マウス麻雀部

Last-modified: 2009-04-08 (水) 18:55:15

顧問 杉村変態蔵
 完全素人から脱出しよう
 大学生レベル(友達と雀荘行って恥ずかしくないレベル)までレベルアップを目標に
 点数計算はめんどくさいから覚えなくていいよ(僕もできません)
 

その1 まず役を覚えよう

 覚える役(これだけでいいです)

役の名前作り方ポンチー
タンヤオ1、9、字牌以外の数牌のみで構成された手。形は自由。ルールによる
チャンタタンヤオと逆で1・9・字牌絡みで構成された手。○(攻撃力ダウン)
ピンフ役牌以外の字牌or数牌を2枚、数字連番で3セット、残り1セットを両面待ち。×
トイトイ全部同じ牌で4セット。
チートイ2枚セットを7個。牌構成的に無理
ホンイツ・チンイツ全部同じ色+字牌。字牌を抜いて全部同じ色だとチンイツ。○(攻撃力ダウン)
役牌・風牌白、発、中、自分の方角、場の風は3つで1役。重複あり。
大三元白、発、中を3枚ずつそろえる。
国士無双東南西北白発中19①⑨一九+どれかもう1枚。×

 基本的には、鳴かずに☆の役を目指す。
 ただし最初に13枚配られた時点でほかの役が明確に見えている場合は、そっちを目指す。
 
 まあ要するに迷ったらまず字牌を捨て、その後端っこのほう(1、9)で孤立している牌を捨てていく。
 そうすると自然に数字の中よりの牌ばかり集まり、タンヤオ・ピンフが見えてくるはずである。

その2 麻雀というゲーム

麻雀は数牌が1~9×4枚ずつ×3種類、字牌が7種類×4枚ずつの
合計136枚の牌を使って遊ぶゲームです。 
皆が順番に1枚ずつドローしていくのですが、残り14枚はドローしていけない牌なので
一人が1局に使える牌はだいたい30枚(配牌13枚+ドロー17枚くらい)です。
 
麻雀はこの30枚から14枚を選んで組み合わせ、かっこいい形(役)を作るゲームです。
役を覚えたての素人と結構やり込んでるセミプロみたいな奴の2人がそれぞれ
「この30枚から14枚を選んでください」と言われたとして、
選んで完成した形はだいたい同じような感じになるのではないかと思います。
なぜかと言うと、自分が拾える牌は決まっているので
腕の差で完成形が変わるということは考えにくいのです。
 
では、麻雀における腕の差とは何なのでしょうか?
それは「捨て牌」です。
 
その1の最後で説明したように、基本となる捨て方(字牌→19)をしていると
最後に自分の手の中に残るのは真ん中の数牌であり、
その時重複するなどして捨てたい牌も真ん中の数牌であり、
テンパイして待っている牌も真ん中の数牌なのです。
 
では、どうすればいいのか?
それは相手の捨て牌を見て、相手がどういう牌を集めているのか何となく推測し、
後々自分の中で不要になりそうな牌を先に処理し、
相手より早くあがれそうなら危ない勝負もし、
相手のほうが早くあがりそうなら時には手を崩して撤退する。
 
そういった判断ができるようになれば中級者です。
危ない牌を止めて相手のアガリを防ぐことの楽しみを覚えましょう。
 
 

その3 安全確認  

麻雀で誰かに振り込むと、自力であがられた時の4倍の点数を失います。
1000点や2000点ならまだしも、8000点などを振り込んでしまうと
挽回不可能と言っていいほどのダメージです。
 
では、振り込まないためには
自分の手の中にあるどれを切ればいいのか?
これについて解説していきます。
 
麻雀のルールとして、自分のアガリ牌を過去に自分が捨ててしまっていた時、
それを誰かが新たに捨ててもあがることができないというのがあります。
この状態を「フリテン」といいます。
リーチしようが役満だろうが、フリテン状態の時はあがることができません。
 
これを逆に考えてみると、
相手がリーチしてようが何だろうが
相手が捨てている牌を切れば絶対に振り込むことはありません。
これを「現物(げんぶつ)」といいます。
 
また、リーチの場合は、
リーチ宣言してからおのおのが捨てた牌全てに対してフリテンが適用されます。
つまり、リーチ後に捨てられた牌はリーチ者に対してすべて安全牌です。
リーチしていないが、テンパイしている場合については、
1巡ごとにフリテンがリセットされます。
(ネズミ麻雀にのってます)
 

その3-2 スジ基本編  

自分の手の中で「アタマ(2枚組)」、「3メンツ(3枚組×3つ)」が確定しています。 
残りの手持ち牌が、「3・5・6」だった場合、何を切りますか?
ほとんどの場合、3を切るでしょう。
5・6と持っていれば4が来ても7が来てもアガリ(両面待ちといいます)ですが、
6を切ると手持ちが3・5となり、4でないとあがれないのです。
両面待ちはもっとも多い待ちであり、定石なので、
相手のリーチについては両面待ちを第一に考えます。
 
フリテンのルールは、アガリ牌が複数ある場合には、
そのうちどれか1つでも捨てていると、残りの牌についても相手からあがることができません。
よって、リーチした人間が4を捨てている場合、4-7の両面待ちはあがることができないので、
7は比較的安全であると考えて捨てることができます。
これをスジといいます。
1-4-7の4、2-5-8の5、3-6-9の6が捨てられていた場合、
それぞれのスジについては比較的安全であると言えます。
 
ただし、1-4-7の7が捨てられているから、4が安全か?というと、これは違います。
7が捨てられていても、23と持っている場合、1-4待ちであがれるからです。

 
続きは明日以降