12
2, 2007
ベイジアンフィルタについて少し調べてみた
- 概要
- ベイジアンフィルタ(Bayesian Filter)はベイズの定理を応用し、対象となるデータを解析・学習し分類する為のフィルタ。学習量が増えるとフィルタの分類精度が上昇するという特徴をもつ。個々の判定を間違えた場合には、ユーザが正しい内容に判定し直すことで再学習を行う。
- 現在は主にスパムメールのフィルタリングに利用されている。
- ref.
レポートのメモ_超電導現象と応用について
- 現状と問題点
- 超伝導現象は超高感度の磁気測定装置(SQUID)、医療用(MRI)を含む各種の磁気共鳴用の超伝導電磁石など既に重要な応用分野を持っているが、現在でも超伝導状態を維持するための冷却剤としては主に製造・供給が高コストである液体ヘリウムが用いられており、広汎かつ大規模な応用への障害になっている。そのため、より高温で超伝導を起こす物質を探索することを中心に、発見から100年近くを経た現在も超伝導についての研究が盛んに行なわれている。
- また、1980年代に発見された銅酸化物高温超伝導体や、その後今世紀になって見つかった二ホウ化マグネシウム(MgB2)を実用化する試みが続いている。
- 応用分野
- ジョセフソンコンピュータ(Josephson Computer)
- 超伝導ジョセフソン素子を論理素子として構築されたコンピュータである。極低温動作のため、液体ヘリウムによる冷却が必要。低消費電力、高速という特長を持つが、研究途上の技術であり、実用化はされていない。主に日本とアメリカ合衆国で研究されている。
- ジョセフソンコンピュータ(Josephson Computer)
- 磁気浮上式鉄道
- 磁力の反発・吸引力により浮上する移動車両の総称である。推進にはリニアモーターを用いることが一般的であるため、リニアモーターカー(和製英語)と呼ばれることも多いが、厳密には不正確な表現である。磁気浮上式鉄道は、英語でMagnetic Levitationを略してマグレブ (Maglev) とも表現される。
- 2006年現在、実用化または具体的な開発が行われているものは、ジェイアール式マグレブ(以下JRマグレブ)、HSST、トランスラピッドの3方式である。世界初の実用運転は、1984年に開業したイギリスのバーミンガム空港と鉄道駅を結ぶバーミンガムピープルムーバであるが、現在は中止している。高速度型の世界初の営業運転は、2003年に開業した上海と上海空港のアクセスに使われている上海トランスラピッドである。
- 超伝導磁気エネルギー貯蔵 (SMES: Superconducting Magnetic Energy Storage)
- 超伝導を使うことによってエネルギーを貯めようとするものである。 SMESは超伝導で出来たコイルに抵抗ゼロで直流電流を流すことによって、磁気エネルギーとしてエネルギーを貯蔵する装置です。また、 超伝導ケーブルで送電すれば、損失を少なくすることができ、エネルギーを有効に使えます。
- 補足
- ジョセフソン素子
- 極薄の絶縁体あるいは常伝導金属薄膜を超伝導体で挟んだときに生じる「ジョセフソン効果」を用いた電子素子である。
- 二つの超伝導体の間に薄い絶縁体を挟んで弱く接合した「ジョセフソン接合」に電流を流すと、トンネル効果によって二つの超伝導体間に直流電流が流れるが、電圧をかけるとその電圧に比例した周波数の振動電流が発生する。この「ジョセフソン効果」を応用したものがジョセフソン素子であり、そのスイッチング速度が従来のシリコン半導体より速いため、シリコン素子を超える夢のコンピュータの高速素子として期待された。
- しかし、ジョセフソン素子は超低温下でしか動作しないため、液体ヘリウムで冷却する必要があり、コスト高となることからまだ本格的な実用化には至っていない。
- ジョセフソン素子
09
2, 2007
カメラアプリ設計
- 憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座―C++による実践的ソフトウェア構築入門を読み切った。
噂以上の良書だったと思う。オブジェクト間の関連を,どのように設計し,コードレベルではどのように表現されるべきかということが実例と共に書かれている。 - なんとなくフラストレーションが溜まってるので,基本的なカメラアプリケーションをオブジェクト指向を用いて分析・設計してみる。
もちろん失敗するつもりで。 - うまくいったら研究等で使用するアプリケーションの雛形に持っていこうと思っているけれど,オブジェクト指向な開発っていうのは必ずしも研究向きではないということも事実として自覚しておくべき。
まあなんというか,酔狂でやってみる。 - 参考資料はこのあたり→オブジェクトモデル化技法 - Wikipedia:
03
2, 2007
LaTeXのページレイアウトを可能な限り手抜きで設定する
- TeXのページレイアウト・空白の調整が面倒すぎる件。
例 -> ページレイアウト - [物理のかぎしっぽ] - ああもう...めんどくさいです><
というわけで、行き当たりばったりの手抜き手法を編み出すことにした。
\documentclass[11pt,a4paper]{jsarticle}
\voffset -20mm %上端の位置 \textheight 230mm %テキスト領域の高さ \hoffset -10mm %左端の位置 \textwidth 160mm %テキスト領域の幅
- 実質、上の設定を参考に試行錯誤すればなんとかなる。
たとえば上の空白を小さくしたいときは、\voffsetの値を小さくする(ex.\voffset -30mm)。
ここでテキスト領域全体が上へ移動するので、\textheightの値も併せて調整する(ex.\textheight -240mm)。
下の空白を大きくしたいときは、\textheightの値を小さくする。
幅についても同様。 - 用紙の寸法のメモ
- A4 - 210mm×297mm
- B5 - 176mm×250mm
- その他は => http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%99#.E6.B4.8B.E7.B4.99.E5.AF.B8.E6.B3.95