換気装置
    レンズ皮膜(または砲垂直安定装置)の対抗馬となるのは中戦車と同じ。好みの問題というのもまた同じである。
    ただし重戦車用の改良型換気装置は極端に高価い。
  • 工具箱
    HPが多い重戦車は必然的に被弾回数が増え、履帯などモジュールを破壊されることが多くなる。
    装甲が厚く修理キットを温存しやすい事から、自動修理を早める事の恩恵も他の車種より大きい。
    取り外しもできるので、乗り換えを検討している場合でも気軽に使用できる。

駆逐戦車

  • 装填棒
    駆逐戦車の長所は強力な砲である。重戦車と同様、火力強化のために最初の装備としてほぼ確定。
  • 双眼鏡
    駆逐戦車は主戦場の後方に控えて戦うというのがメインになる。中・重戦車に比べ動くことが少ないので双眼鏡がより活用できる。また視界範囲が狭い傾向にあるため、効果量の大きいこちらが適している。
    重装甲の駆逐戦車で重戦車の代わりに運用する場合はレンズ被膜のほうが適している。
  • 迷彩ネット
    待ち伏せの時にはもちろん、火力支援の際にも見つかりにくくなることができる。但し、車両の隠蔽率がある程度高いことが前提である点や、撃った際に発見される危険性をあまり下げられない点には注意。
    但し、車両の隠蔽率がある程度高いことが前提であり、Ferdinandのような隠蔽率の低い車両では効果が薄い。
  • 改良型換気装置
    能力の底上げは当然有効である。装填速度だけでなく照準時間と精度の向上によりさらに攻撃力を高めることができる。ただし、駆逐戦車はオープントップ車が多いので、取り付け可否は要確認。
  • 改良型射撃装置
    絞り切る前に敵車両が射界内から出てしまうことが多い大口径砲を搭載している車両や、射角の狭い車両では特に有用。
  • 内張り装甲(重装甲駆逐戦車のみ)
    重戦車と並んで最前線を張るような重装甲駆逐戦車では活用できる。一部は効果が最も大きい特大内張りを搭載可能なため、より優先度は上がる。

自走砲

  • 装填棒 + 改良型射撃装置
    自走砲の役割は1発でも多く前線に弾を放り込むことであり、そのために長大な装填・照準時間を短縮する両パーツは装備の最優先候補。
  • 改良型換気装置
    ※自走砲は大半が換気装置を搭載できないオープントップ車両なため要注意。
    装填・照準時間短縮に加え、精度向上によりさらに攻撃力を高めることができる。拡張パーツによる装填時間の短縮は本装備と装填棒、照準時間短縮は本装備と改良型射撃装置でしか出来ないため、対応している車両であれば是非搭載したい。
    上記3つが最もおすすめする装備。換気扇装備可能車は上記で拡張パーツ枠が埋まるが、装備できない車両は一つ枠が余るので、以下はその余り枠への候補。ただし以下はどれも気休め程度である。
  • 迷彩ネット
    突破してきた軽戦車に発見される可能性を少しでも減らせるという点で有効だが、増加値は5%のため気休めに程度。発砲補正もあるため見つかる時には見つかる。
    茂みと迷彩ネットをあてにするくらいなら稜線などで射線も切るほうが確実だが、待ち伏せて返り討ちを狙う時などは生死を分ける可能性もある。
    取り外しが無償で出来るので、取り敢えず装備しておくのも有り。敵から視線が通りやすい短射程自走砲ならやや有効度が高いか。
    ただ、高Tier車両の隠蔽率は軒並み非常に低く、そのような車両では気休め程度の効果しかない。
  • 双眼鏡
    味方車両の大多数がやられ敵車両のベースへの接近が始まるといった、自分の視界しか利用できないケースでは有用。取り外しが無料なので取り敢えず装備するのもありだが、現在は自走砲の視界は基本的に短く設定されているため、活用できる機会はきわめて稀。
  • レンズ皮膜
    元々の視界に優れ、かつ自ら直射を狙いにいける車輌なら選ぶのも有り。重量が増えないのでデメリットがないのも嬉しい点だが、価格が高い。
    しかしながら根本的に迷彩ネット・双眼鏡と共にいずれも非常時の限定的効果しかない。どれを選ぶかは個人の好みとなる。
    ちなみに、自走砲では動きながら発砲が求められるものは極めて少ない。
  • 内張り装甲
    車両自体がある程度以上の装甲を持っていることが前提となるが、敵自走砲のカウンター攻撃等が至近弾になった場合などに効果を発揮する。ただし基本的には敵自走砲のカウンターへの効果しかなく、しかもオープントップに直撃したらどのみち本装備は役立たないので効果は極めて限定的。
  • サイクロン・フィルター※ソ連限定
    速度制限装置の解除と併用する事で、陣地転換を容易にする事ができる。ただし出力重量比によっては殆ど効果を体感できない場合もある。
  • 装備しない
    レンズ皮膜以外は重量増になり、わずかながらも機動性が下がる。発射位置の調整や発見された後の逃走などで頻繁に足を使う自走砲なら、余った枠にはあえて何も載せないというのもあり。

自動装填装置搭載車両

自動装填装置と言うのは、弾を複数同時に装填する装置である
・マガジンで小口径の弾をショットガン(散弾銃)のように1マガジンケースで5発程度発砲するタイプ(イギリス初期戦車Medium1の15mm Machine Gun BESAやアメリカ初期戦車T1 Cuninghamの20mm Hisapro-Suiza Brikight Gunなど)
・通常の戦車砲と同じ弾を1回5発程度装填し1発ずつ発砲するタイプ(初期戦車T1 Cuninghamの37mm Semiautomatic Gun M1924や37mm Browing Semiautomatic Gunなど)
などがある。
低Tierの内のマシンガン(機関砲タイプ)で、射程は短くなる(通常の戦車砲が約700mのところが、半分の約350m~400m程度に縮まってしまう)が、瞬間あたりの火力が凄まじい主砲である。
高Tierの射程は通常砲と同じ約700mのまま縮まらない。
上下3段の弾マークが記載されている主砲で、自動装填装置と表示されているものである。
その内、自動装填装置の主砲「のみ」を搭載したものを指す(自動装填装置以外の主砲を搭載できる形式は含まない)
1発ごとに照準のレイティクルが広がってしまうため、次弾を発射する際に照準を絞ることが命中率向上の秘訣(ひけつ)である。

  • 改良型射撃装置+砲垂直安定装置
    自動装填装置搭載車両は、一般に移動・旋回時の照準拡散が大きく照準時間も長い。高速連射能力を最大限活用するためには、両者を軽減し照準時間をできるだけ短縮する必要がある。そのための両パーツの優先度は高い。
    自動装填装置(マシンガンタイプ)ではない戦車砲(キャノンタイプ)であっても、装填時間が短く連射が効くので命中率を高めるのに貢献する。
    主に低Tier(Tier3まで)では軽戦車が主力であり、なおかつ連射が効く主砲がほとんどであるので、照準のレイティクルを早く縮めることは絶大な威力を発揮する。
    しかしクレジット稼ぎも少ない低Tierでは高額ですぐに乗り換えしてしまうため、Mバッジ取得など限定的な用途でしか使えない、更に複雑装備なので取り外しも不可で車両売却時にパーツも一緒に売却してクレジットを半分回収するしかないことがネックである。
  • 改良型換気装置
    砲垂直安定装置に対応していない車両では、上述の目的のためにもこのパーツを搭載しておきたい。
  • レンズ皮膜/双眼鏡/迷彩ネット
    その他のパーツについては今までの各カテゴリを参照してほしい。

全形式に搭載可能な汎用性が高いパーツ

どのパーツを搭載するか迷ったら、将来の乗換の際の他車への移植性を考慮して、全形式に搭載可能で取り外し可能パーツにすると良いだろう
特に低Tierですぐに乗り換えしてしまう場合に、少しでも性能を確保するために導入すると優位に立てる。
特に迷彩ネットは安いので、導入したいところだ(低Tierは小型の豆戦車が多く、車高が低いので隠蔽率も高めだ)、内張り装甲(小)と改良型換気装置を両方導入するよりは良い。

  • 双眼鏡
  • 工具箱
  • 迷彩ネット

すぐに乗り換えをするつもりの取り外し可能3パーツに加え

  • 改良型射撃装置
  • レンズ被膜>
    両者とも複雑装備だが、全形式に搭載可能、割引セールの際に買いだめしておくと良いだろう。
    長く乗り続けて搭乗員を育てるつもりの車両を用意したら取付しよう。
    定価50万クレジットなので半額で25万クレジットになる。
    課金だが10ゴールドで取り外しする前提で装備しても良いだろう。
    どちらを搭載するかは、車両系統やプレイスタイルで使い分けよう。
    車両売却時に半額で売却する手もあるが、高額な上に他の複雑装備と比べると器用貧乏になる車両も多く、戦車売却の際のパーツ売却は有効的とは言えない(定価50万クレジットで25万クレジットで売却、半額セール時に25万クレジットで購入と12万5千クレジットで売却なので、クレジット損が大きい)

取り外し可能パーツのみ2個以上搭載しても有効活用できる車両は極めて少ない

  • 双眼鏡+工具箱
    3秒以上静止して索敵しつつ、なおかつ履帯を撃たれて破壊される機会が多く、緊急修理して逃げなければならないという状況に陥る車両がどれだけあるのかという話になる
  • 双眼鏡+迷彩ネット
    両者とも索敵向きで3秒以上静止すれば同時に作動する
  • 工具箱+迷彩ネット
    3秒以上静止して隠れつつ、なおかつ履帯を撃たれて破壊される機会が多く、緊急修理して逃げなければならないという状況に陥る車両に向いているが、そんな形式は極めて限られる

複雑装備のみ

  • 改良型射撃装置+レンズ被膜
    乱戦をする自動装填装置搭載車両で移動偵察もしながら攻撃をする車両は山ほど存在する

取り外し可能装備+複雑装備、50万クレジット品のみ組み合わせる

  • 双眼鏡+改良型射撃装置
    自走砲や駆逐戦車なら大いに活用できる
  • 工具箱+レンズ被膜
    動き回って攻撃をしなければならない上に耐久性が高く履帯を破壊される機会が多く、更に緊急修理の必要性が極めて高い重戦車や重駆逐戦車なら大いに活用できる
  • 双眼鏡+レンズ被膜
    鉄板装備ではあるが、3秒静止置き偵察と動き偵察が両方必要な偵察枠軽戦車なら大いに活用できるが、同じ視界系であってクレジットの費用対効果や拡張パーツ3枠の内2枠も視界系で消費してしまうので、有効性が打ち消し合ってしまう
  • 工具箱+改良型射撃装置
    耐久力が高く履帯が破壊される機会が多く緊急修理の必要性が高い車両で、なおかつ命中率を高める必要がある重戦車や重駆逐戦車向きだ

中高Tierになれば50万クレジット品ですら安物になるので、準備しておかないと苦戦するだけだ。

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