インストール不要のブラウザゲーム。
基本的には一般的なクリックゲーと同じだが、フィールド上で戦闘を行うのではなく、
モンスターをクリックすると戦闘画面に移る(シンボルエンカウント)という点で独自性がある。
基本的にはこのように見下ろし視点のMMOゲームである。
パーティを組むとリーダーのみ操作が可能となり、他のメンバーはそれに付いて行くのみというドラクエシステムである。
このパーティシステムもMMOとしては特殊だろう。
画面にはこのようにモンスターがうろついている。わかりにくいがオオカミに乗っている奇妙なオッサンが敵モンスターである。
こいつらをクリックすると戦闘画面に突入する。
戦闘画面はこんな感じである。システムはFFのアクティブタイムバトルに近く、一定時間ごとに行動ができるシステムである。
この際、いちいち動作と攻撃対象を選択するのが面倒な場合、自動戦闘というモードがある。
パーティーリーダーを他人に任せて自動戦闘にしておけば放置しても勝手にいろいろやってくれるゆとりゲーである。
パーティの上限は5人である。5人の戦闘ともなると敵も糞多くなる。出すぎてきもい。
ちなみにこのゲーム、お互いが承諾すれば対人戦もどこでも可能である。
しかし、勝っても多分特にメリットはない。
血気盛んなマウス民はすぐにパーティ同士の戦闘に陥るが、回復アイテムを必死に使って勝ったほうがむしろ負けた気持ちになる。
パーティが5人までなので、それに漏れた番長が5人にフルボッコにされるという事件も発生し、
この対人システムは悲しみの連鎖にしかならないということをマウス民は学んだ。
そこでマウス民は一般プレイヤーを標的とすることにした。
この後、熱い死闘の結果お互いに友情が芽生え、このプレイヤーとは一緒に冒険をした。
2のひと大絶賛のエロすぎるペットショップ店長。
こちらがペットにして欲しいくらいである。
ちなみに、ペットショップの存在で分かると思うが、このゲームはモンスターをペットとして戦闘に参加させることができる。
戦闘中にモンスターを捕獲するというポケモン的なシステムだが、わりかしよくできている。
猛獣キングコカンと2人の師匠と共に戦う俺たちに怖いものは何もないぜ!!!!
総評
糞ゲーのつもりで始めたがそんなに糞ゲーではなく、むしろありがちなクリックゲーよりもちゃんと作られているという印象を受けた。
戦闘システムも自分が動けるようになってからコマンドを選択するのではなく、ゲージが溜まるまでにコマンドを選択しておくことができる、
というシステムのお陰でスムーズだし、モンスターのグラフィックや動きも手抜きを感じない。
敵モンスターを捕獲して育成、使役するというシステムもシンプルながらキッチリ押さえられている。
やはりモンスターを捕まえてニックネームをつけて育てるというのは王道だが楽しい。
また、街の主要NPCのリストがいつでも見れるようになっており、
それをクリックするだけでそのNPCの場所まで自動で歩いてくれるというシステムも備わっている。
クエストも次に会わなければならない人物の所まで自動歩行することができるので軽くゆとりゲー入っているが、
どこへ行けばいいのかわからないというMMOにありがちなストレス問題からは解放されている。
とにかく、絶賛というほどではないがそこそこ考えて作られているゲームである。
その絶妙な普通っぷりのせいでやめ時を見失い、最終的にグダグダとなったのは糞ゲー探索部としては不覚である。
しかし対人戦時の笑いの瞬間風速は非常に高かったので許せるゲームではある。