クエスト/授業/魔法学/初級1回目

Last-modified: 2009-12-22 (火) 19:05:22

※2008年7月21日時点
矢印=台詞に含まれる説明 太字=補足説明 (※)=誤字だと思われる所 〔〕=選択肢 


魔法授業01.jpg


では、授業を始めます…。


お話したとおり、今日支払った授業料は
今回のレベルが終わるまで有効です。
そうですね…だいたい3日もあれば終わるでしょう。


今回は最初ですので、具体的な講習というよりは、
これからの授業内容についてお話します。
魔法の源となる力、マナについてです。


その前にまず、質問をします。
あなたはなぜ魔法を学ぼうと思ったのですか?
〔カッコいいから〕〔人を助けたくて〕〔ラサ先生に惚れて〕〔お金が余ってる〕


〔カッコいいから〕を選択


フフッ、面白い人ですね。
しかし、魔法は格好でするものではありません。


正直、カッコいいかもしれませんが…。


〔人を助けたくて〕を選択


素晴らしい。本当に素晴らしい考えです。


…しかし、ウソはいけません。


〔ラサ先生に惚れて〕を選択


フフッ、なかなか人を見る目がありますね。
私もそれなりに自信はあります。


でも、授業に集中してください。
私に夢中になってるヒマがあるのでしたら。


〔お金が余ってる〕を選択


はぁ…そうですか。いいですね、そんなにお金があるなんて。フンッ。


ここから共通


…いいでしょう。おそらく言葉で表現できなくとも、
心の中で何か感じている事があるはずです。
今の気持ちを大切にし、魔法の勉強に励んでください。


魔法授業02.jpg

まずは、魔法の定義からです。
魔法はマナを基に保守的な方法で周囲の環境に変化を与える、
あらゆる活動を意味します。


たぶん、こういう言い方では理解しづらいと思いますが…。


もう少し簡単に説明すると、現状より前の秩序を理解し、
基となる秩序が作り上げる現象を変化させる事です。
世の中で起こる全ての事象がそうであるように…。
ただ、魔法の場合は、マナとその他の付随する要素が必要です。


少しは理解できましたか?
さて…では、魔法で最も重要な要素とも言える
マナについて説明します。よく聞いてください。


魔法授業03.jpg

まずは、あなたのインターフェースにあるメニューバーの左下を見てください。
3つのゲージが見えるはずです。
一番上の赤は生命力、下の黄色はスタミナですが…、


魔法授業04.jpg

2番目にある青のバーが、マナゲージとなります。
あなたのマナの量を表しているものです。


マナとは、人の存在が持つ源となるエネルギーです。
この世の万物と通じ合う力でもあります。
全ての魔法は、マナなくして使うことはできません。


あの光る太陽パララからくる、
エネルギーの源と呼ばれている
エルグとは違うものです。


エルグは一種のエネルギーですが、
あくまでも形として表現されるだけで、
マナそのものではありません。


マナをエルグに変化させることは可能ですが、
エルグはマナに戻りません。
これを、マナの不可逆法則と言います。


難しいと思う人もいるかと思いますが…とりあえず、次に行きます。


では、マナは特別な人のみが得られるものなのかと言うと、
決してそうではありません。
ただ、皆がこのマナを持っていますが、
その量や効率は人それぞれです。


ある人は多くのマナを持っているにも関わらず、
一度も使わないままになるかもしれません。
また、ある人は少ないマナにも関わらず、
驚くほど効果的に活用し、
素晴らしい魔法をかけることもあります。


もちろん、後天的な修行によってマナの量を増やしたり、
マナの使い方に慣れることも可能でしょう。


即ち、マナの量を増やすことも重要ですが、
効率的かつ効果的に使う方法こそが最も大切であるということを、
しっかり覚えておいてください。


そして…必ず覚えていただきたいのは、
マナは無限に使えるものではないということです。


魔法授業05.jpg

マナゲージが底をついた場合、
回復するまで魔法は使えません。


しかし、マナの回復はいたってシンプルです。
夜になるまで待つだけです。


魔法授業06.jpg

その理由は、月です。エリンの月のおかげです。
賢い学生ならすぐに理解できるかと思いますが、
基本的にマナは、イウェカが出る夜に充たされるためです。


…さて、講釈が長くなってしまいましたね。
今日はこの辺で。
明日また、残りの話をしましょう。


それから…簡単なもので構いませんから、
今度からは書くものを用意しておいてください。


武術は体で覚えていきますが、
魔術は違います。


魔術の基本は記録です。常に書くものを用意しておき、
あなたが感じた変化と結果を逐一記録に残していけば、
マナの扱い方をある一定のレベル以上へと引き上げることは
そう難しいことではありません。


受講後に復讐もせず忘れてしまうようでは、
後々魔法のレベルを上げる際に苦労するでしょう。
今は面倒でも、その習慣を身につけておくことが大切です。


授業料もそうですが、
魔法を学ぶためには多くの努力が欠かせません。
根気よく出席するようにしてください。


…はいっ、以上で今日の授業終わりっ!

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