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Last-modified: 2013-09-20 (金) 14:54:24

banriok WWW追加シナリオ

 
 

このサイトは、banrikoが作成したWWWシナリオについての個人的なあれこれを書き込む目的で制作されました。
シナリオ制作の裏話を主に書き込んでいく予定です。もっとも僕のシナリオはパクリばっかりなんで、ネタ元を知るとがっかりする方が多いかも。下らないネタも多いし。

 

新作「死のサクリファ」「小さな冒険」公開。
新作「銀嶺の要塞」公開。
「聖十字暗黒伝」。完全リニューアル版公開。
よろしくお願いいたします。

 

当サイトのシナリオは、以下でDL出来ます。

WWW追加シナリオ
http://wikiwiki.jp/scenario/?FrontPage

 
 

情報

いつもプレイして頂き、真に有難うございます。

 

新作、「小さな冒険」「死のサクリファ」完成しました。

 

新作、「銀嶺の要塞」完成しました。

 

雑談板

各シナリオに関係のない話題や新作の進行状況を書き込みます。

 

  • 新作「死のサクリファ」にかかってますが、今日は全体を見直すかも。 -- banriok? 2013-09-05 (木) 10:03:55
  • 新作、「死のサクリファ」完成しました。 -- banriok? 2013-09-15 (日) 22:40:25
  • 仕事の都合もあり、次はいつ作れるかどうかわからないのだけれども、久しぶりにオムニバス物を作りたいし、宝物が移動する話なんかも作りたい。でも数年前に比べると、プレイヤーの数が激減してしまったのがとても寂しい。 -- banriok? 2013-09-20 (金) 14:54:24
 

小さな冒険/死のサクリファ

 

小さな冒険
とある村に住む子供は、ガキ大将とケンカした後、禁じられた森にそびえ立つお化けの塔に行くことになる。小さな冒険が今始まった。

 

Level1からのミニシナリオ。手ぶらで始めて下さい。

 

本編は実に短く、実はクリア後のおまけがメイン。一人がクリアするとあとはシナリオ事典がつきますので、その後の主人公はおまけイベントのみを楽しめます。メインフィールドは敵のLevelが調整でき、がらくたアイテム取得、大車輪退治、がらくたアイテムフィールドやメインフィールドは育成シナリオにもなっているという実に日和ったシナリオです。

 

死のサクリファ
氷の街道でマリアという女性を助けた旅人は、彼女の口から夫が行方不明になったと聞く。
その男ホジャキンと面識があった旅人は、捜索のため、謎の地サクリファに赴く。

 

前作、「小さな冒険」の登場人物が漏らした台詞から生まれたシナリオです。姉妹編ですね。
従ってメインのマップの一部は前作を流用しています。
「小さな冒険」をクリアしますと、大体レベル6くらいまで成長しますから、そのあとこちらに流れていただければ幸いです。
クリア後はシナリオ事典で管理されますから、本作をプレイしていない旅人も殆どのフィールドに行けますし、最初からプレイすることも可能です。
おまけイベントでは、敵の強さを1から25まで変化させるアイテムが入りますから、レベルアップや賞金首狩りに利用して下さい。
また、車輪退治のフィールドもそのまま残っています。ただしがらくたアイテムのフィールドはオミットになりました。

 

掲示板

  • 「小さな冒険」というタイトルは、「戦いの草原」を作る前に浮かんだもの。「戦いの草原」は、当初、初心者の旅人がひとりぼっちの子供と一緒に冒険をして、お互い成長するというアイディアだったのだが、何せこの時期の旅人は成長が早い。なのでろくな話も作れないな、と思ったので断念したという経過があった。
    そこでいっそのことメインのイベントは一つだけにして、あとはおまけイベントを充実させたら何とか成立するだろう、と思い立ち急遽制作した。その時、そういえば大車輪が出てくるシナリオなかったなあ、ということでイベントを設置し、ついでにがらくたアイテムと育成用のイベントも用意。ここまで日和った設定を作っちゃったら、いっそのこと手ぶらで始められるシナリオにしちゃえ、とともかく色んな旅人に相性のあるアイテムをずらっと並べた代物になった。そんなわけで思い入れも何にもないシナリオなんだけれども、おまけイベントに登場する人物が発した言葉がヒントになり、「死のサクリファ」を制作することになった。
    なお、その登場人物・ホジャキンというのは、悪名高い和製SF映画「さよならジュピター」に出てくる。宇宙の異変を調査に行って、そのまま遭難しちゃうキャラクター名です。 -- banriok? 2013-09-16 (月) 11:33:16
  • 「死のサクリファ」 タイトルからかなりネタバレな設定なのだけれども、元々は試しに付けた仮タイトルだった。「小さな冒険」のマップを使って、魔物の設定もそのままでテストプレイをしていたら、今まで僕のシナリオに出たことのない魔物が現れてしまったので、仮が本タイトルになってしまった。
    今回はいつものシナリオ作成と手順が違い、まずマップがあって全体の設定が決まっていた。何しろホジャキンの台詞から逸脱した物は作れないので。するとかなり発想が縛られてしまうんですね。これは困った。どうしようか、と悩んでいたら行方不明になった夫を探す妻、というベタな設定が浮かんだので何とかなったという感じ。そもそも育成シナリオ的なマップの流用だから、メインのイベントもそれに沿った物でなければいけないし、いつもより苦しんで作った感じ。
    そもそも「銀嶺の要塞」で、ない頭を使い切ってしまったんで、ストーリーはともかく、イベントの仕掛けが仲々浮かばない。なので今年は本作が最後のシナリオになると思う。
    • banriok? 2013-09-16 (月) 11:56:13
  • 「小さな冒険」って、上記の理由があったわけではないんだけれども、「戦いの草原」の前日談になっています。「戦いの草原」がレベル6から推奨なので、スムースにクリアできれば旅人がそのレベルくらいになるよう合わせています。
    「死のサクリファ」は、「小さな冒険」の後日談的なのだけれども、そもそも「小さな冒険」の話は幻想談なので厳密に前日談でもなかったりします。だから台詞の一部やマップが一寸違うわけです。 -- banriok? 2013-09-16 (月) 12:50:50
 

銀嶺の要塞

 

ワイナーズ山に隕石が落ちて以来、魔物の活動が又活性化した。しかも彼等は山を要塞化し、何かを建設中だという。軍から機密指令を受けた旅人達は、要塞に進入しようと試みるのだが……。

 

「銀嶺の覇王」の続編というか姉妹編。前作とは違い、ワイナーズ山を挟んだ向こう側が舞台となります。「銀嶺の覇王」をプレイしていなくとも存分に楽しめますが、お時間が許せば、そちらの方もプレイして下さい。

banriok単独作品としては「アドネリア幻夢城」から2年ぶりの11本目。ここまで新作を発表できなかったのは、忙しかったということもありますが、シナリオ作成用のソフトがOS10.7に対応していなかったからです。丁度前作を作った直後、Macが壊れてしまって買い換えたんですな。間もなくOS10.7対応版が出るそうですが、一寸長すぎましたね、ブランクが。

 

掲示板

  • 前作「アドネリア幻夢城」に出てくる城塞都市の城の図書室に、このシナリオのアイディアが出てくる。本来は「銀嶺の覇王」に出てきた魔王が復活する話だったらしい。らしい、というのはエディターでシナリオを開いて確認するまでそんなことすっかり忘れていたから。
    前作の舞台ワイナーズさんに建設された要塞を、山の両方向から責める話を考えていたのだけど、それだと絶対マップが足りなくなりそうだったので断念。現状に落ちついた。
    一昔前は、戦争映画といえば最高のスペクタクル映画だった。その中でも好きだったのが“要塞もの”というジャンル。その筆頭はやはり「ナバロンの要塞」。以下有名どころでは「荒鷲の要塞」「テレマークの要塞」なんてのもあるけど、実はこれ、要塞ものじゃないんですな。逆に要塞とタイトルで売ってなくてもしっかり要塞ものなのが「トブルク戦線」「クロスボー作戦」。我が国にも勿論要塞ものはあり、「ナバロンの要塞」をまんまパクってしょぼく、泥臭くしたのが新東宝の「姑娘と五人の突撃兵」、ま、これは殆ど知られていないけれども、有名なのは「青島要塞爆撃命令」「二百三高地」、要塞者を侵略SFと合体させた「地球防衛軍」なんてのがある。
    ま、要するに今回は、要塞もののジャンルをWWWでやってみたかっただけなんですな、なんのことない。-- banriok? 2013-08-11 (日) 14:40:53
 

アドネリア幻夢城

 

堀に囲まれた城塞都市クレートウの南に、アドネリア幻夢城という魔物の巣窟がある。旅人はマリーという自称旅人を助けたことから、新たな冒険に巻き込まれていく。 

banriok単独作品としては10本目。出来上がってみれば最長のシナリオになりました。細かくセーブできますので、じっくりとお楽しみ下さい。 

 

掲示板

  • ホイットニー・ヒューストンが死んだ。このシナリオに出てくるホイットニーって町は、彼女から取ったんだよな。 -- banriok? 2012-02-12 (日) 12:41:44
  • 三平が湿気って使えないんだけど、どうすりゃいいの?? -- Tok? 2013-01-06 (日) 22:36:54
  • Tokさん>慎重に火に当てて乾かして下さい。 -- banriok? 2013-06-19 (水) 11:48:08
 

赤い谷

ナオール社の社長から依頼を受けた旅人は、またまた新たな陰謀に巻き込まれる。
赤い谷と呼ばれる大西部を舞台に展開する大冒険談! 

 

「滅びゆくドフラン」のムードとは違うタッチの、ユーモアもあるムードのシナリオを目指しました。
気分としては西部劇のパロディです。
とはいえ元ネタを知らない方でも楽しめるような仕上がりにしたつもりです。
プレイ条件はありませんが、砂漠をかなり移動することになるので、プレイの際はあらかじめそれなりの装備をしておくか、シナリオ内で手に入るアイテムをご利用下さい。
クリア後、経歴がひとつ入っておまけイベントをプレイできます。

 

また、内容的に主人公は「天空の魔城」や「亜麻色のジェミー」などの事件を経験したことになっています。
もっともシリーズ物の小説によくある、過去の事件がちょっと触れられるといった程度のことですから気にならないと思いますが、どうしても気になるという方は過去にさかのぼってシナリオをプレイしていただければ幸いです。

 

掲示板

  • 『滅びゆくドフラン』が結構重いテーマを引きずっていたので、次は思い切り楽しんで作ろうと考えた。WWWで西部劇のパロディを、というのは前から考えていたことで、タイトルもすでに『赤い谷』に決めてあった。タイトルの元ネタは勿論、ハワード・ホークスの名作『赤い河』と、ラウォール・ウオルシュの『死の谷』。
     
    やりたかったことは幌馬車での移動、インディアン(ネイティブアメリカンとはあえて書かない)の襲撃、バッファロースタンピートだったが、結局幌馬車は最初に出て来るだけ、バッファロースタンピートは、ミニシナリオの『リトルランド』でやってしまったので、残ったのはインディアンの襲撃だけになった。気分は騎兵隊の砦を十重二十重と取り囲んで、だったけど志余って力足りずでありました。
     
    本当はもっとウエスタンな気分で作りたかったのだけれども、音楽にそれらしいのが皆無だったし、途中のナオール社を舞台にしたミステリ、みたいなアイディアが浮かんできたのでどうも中途半端になった。でも西部劇風のミステリというと岡本喜八の痛快アクション『独立愚連隊』という先例があるんで、まあやっちゃえと。というわけで登場人物の名前は、往年の喜八一家の方々の名前を頂いております。
    砦の中丸隊長の「部羅棒砦守備隊、通称、独立9○(きゅうまる)守備隊は、言ってはなんだが各隊のクズばかり集めて作られている」なんてのは、まんま『独立愚連隊』の中丸忠雄の台詞です。
    他にも『続・荒野の用心棒』や『リオ・ブラボー』からの頂きもあり。
     
    今にして思えば、鉄火肌の姉御(実は心優しい)みたいなキャラクターが必要だったのだけれども、牝鐘怒髪子に食われてしまったか? この子も作ったはいいがどういうキャラクターなのかさっぱり判らなかったが、途中で「私」という台詞を「ワタクシ」に変えた途端動き出した。こうなればあとは勝手に暴れてくれる。というわけで、いつになるか判らない次回作は、怒吃子との珍道中シリーズに決定。タイトルは今のところ『奇面城の冒険』なんだけど、またぞろタイトルに“城”じゃ工夫がなさすぎますな。-- banriok? 2011-05-18 (水) 18:51:31
  • このシナリオは、本当に映画的な進行を狙ったんでWWWでは多分初めてだと思うんですが -- banriok? 2011-06-07 (火) 21:28:49
  • 先日、バグチェックのために久しぶりにプレイしてみたが、このシナリオは本当に怒吃子に救われている。 -- banriok? 2011-06-09 (木) 01:00:21
 

滅びゆくドフラン

かつて黄金時代と呼ばれた古に栄えた国家ドフラン。
今、そこで世界を揺るがす異変が起きている。
旅人は今、ひとつの思いを胸に伝説のドフランに向かった!

 

「MKW工房」「亜麻色のジェミー」に続くシリーズ第3弾です。
シナリオは全長版、簡易版があり、前者をプレイする場合、「亜麻色のジェミー」での経歴、“いざ、ドフランへ!”が必要です。
簡易版のプレイ時間は、全長版の半分位。
こちらはストーリー展開、テーマとも全長版とは別物とお考え下さい。
なお、全長版をプレイした場合、経歴が一つ付きます。

 

掲示板

  • 多分、『天空の魔城』を作成中に思いついたアイディアだと思う。“ドフラン”というのは、東北の一地方の方言で“落とし穴”のことを“どふら”というから。ドフッと落ちるからだと思う。つまり当初のアイディアは、マップを歩いているといきなり落とし穴に落ちて、その地下をクリアして地上に這い上がったら又落ちる、というもの。でも具体的にそれ以上発展させるアイディアが出なかったので、そこまでで終わっていたのだと思う。
     
    しかし『聖十字暗黒伝』を制作中、緑化と砂漠化、二つの出来事が発生するというアイディアが浮かんだので、何とか使えるかも、と思い始めた。しかしこの時もまさかシリーズ物の完結編になるとは思ってもいなかった。
    結局、『亜麻色のジェミー』が“失われた時代”の2本目となってしまったので、ラストは“ドフラン”につなげればいいのでは、と思いついた。
    というわけで、『亜麻色のジェミー』と『滅びゆくドフラン』は完全な続編(というか前後篇のようなもの)となるわけだが、前作をプレイしたことのないプレイヤー用に、簡易版というか独立した別バージョンを同時作成することにした。
     
    面白いことにというか恐ろしいことにというか、本作を制作している途中まで、ジェミーの立場というのは確定していなかった。作りながら「どうしようか?」と考えつつ今の形になった。
     
    これは『亜麻色のジェミー』が前振りの物語だったので、余計なストーリーは付けずにそのフィールドでドンドン突き進めばよいだけだったので、面白くなるかどうか不安だったが、出来上がりは結構気に入っている。余計な要素がなかったせいかもしれない。
     
    ちなみにタイトルは、昔のディズニー映画のドキュメント『滅びゆく大草原』からのインスパイヤ。移動幕屋を意味するタバナクルは、『未来惑星ザルドス』に出て来るコンピューターの名前。機械が台詞をはくたびに、電飾みたいのがカタカタというのは60年代あたりのSF映画まんまですな。-- banriok? 2011-05-18 (水) 18:34:40
  • 『ドフラン』を久しぶりにプレイしたら、本体バー本アップに伴うバグがあったので修正。しかしこういう話だったんだ。すっかり忘れていた。やたらジェミーに思い入れがあるみたいだけれども、あの頃僕に何かあったのかなあ? それもすっかり忘れている。しかしこれ、いい話ですね。我ながらそう思います。 -- banriok? 2011-05-22 (日) 01:31:31
  • どうでもいいけどこの長尺版のシナリオ、一旦クリアしたあともう一度行くと、続きがあるってことを知らないプレイヤーも多いかも。でもどうしたらいいのか思いつかないのです。 -- banriok? 2013-09-16 (月) 13:08:07
 

亜麻色のジェミー

装飾品をオーダーメイドできる店のあるドウナンの町へ向かう船上、
旅人は、ジェミーという女性と知り合う。
それが新たな試練、そして大事件の始まりだった。

 

ランク3と5の装飾品を120種類+α作れるイベントが用意されています。
Level12以上推奨で、プレイ時間は2時間程度かと思います。
クリア後、経歴が一つ追加されますのでご了承下さい。
なお、今回のメインマップは、IIIOさん制作の「白玉大学」「湯けむり道中記」を使用させていただきました。
IIIOさん、有難うございました。

 

掲示板

  • あるシナリオ作者の方から、「装飾品を作れるシナリオも作って欲しい」との要望があったので急遽制作したもの。最初のタイトルは『野良猫六区』。タイトルは日活アクション後期を飾ったシリーズ『野良猫ロック』からのもろパクリだが、タイトルありきのシナリオではない。当初は、富裕層の貧民層、二つの町があって後者は港のカスバに住んでいる(この辺りは『黄線地帯』ですが……)。なぜかその町には野良猫が多く住み着いているが、実は地下にエネルギー源があって、猫たちはそれに引き寄せられていた、という構想だった。制作される装飾品にWCRという名称が着いているのはその名残。『MKW工房』もそうだったが、この二つはまず武具、防具、装飾品を作ってからお話を作り始めたので、タイトルを現行にしたのちにアイテムの名称を変えるのは大変手間が掛かってしまうので、そのままにした。
     
    結局、カスバのアイディアを廃棄したのは細々したマップを沢山書かなくては成立しないことがわかったのと、やはり装飾品の方でかなりのイベントを使ってしまうので思ったことが出来るかどうか自信がなかったから。いずれ『MKW工房』でふれた“古の時代”というシリーズにしようと思ったのでやむなく普通の探検物になってしまった。
     
    ただそれを決めた時にやはり何か一つ足りない。そこでファムファタール的な女性を登場させることにした。なって偉そうなことを書いているが、女性の名称が実に適当に決めた。確かその頃「亜麻色の乙女」という曲がリバイバルヒットしていたし、フォスターの「金髪のジェニー」とも結びついたので『亜麻色のジェニー』にしようかと思ったら、テレビCMでクリスタル・ジェミーが流れたので、ジェニーではなくジェミーになっちゃった。…… -- banriok? 2011-05-06 (金) 07:38:48
  • 【タイトル意味追記】『野良猫六区』の六区には、かつて日本の行楽のメッカ、浅草六区の意味も含まれています。 -- banriok? 2011-05-07 (土) 15:02:29
 

MKW工房

とある草原にある「MKW工房」。ここはオーダーメイドで武器、防具が作れるというので評判の工房だった。
しかし今、ちょっとしたトラブルに見舞われ、店は開店休業中。
訪れた旅人は、工房の危機に一肌脱ぐことになった。

 

ランク3と6の武器と防具、合わせて166種類作れるシナリオです。
おまけイベントも用意しておりますので、軽い気持ちでプレイしていただければ幸いです。

 

作れる武器と武具を全面的に変更しました。一部の防具をのぞき皆何らかの旅人に対応しています。
また、シナリオ事典で管理に仕様を変更いたしました。
名人を見つけた、の経歴を持っている旅人がいる場合、このシナリオを訪れるとシナリオ事典が追加されますので、
以下は経歴を持っていない旅人も自由に武具と防具を作れます。
また、全てのアイテムが強化1が入っていますので、前のアイテムよりもパワーアップしています。
ファイルには武器、防具対応表(pdf)が梱包されています。
なお、古いバージョンは下に置いています。

 

なお、今回のマップは、みつろそういちさんの「幻都レガシア」「三季ヶ原」、相楽浪漫さんの「クエスティア」を利用させていただきました。有難うございました。

 
 

掲示板

  • このシナリオで、おなじみのWitem“ほCのP”が登場。元々出すつもりのなかったアイテムだが、おまけイベントいうか、結果的に“ドフランシリーズ”の導入部となったイベントに達するのに、あるマイナスCPが必要だったのだが、キャラクターによってはそれが入らない者があるのがわかり、ヘルプ用に作ったモノ。作ってみると色々便利で、なにしろ僕のシナリオは長いのが大部分で、HPを補給したりとかなるべく少なくしてやりたいものだから、そのご何本かで使っている。“ドフランシリーズ”以外に出て来るのはあったかな? 忘れてしまった。
    ネーミングは勿論、当時人気絶頂だったグラビアアイドルの決まり文句からのいただきだが、こういう時事ネタはずれてしまうと後がない。 -- banriok? 2011-05-21 (土) 13:32:53
  • アバンとタイトルを追加した。これでシリーズの導入部としての体裁が整った。
    本体がバージョン3になってから、使用するキャラクターとの相性ある武器などの仕様が変更になった。何でも武器、防具、装飾品でハートマークが付いたのをすべて揃うと特殊能力が発揮できるらしい。僕は別に試していないんで(その時間がない)詳しいことは判らない。そんなことになったのである程度オーダーメイド的な武器と防具が作れるこのシナリオの本来の意義は、もはや失われたかも知れない。しかし最新作『アドネリア幻夢城』につながる“ドフランシリーズ”の導入部としては重要で、もし興味を持たれたプレイヤーの方は、是非訪れて欲しいシナリオである。 -- banriok? 2011-05-25 (水) 09:36:32
  • 「MKS工房」の武器、防具を全面的に直した。これを作った頃のエディターのバージョンは確か2で、男女分岐はおろか武器、防具、装飾の相性もエディター上では判らなかった。したがってある程度プレイヤーの好みでそれらが作れるこのシナリオの意義があったと思うのだけれども、数年前から状況は一変した。それらに付加価値が付いてしまったからだ。となるとこのシナリオの意義はもう無くなった。
    だから早い段階で何か手を打つべきだったのだけれども、新作を作っていたり、それが終わったらコンピューターが壊れて買い換えたら今度はエディターがOSに対応していなかったり、結局(正直WWWの黄昏時に)この段階での発表となってしまった。反省である。 -- banriok? 2013-08-22 (木) 09:20:15
 

戦いの草原

かつて“戦いの草原”と呼ばれた土地に建てられた遊園地に、ある平凡な親子が遊びにやってきた。
旅人も魔物も遠い過去になったこの世界、しかし奇妙な出来事が次々と起きていく。

 

「三つの物語」同様、WWWの本筋からは離れたシナリオです。主人公は市民となって冒険を始めることになります。
物語は、あるアイテムを手に入れてから進行しますが、マウスでプレイされている場合、それが見つかりにくい場合もありますのでご注意下さい(このアイテムのみです)。
また、バトルフィールドでは、一定Levelの主人公に永続のマイナスCPでLevel調整が入ります。ご注意下さい。
また、ヒントが少なめですので、わからないことがありましたら掲示版の方に忌憚なく書き込んでいただければ幸いです。

 

掲示板

  • 最初の発想は『小さな冒険』というタイトルで、レベル1からのキャラクターを育成しようと思ったことです。駆け出しの旅人が気の弱い村の少年と出会って、一緒に旅をすることでお互いに成長していき、“旅人”の心を共有するといった物語でした。でも結局、短いのを作る気がなくなってこのアイディアは破棄し、子供が主人公というところだけを活かしました。
     
    次ぎに現代の遊園地に魔物が甦って、両親が行方不明になる。それを子供が探し求めるという発想が生まれました。怪獣ショーでボロボロになり、捨てられた着グルミに魔物が取り憑く、という話にしようと。でも結局、理由は覚えていませんが、このアイディアも破棄し、遊園地という場所だけを活かしました。当初は両親と子供、3人で物語を展開したいと思っていましたが、プログラム上、結構しんどくなりそうだったのでお母さんは事故で死んでしまったことにしちゃいました。でも結果的にこれがよかったと思っています。
    当初のタイトルは、遊園地ものなので『ピーナッツヶ丘怪獣ショー』だったかな? いまは閉園してしまいましたが、川崎に向ヶ丘遊園というのがあり、そこでウルトラマンショーをやっていたので。それと二子多摩川園というのもありました。フタゴとえばザ・ピーナッツなので(若い人には判らないネタ)。冒頭、主人公達が長い階段を上っていくのは、向ヶ丘遊園のイメージです。
     
    本作はヒントが少なく、難解との声があり、それほどプレイヤーの方には人気があるものではないと思うのですが、物語のテーマとしては気に入っているシナリオです。
     
    なお、本作からエディターのバージョン3で制作。男女プレイヤーの分岐が可能になりました。反面、シナリオ作成の手間が倍近くになりましたが、僕は主人公に積極的に台詞を話させたい方なんで、その面での悩みは消えました。新しい手法としては、主人公とNPCが途中で入れ替わることと(主人公が交代する)とマップのゲートくぐりをやってみたことでしょうか。
     
    それともう一つの思い出は、このシナリオでもアバンとタイトルを付けましたが(『聖十字暗黒伝』以後、アバンとタイトルがないのは『MKW工房』だけです)、テスト版で公開されているあるシナリオと似てしまいました。パクッたわけではないのですが、作者さんの方のご連絡したら「直さなくてもいい」と言うことでしたので、そのままにしました。この辺り、気を付けなければいけないところです。
    • banriok? 2011-05-02 (月) 10:54:59
 

聖十字暗黒伝

黒水晶の指輪の力でシルドニアに飛ばされてしまった旅人は、そこで闇の結社による世界征服の企てを知ることとなる。
消えてしまった黒水晶の指輪を捜すうち、旅人は国家的陰謀に巻き込まれていくのだった。

 

「銀嶺の覇王」「天空の魔城」と続いたシリーズの完結編です。今回の舞台は、前作でフリドニアと10年前に戦争状態だったシルドニア。
あの事件から1年後の設定で物語は始まります。
無論、前作、前前作をプレイしたことのない方でも楽しめる構成になっておりますが、一通りプレイしていただければ作品世界がつながりますので、楽しみは増すと思います(「三つの物語」も含め)。

 

プレイ条件は一部あり、主人公が男、女によって体験するイベントがかなり違うマルチストーリー仕様です。また、両方の主人公でプレイすることにより、シナリオの全体像が見えてくる構成です(片方主人公だけのプレイでも、ストーリーは完結します)。

 

また、本シナリオを滞りなくプレイするためには、各主人公の道具、item倉庫に一つ以上の空きが必要です。
推奨Levelは18以上、プレイ時間は5時間以上です。

 

経歴が一つ付きます。シナリオクリア後は、マップの一部が公開されますので、賞金首狩りなどにご利用下さい。

 

なお、本シナリオのitemの一部をIIIOさん、ナナピロさん、みっちいさんより提供いただきました。心よりお礼申し上げます。

 

掲示板

  • 不純な動機で制作されたシナリオ。一つは『三つの物語』を発表した直前か直後、開発者グループが新作を発表したこと。それが大作だったので自分のがとてもみすぼらしく見えてしまったので、これはまた長いのをすぐ作らなきゃ、ということ。もう一つは僕がとても大好きなシナリオ作者の方のある作品が、ある経歴がある場合、本編を最初からプレイできるというものだったので、こっちは逆にそれがない方を本編にしようと。その後、どんな話にしようかと考えていたら、経歴有りのキャラクターがプレイできないのは可哀想。そっちも出来るように、いっそのこと“あり、なし”両方のキャラクターでプレイすれば物語の全貌が見えるようにしてみようと思い立った。それだけだと何か足りなかったので、開発者グループも含め、シナリオ作者の方々がまだやっていないシステムを組み込もう、と発想が広がっていきました。
     
    『天空の魔城』の11年前の事件の話にしようとした理由は、『三つの物語』に登場したあるキャラクターの背景を活かしてみたいと思ったから。それとこの頃から僕の作るシナリオは、一つの物語であるというようなことを考え始めたかもしれません。
     
    確かこの頃、エディターのバージョン3には“男女のキャラクターで分岐できる”というシステムが実装されるという話が聞こえてきたと思うんですが、本作は長大になることが判っていたので、途中からバージョンを変更して男女キャラクターで分岐、なんてことをやり直しているとバグが出まくる(それでなくても僕のはバグが多い)のが明らかでしたので、新バージョンの発表前に急いで作りました。しかし今にしてみれば、もう少し待ってもよかったかもしれません。
     
    今回新しいことといえば、アバンを入れてシナリオタイトルを入れたこと。ちょっと映画的にしてみたわけです。それとストーリー展開に今までにないシステムを導入したことですが、WWWのバージョン3からは、アイテム複製というあまり有り難くない機能が実装されてしまったので、今作プレイには不利になりました。つまり作者の意図と違う進行をされてしまうのではないかという危惧です。しかしお上のやることには逆らえません。-- banriok? 2011-05-02 (月) 08:37:38
  • 不純な動機で制作された本シナリオだけれども、これはこの時点での集大成的な意味合いのシナリオにしたいと思っていた。冒頭、主人公が旅人をやめて鉱山経営しているなんて、その狙いから来ている。 -- banriok? 2011-06-02 (木) 11:17:59
 

三つの物語

砂漠のオアシスにやってきた旅人は、風に乗ってきた不思議な音に導かれ、一人の老人が住む小屋にたどり着いた。
すると老人は、おもむろに話を始める。旅人はその話の主人公となって、その奇妙な世界を体験することになる。

 

オムニバス風、マルチエンディング風のシナリオです。
作品世界の雰囲気、ストーリーを楽しんでいただくことを主眼としたため、仕掛けの難易度はさほど高く設定しておりません。気軽にお楽しみ下さい。
エンディングに関しては、ボス戦敗退を含め11パターンほど用意しております。作者が意図したものは1種類だけですが、これも難易度は低いのですんなりとたどり着くと思います(2つの例外を除き、ボス戦で敗退、エンディングナレーションが出ても、最後に手に入れた出来事は剥奪されません)。
また、三つ目のエピソードまで宿屋、店はありません。老人の小屋に回復アイテムを用意しておりますので,
準備万端の上、旅だって下さい。よろしくお願いいたします。

 

なお、劇中のマップの重要部分は、みつろ そういちさん制作の「幻都レガシア」「ゴルエンド」から拝借いたしました。謹んでお礼申し上げます。

 

掲示板

  • 『天空の魔城』を制作中、主人公を画像変更し別のキャラクターに変えてオムニバスを作ったら面白いんじゃないかと思ったので、前作に登場する人物に予告編的な台詞を言わせてみました。本作からエディターのバージョンは2になり、画像変更のバグがフィックスされたので早速作ってみたわけです。急いで作りたかったので、マップのかなりの部分、三品さんのシナリオから拝借しました。無論、かなり手は加えてあります。
     
    オムニバスということで、海外の短編小説的な味わいが出ればな、と思い、それぞれのエピソードのメインテーマを固定しました。ライトモチーフというんでしょうか? 古老が語る物語というのは、かつてイギリスに存在した映画制作プロダクション・アミカスが製作した『テラー博士の恐怖』や『残酷の沼』というオムニバスホラーをイメージしました。
     
    このシナリオで助かったのは、主人公が他の人物になることでプレイするキャラクターが男であっても女であっても違和感のないものが書けるということでした。
     
    タイトルにフェイクがあるのは、オーソン・ウエルズの遺作で『フェイク』という映画があり、その中で彼が発したある台詞から発想したからです。推理小説の書き方の基本中の基本を、映画の台詞でやってしまうウエルズの才気には脱帽です。-- banriok? 2011-05-01 (日) 23:10:11
  • このタイトルは、サリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』からとってます。勿論、内容は全く関係有りません。 -- banriok? 2011-06-02 (木) 11:22:37
 

天空の魔城

ゴルエンドの自宅に久しぶりに帰った主人公に、仕事の依頼が舞い込んでいた。この世界のほぼ中心にある小国・フリバニアで発生した黒い陰謀の正体とは何か?

 

「銀嶺の覇王」の姉妹編です。前作とは対照的に、今回は町をメイン舞台に展開します。主人公は、町の人たちの言葉をヒントに、陰謀の実相に迫っていきます。劇中の台詞でも説明がありますが、一旦HOMEに戻った後は、基本的にある人物に話しかけてから、ゲームを開始して下さい。もしお忘れになった場合、シナリオが正常に進行しないケースがありますのでご注意下さい。また、「銀嶺の覇王」はプレイ条件ではありませんが、前作より引き続きの登場人物もおりますので、一度お試しになっていただいた方が、より本作を楽しめると思います。
プレイ時間は2時間くらい、お時間がある時に、ゆっくりとどうぞ。
なお当シナリオは、条件付きプレイです。もし選択したキャラクターがそれを有していない場合、インフォメーションイベントに主人公が飛ばされます。その言葉をヒントに、条件を手に入れて下さい。よろしくお願いいたします。

 

掲示板

  • 前作では名前だけの登場だったスポールディング。今回は大統領として登場。名前の元はマルクス兄弟の映画で、グルーチョが演じた役を合わせたモノだけれども、キャラクターは植木等と青島幸男を足して二で割ってます。 -- banriok? 2011-05-31 (火) 16:34:11
  • 『銀嶺の覇王』よりは手間がかからないだろうと思って、リニューアルに取りかかっているがこれがとんでもない。未だバグ王の僕が見ても、これはバグが出るだろう、という恐ろしいプログラム。結局、殆ど直す羽目に。 -- banriok? 2011-06-06 (月) 10:21:50
  • リニューアル版をアップして、とりあえずWWWのシナリオでは一区切り着いた感じ。また様子を見て新作を作るかも知れません。 -- banriok? 2011-06-06 (月) 22:17:29
 

銀嶺の覇王

ソード村の刀鍛冶の娘がワイナーズ山の魔王にさらわれた。刀鍛冶は、村を荒らす魔物を退治するための剣を作っていたという。
はたして旅人は、魔王を倒し娘を助け出すことができるのか?!

旧版『銀嶺の覇王』、タイトルをシナリオ制作当初の『魔の山ワイナーズ』に戻して、以下でDL出来ます。
タイトルを変えたので、出現する魔物は変わります。
尚、こちらのバグ修正は基本的にしないつもりです。

 
 

掲示板

  • 『銀嶺の覇王』完全リニューアル版を公開。なんてぬか喜びで、早速バグの報告が。あそこは見逃してました。他にバグがないことを祈るだけです。 -- banriok? 2011-05-28 (土) 10:32:57
  • ネタバレになるので一部の文字をネガティブにするけれども、今回早乙女左近は出ません。元々彼は、主人公のライバルとして色んなシナリオに登場させようと考えていたのだけれども、(若い人にはわからんだろうが)オリジナルの『快傑ライオン丸』に登場するタイガージョーみたいな存在で。でも色々あって登場する機会がなく、ようやく『亜麻色のジェミー』で再登場した。このときは悪役然としていたが、続編となるともう悪役じゃない。だからある意味タイガージョー的かもしれないけれども。驚いたのは最初は早乙女左近じゃなくて、五月雨左近という名前だったんですね。何かの映画かテレビか忘れたけれども、東雲なんとかって色悪めいたキャラクターを見たことがあり、その影響かな? 早乙女左近となると旗本退屈男と東映版の『赤穂浪士』の右近、左近からかな?
    もう一人はルシャ。この子に関しては、本シナリオを発表当時(更新略歴を見ると2008年の12月だ。そんなに古かったんだ)は、まだ開発者チーム以外のシナリオも少なく、WWWの基本世界との接点という意味で出演させた意味合いもあったのだけれども、次作の『天空の魔城』辺りから、いわゆるWWW的世界と僕のシナリオとの世界観のズレが顕れだし、今では主人公達が活躍する時代も違うし世界観もかなり違う。だからあのキャラクターは今回オミットさせて頂いた。-- banriok? 2011-05-28 (土) 10:34:01
  • 旧版『銀嶺の覇王』アップしました。タイトルはシナリオ制作当初の『魔の山ワイナーズ』に変えたので、出現する魔物は変わります。 -- banriok? 2011-05-29 (日) 11:48:34